徒歩6〜10分が前月比+16.2%の上昇、函館の土地604件は中央値725万円 | 北海道函館市 土地 中古相場分析【2026年10月版】— 604件集計

最終更新: | 604件・8サイトのデータに基づく

中央値725万円。北海道函館市で注文住宅用の土地を探すと、価格の山は500万〜1,000万円のゾーンに集中している——というのが、当サービスが8サイト(athome、センチュリー21、大和ハウス、HOME4U、LIFULL HOMES、ピタットハウス、不動産連合隊、SUUMO)から収集した604件(2026年9月2日〜10月2日)の集計結果だ。ただし最小15万円から最大1億5,258万円まで、同じ「函館市の土地」で約1,000倍の開きがある。この幅のどこに、延床100〜120㎡の家を建てられる土地があるのか。データから読み解いていく。

市場サマリー

集計件数
604件
中央値価格
725万円
㎡単価中央値
3.3万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
430〜1,138万円
期間内 新規掲載
24件

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今月の注目: 予算1,000万円以下, 面積200㎡以上, 駅徒歩15分以内
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

構造欄「木造」の1件が730万円→490万円に(参考値)

本集計で構造の記載がある土地はわずか1件で、その中央値が730万円から490万円へ(−32.9%)。土地カテゴリで構造欄が埋まるのは解体予定の古家付きなどに限られるため、これは相場の変化ではなく1件の掲載内容の入れ替わりと読むのが妥当だ。1件のみの参考値であり、判断材料にはしないでほしい。

「2020年以降」区分27件の中央値が755万円→700万円

当サービスの集計で築年帯「2020年以降(新省エネ基準)」に分類される27件は、中央値755万円から700万円へ(−7.3%)。件数は22件から27件へ増えている。面積中央値は210.36㎡で、注文住宅の用地としては扱いやすいサイズ帯だ。サンプルが少なめなので、安い区画が数件加わっただけでも動く数字として傾向レベルで見たい。

駅徒歩6〜10分が680万円→790万円(+16.2%の上昇)

本集計で108件ある徒歩6〜10分帯の中央値が、前月の680万円から790万円へ(+16.2%の上昇)。一方で徒歩1〜5分帯245件は680万円→671.5万円とほぼ動かず、徒歩帯の価格順序が逆転した。推測だが、面積の大きい区画(この帯の面積中央値は234.69㎡)が複数加わったことによる構成の変化が効いている可能性がある(確証なし)。

北海道函館市 土地の中古市場の輪郭(当サービス集計)

まず、604件の素性を押さえておきたい。当サービスが収集した内訳は、SUUMOが412件(全体の68.2%)と圧倒的で、以下athome 77件、不動産連合隊 50件、ピタットハウス 48件、LIFULL HOMES 9件、HOME4U 5件、センチュリー21 2件、大和ハウス 1件。同じ函館市の土地でも、サイトごとに顔つきがまるで違うのが面白い。

価格はどこに集中しているか

価格が取れた594件の中央値は725万円。安めの4分の1の線(第1四分位)が430万円、高めの4分の1の線(第3四分位)が1,138万円で、最安層(下位5%)は100万円、最上層(上位5%)は6,300万円。㎡単価中央値は3.3万円/㎡だ。500万円刻みの分布を見ると、500〜1,000万円が240件、0〜500万円が185件。この2帯だけで71.5%を占める。つまり、函館で土地から家を建てる人の現実的な予算レンジは、当サービスの集計上は「1,000万円まで」にきれいに収まっている。

一方で平均は1,468万円と、中央値の倍近い。最大は1億5,258万円。高値の裾を長く引いた分布で、この裾を作っているのが不動産連合隊の50件だ。同サイトの価格中央値は6,650万円、面積中央値は1,767.21㎡と、住宅用地というより事業用の大型地。逆にSUUMOは面積中央値214.58㎡・価格中央値650万円、ピタットハウスは246.97㎡・725万円、athomeは312.97㎡・950万円と、戸建て用地らしいサイズに集まる。平均値ではなく中央値で見るべき典型例と言える。

掲載の出入り

期間中の新規掲載は24件、掲載終了は39件。在庫は605件から604件とほぼ変わらない。週別では新規2〜8件と細く、「毎週たくさん出てくる」エリアではない。掲載から終了までの日数は中央値51日(16件のため傾向として)。気になる区画が出たら、2か月弱で姿を消す可能性があると見ておきたい。

価格帯の断層と区画条件(築年ではなく土地条件で読む)

北海道函館市の土地には、面積の境界で生じる価格の断層が確かにある——のだが、当サービスが収集した604件を眺めると、断層は「広いか狭いか」よりも「住宅用地か、それ以外か」の線で入っている。ここを読み違えると、検索結果の平均像に振り回されることになる。

面積帯ごとの中央価格——本集計で分かる範囲

正直に書くと、本集計では面積帯(50㎡刻み)ごとの価格集計を直接は持っていない。そこで、集計から確実に言える面積の代表値を並べる。

面積帯ごとの中央価格——本集計で分かる範囲
区分 件数 価格の目安 面積中央値
50㎡未満/50〜100㎡ — 本集計では十分なサンプルが確認できず —
100〜200㎡クラスが中心の掲載群 SUUMO 412件 中央値650万円 214.58㎡
200㎡超が中心の掲載群 ピタットハウス48件/athome 77件 中央値725万円/950万円 246.97㎡/312.97㎡
大型地(上位10%層) 59件 4,200万円以上 1,594.5㎡

下位10%層59件(200万円以下)の面積中央値は180.38㎡。つまり「狭いから安い」のではなく、180㎡台という十分な広さがありながら200万円以下という区画が1割存在する。これが函館のデータを読むうえでの最重要ポイントだ。

100㎡・200㎡の境界で何が起きているか

注文住宅の視点で見ると、境界の意味は価格より「建てられる延床」で効いてくる。エリアプロフィールでは、一般的な住居系用途地域で建ぺい率60%・容積率200%程度が典型値として使われるとされる(函館市の地区ごとの指定内容は未確認)。この前提で計算すると、敷地100㎡なら建築面積は60㎡まで、2階建てで延床120㎡は数字上可能だが、駐車2台と雪を寄せるスペースを足すと一気に窮屈になる。敷地200㎡なら建築面積120㎡まで取れ、平屋寄りの間取りや車2台+除雪スペースも成立する。

本集計の面積中央値が214〜247㎡というのは、函館では「3LDK・延床100㎡前後」も「4LDK・延床120㎡前後」も、土地の広さで悩む場面が少ないことを意味する。首都圏のように50㎡刻みで総額が跳ねる構図ではなく、価格を決めているのは広さよりも地区と地形だ——というのが、604件を見た率直な印象である。

「建築条件付きか自由設計か」という見えない断層

もうひとつの断層は、データの表面には出てこない。当サービスが収集した項目には建築条件の有無を示すフィールドが含まれておらず、本集計では構成比を出せない。エリアプロフィールでも建築条件付き土地の比率は未確認のままだ。

ここは数字がないからこそ注意したい。土地価格が同じ700万円でも、指定ビルダーでの建築が条件なら、設計自由度と建築費の両方が最初から決まる。逆に自由設計の土地は、造成・地盤改良・上下水道の引込みが買主負担になるケースがあり、土地が安く見えても総額で逆転することがある。候補を見つけたら、価格欄ではなく備考欄の「建築条件」「本契約後◯か月以内に建築請負契約」の文言を最初に探す。これが函館に限らず注文住宅用地の鉄則だ。

用途地域・接道条件でみる価格差

函館で家を建てるための土地は、当サービスの集計で見るかぎり「700万〜1,000万円・200㎡前後」に厚く分布している。坪に直せば㎡単価中央値3.3万円/㎡=おおよそ11万円/坪(換算値)。この水準で60〜70坪が買えるという前提に立つと、予算配分の考え方は都市部とはかなり変わってくる。

想定延床から逆算する「買える面積帯」

3LDK・延床100㎡を建てたい場合、総2階なら建築面積は50〜55㎡程度。駐車2台(約25〜30㎡)、玄関前の除雪寄せ場、物置を足しても、150〜180㎡の敷地で足りる計算になる。本集計の下位10%層の面積中央値が180.38㎡であることを踏まえると、この規模の敷地は安い側にも普通に存在する。

4LDK・延床120㎡なら建築面積は60〜65㎡。ゆとりを見て200㎡前後が安心圏で、これはSUUMO掲載分の面積中央値214.58㎡、ピタットハウス掲載分246.97㎡とちょうど重なる。価格で言えば650万〜725万円の中央値ゾーン。つまり函館では、延床120㎡の家に必要な敷地が「中央値のど真ん中」で手に入る。土地に1,000万円以上を割く必然性は、集計上は見当たらない。むしろ余った予算を断熱・暖房計画に回せるのが、このエリアの構造的な強みだと読める。

用途地域——建てられる土地か、を最初に見る

当サービスが収集した604件には用途地域の項目が含まれておらず、構成比は本集計では出せない。エリアプロフィールでも函館市の用途地域別の面積比率は未確認とされている。したがってここは一般論として押さえる。

注文住宅にとって最も素直なのは第一種低層住居専用地域。高さ10mまたは12mの制限があり、周囲に高い建物が建たない代わりに、建ぺい率・容積率は低めに抑えられることが多い。第一種中高層・第一種住居は、小規模な店舗や事務所が混ざるぶん生活利便が高く、延床の自由度も取りやすい。近隣商業・商業地域は住宅を建てられるものの、周辺に飲食店や深夜営業の施設が入る余地があり、工業系では工場・倉庫の稼働音や大型車の通行が日常になる。価格が安い区画ほど、安い理由が用途地域側にある可能性を疑いたい。西部地区については、歴史的景観の保存に関する条例等で高さ・色彩・意匠の規制が課されている地区があることがエリアプロフィールに示されている(適用範囲の最新版は未確認)。設計の自由度に直結するため、検討段階で市の都市計画窓口に確認するのが近道だ。

接道・形状・建築条件という現実的チェック

形状別(整形地/旗竿地/狭小地)の構成比も、本集計のデータ項目には含まれていない。ただしエリアプロフィールには、函館市は空き家率が高く、老朽家屋の解体に伴う更地供給が一定量あること、西部地区など傾斜地・狭隘道路のエリアでは接道不良や再建築不可の土地が相対的に多いとされることが記されている(具体的な比率は未確認)。本集計でリスク表示が0件だったことと合わせて考えると、「表示されていないだけ」の可能性を常に残しておくべきだ。

現地と図面で確認したいのは5点。①前面道路の幅員4m以上と間口2m以上の接道(再建築可否の分水嶺)、②私道か公道か・私道なら持分と掘削承諾、③高低差と擁壁の有無・築造年(傾斜地では、がけ条例の該当可否も)、④上下水道・都市ガスの引込み状況(引込みが無ければ数十万〜百万円単位の追加)、⑤地盤と雪。エリアプロフィールでも、積雪期の排水・雪解け水の流入、敷地内の除雪スペース確保が函館特有の確認項目として挙げられている。土地が安い地域ほど、外構・地盤改良・引込み工事が総額に占める比率は相対的に大きくなる。土地価格だけで比較しないことが、函館での用地選びの肝だと言っていい。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

意外な結果から入りたい。当サービスの集計では、駅から近いほど高い、という常識が成立していない。

徒歩1〜5分の245件は中央値671.5万円。ところが徒歩6〜10分の108件は790万円で、前月の680万円から+16.2%の上昇。徒歩11〜15分は68件で700万円、徒歩16〜20分は24件で900万円(サンプルが少なめなので傾向として)、徒歩21分以上は83件で780万円だ。最も安いのが駅最寄り帯という逆転が起きている。

背景の仮説だが、函館は市電とバスが生活動線の中心で、JR駅からの徒歩分数が住宅地の価値をそのまま表さないことが考えられる(確証なし)。加えて、駅近帯には小ぶりで条件に制約のある区画が混ざりやすい。面積中央値を見ると徒歩1〜5分が204.49㎡に対し、徒歩21分以上は283.54㎡。遠い帯ほど広い土地が中心で、総額が上がっているという構図も読める。

地区別に見ると、価格は10倍の開きがある

掲載が多い10地区を並べると、函館の土地選びの地理が見えてくる。いずれもサンプルが少なめなので傾向として見てほしい。

地区別に見ると、価格は10倍の開きがある
地区 件数 価格中央値 面積中央値
本通 29 980万円 221.0㎡
桔梗町 26 789万円 204.9㎡
日吉町 24 700万円 238.4㎡
湯川町 23 900万円 409.1㎡
東山町 20 100万円 192.0㎡
山の手 18 749万円 222.5㎡
桔梗 16 950万円 312.3㎡
昭和 15 700万円 165.8㎡
陣川町 15 130万円 283.0㎡
富岡町 14 980万円 208.3㎡

目を引くのは東山町と陣川町だ。東山町は192.0㎡で中央値100万円、陣川町は283.0㎡で130万円。他の地区の7分の1から10分の1という水準で、面積はむしろ広い。郊外の分譲地で区画が長く残っているケースなどが想定されるが、本集計からは理由までは分からない。安さの理由(接道、造成状態、インフラ引込み、通学・通勤距離)を必ず現地で確かめるべきゾーンだと言える。

逆に本通・富岡町・昭和は、面積中央値165〜221㎡で700万〜980万円。エリアプロフィールでは五稜郭・美原周辺が商業施設・医療機関へのアクセスが良く住宅需要が比較的安定しているとされており、本集計の価格順とも整合的に見える。桔梗・桔梗町は面積が大きめで950万円前後と、郊外型のゆとり区画の性格が出ている。

リスク要素と注意ポイント

まず数字を正確に伝えたい。当サービスが収集した604件のうち、再建築不可の表示は0件(0%)、借地権0件(0%)、告知事項0件(0%)、旧耐震(1981年6月施行の新耐震基準以前)0件(0%)。きれいな数字だが、これを「函館の土地は安全」と読んではいけない。土地カテゴリの掲載情報ではこれらのフラグ欄がそもそも使われにくく、本集計は「表示がなかった」ことしか示していないからだ。

むしろ注意すべきは、エリアプロフィールに記された構造的な条件のほうだ。函館市は空き家率が高い地域として知られ、老朽家屋の解体に伴う更地供給が一定量あるとされる。そして西部地区など傾斜地・狭隘道路のエリアでは、接道不良や再建築不可の土地が相対的に多いとされる(具体的な比率は未確認)。接道が4m未満の道路にしか面していない土地や、間口2m未満の旗竿地は、建築確認が下りず家が建てられない。契約前に役所の建築指導課で道路種別(42条1項か2項か)を確認するだけで防げるリスクだ。

水・地盤・雪

ハザード面では、函館市は沿岸部・河川周辺に浸水想定区域が指定されているエリアがあるとされ、沿岸部・埋立地では液状化リスクが相対的に高いとされることがある(いずれも具体的な区域範囲・評価区分は未確認)。2018年の北海道胆振東部地震の際に道内広域で大規模停電が発生したことも、エリアプロフィールに記載がある。ライフラインが途絶したときに暖房が止まる土地かどうかは、寒冷地では命に直結する観点だ。薪ストーブや蓄電の検討余地も含め、設計段階で建築会社と話しておきたい。

傾斜地では擁壁の有無と築造年、がけ条例の該当可否が最重要。既存擁壁が古い場合、造り直しに数百万円かかることもあり、土地価格の安さが帳消しになる。本集計で東山町が中央値100万円、陣川町が130万円という極端な安値を示しているのも、こうした造成・地形条件が絡んでいる可能性がある(本集計からは判別できないため推測)。

雪と隣地

エリアプロフィールが函館特有の確認項目として挙げるのは、積雪期の排水・雪解け水の流入、敷地内の除雪スペースと駐車場の確保、そして空き家・空き地が多いエリアでの隣接地の管理状況(雑草・倒壊リスク)だ。雪を寄せる場所がない敷地は、冬のたびに生活の質が削られる。可能なら積雪期に一度現地を見る。それが函館の土地選びで最も効く「現地調査」だと思う。

当サービスの集計が示すのは価格と面積までで、ここから先は足で確かめる領域。数字で候補を絞り、現地で落とす——この順番が効率的だ。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

604件を価格順に並べたとき、両端にいる物件の顔つきが対照的で面白い。

お得ゾーン:200万円以下の59件

当サービスの集計で下位10%にあたる境界は200万円。この層59件の面積中央値は180.38㎡、最寄り駅までの徒歩中央値は6分だ。駅から遠い僻地というわけでもなく、延床100㎡の3LDKなら十分に建つ広さがある。最安は15万円、最安層(下位5%)のラインは100万円で、前月の116万円から−13.8%下がった。

このゾーンに向くのは、建物にしっかり予算をかけたい人だ。土地200万円+建物で、総額を大きく圧縮できる。ただし前章のとおり、安さの理由が接道・擁壁・引込み・用途地域のどこにあるかを特定してから進むこと。地区別で見ると東山町(20件・中央値100万円)、陣川町(15件・130万円)がこの層の供給源になっているようだ(いずれもサンプルが少なめなので傾向として)。

プレミアムゾーン:4,200万円以上の59件

上位10%の境界は4,200万円、最上層(上位5%)は6,300万円、最高額は1億5,258万円。この層の面積中央値は1,594.5㎡で、徒歩中央値は5分。もはや戸建て用地のサイズではなく、不動産連合隊の掲載分(50件・面積中央値1,767.21㎡)が中心を占める事業用地の世界だ。注文住宅を建てる読者にとっては、検索結果から外して構わないゾーンと言える。逆に言えば、この59件を除外するだけで、見るべき候補はぐっとシャープになる。

51日で消える、月24件しか出ない

本集計で掲載が終了するまでの日数は中央値51日(16件のため傾向値)。安めの4分の1は27日、高めの4分の1は約77日だった。そして新規掲載は期間中24件。週別に見ると2件、5件、8件、6件と、多い週でも1桁だ。

つまり函館の土地探しは、「大量の候補からじっくり選ぶ」のではなく「月に数件しか出ない適合物件を取りこぼさない」ゲームである。200㎡前後・700万円台・接道良好・整形——この条件に合う区画が出た週に気づけるかどうかで、半年後の結果は変わる。週末だけポータルを巡回するスタイルでは、27日で消える側の物件に手が届かない。毎日の自動追跡が要る、というのはデータから導かれる素直な結論だ。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 北海道函館市 土地の坪単価はいくら?

当サービスの集計では、604件(価格が取れたのは594件)の㎡単価中央値は3.3万円/㎡です。坪に換算するとおよそ11万円/坪。総額の中央値は725万円で、安めの4分の1が430万円、高めの4分の1が1,138万円です。ただし地区差は大きく、本集計では本通が中央値980万円(29件・面積中央値221.0㎡)である一方、東山町は100万円(20件・192.0㎡)。地区別はいずれもサンプルが少なめなので傾向としてご覧ください。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値は前月の720万円から725万円へ(+0.7%の上昇)、㎡単価中央値も3.225万円/㎡から3.3万円/㎡へとわずかに上がりました。在庫は605件から604件とほぼ横ばいで、急激に動いている状況ではありません。一方で期間中の新規掲載は24件と細く、掲載終了までは中央値51日(16件のため傾向値)。価格を待つ意味は薄く、条件に合う区画が出た瞬間に動けるかどうかが実質的な勝負になります。

Q3. 建築条件付き土地はどのくらい流通していますか?

当サービスの集計では、収集している項目に建築条件の有無を示すフィールドが含まれていないため、本集計から構成比を出すことはできません。エリアプロフィールでも函館市の建築条件付き土地の比率は未確認です。実務上は、各掲載の備考欄にある「建築条件付」「売主指定業者による建築請負契約」といった文言を1件ずつ確認するしかありません。自由設計を希望する場合は、問い合わせ時に最初に確認すべき項目です。

Q4. 坪単価が高くなるのはどんな条件ですか?

当サービスの集計で面積に対して価格が高めに出ているのは、富岡町(14件・中央値980万円/面積中央値208.3㎡)、桔梗町(26件・789万円/204.9㎡)、昭和(15件・700万円/165.8㎡)など、市街地側で区画が整った地区です。駅徒歩別では6〜10分帯が790万円(108件)と最も高く、徒歩1〜5分の671.5万円を上回ります。広さそのものより、地区と区画の整い方が価格を決めている印象です。地区別の数字はサンプルが少なめなので傾向としてお読みください。

Q5. 用途地域によって価格は変わりますか?

当サービスの集計には用途地域の項目が含まれておらず、本集計から用途地域別の価格差を算出することはできません。エリアプロフィールでも函館市の用途地域構成比は未確認です。一般論として、住居系では建ぺい率60%・容積率200%程度、商業系では建ぺい率80%・容積率400%程度が典型値とされますが、函館市の地区ごとの指定値は個別確認が必要です。延床120㎡を計画するなら、候補地の指定建ぺい率・容積率を市の窓口や都市計画図で先に押さえてください。

Q6. 函館で冬を越す前提だと、土地選びで何を見るべきですか?

当サービスの集計では面積中央値が214〜247㎡前後と、敷地には比較的ゆとりがあります。そのぶん活かしたいのが除雪スペースです。エリアプロフィールでも、敷地内の除雪スペース・駐車場の確保、積雪期の排水と雪解け水の流入が函館特有の確認項目として挙げられています。加えて、傾斜地では擁壁の状態とがけ条例の該当可否、2018年に道内広域で大規模停電が発生した事実を踏まえた暖房のバックアップも検討材料になります。可能なら冬に一度現地を見ることをおすすめします。

Q7. 狙いの条件で北海道函館市 土地の新着を毎日追うには?

当サービスの集計はLINEの「物件ウォッチ」の実稼働データから作られています。友だち追加して「北海道函館市 土地」と送るだけで監視が始まり、athome、センチュリー21、大和ハウス、HOME4U、LIFULL HOMES、ピタットハウス、不動産連合隊、SUUMOの8サイトを15分間隔で巡回し、新着・価格変更・掲載終了をLINEに通知します。エリア・予算・面積などの複合条件で絞り込め、無料プラン(24時間遅延・1監視)から試せます。リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額980円〜です。

2026年10月のハイライトと注意点

今月いちばんの発見は、駅徒歩帯の価格順序が逆転したことだ。当サービスが収集した604件で、徒歩6〜10分の108件が680万円→790万円(前月比+16.2%の上昇)となり、徒歩1〜5分の245件(671.5万円、前月比ほぼ横ばい)を上回った。面積中央値は徒歩6〜10分が234.69㎡、徒歩1〜5分が204.49㎡。広い区画が上位帯に入れ替わった影響が考えられるが、本集計からは断定できない(推測)。駅距離を絞り込み条件の第一軸にしている人は、函館では一度その条件を外して全件を見る価値がある。

最後に2点だけ注意を。本集計の価格は売出時点の掲載価格であり、成約価格ではありません。また同じ区画が複数サイトに載っている場合、それぞれを1件として数えています。中央値725万円という数字は、あくまで8サイトの掲載情報から見た輪郭として受け取ってください。

本レポートは、物件ウォッチが 8サイト(athome, センチュリー21, 大和ハウス, HOME4U, LIFULL HOMES, ピタットハウス, 不動産連合隊, SUUMO)から自動収集した掲載データ 604件(2026-09-02 〜 2026-10-02)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

604件超の北海道函館市 土地から条件に合う1件を

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