SUUMO・アットホーム・ホームズの違いと使い分け|同じ物件でも「出る速さ」が違う
物件探しを始めるとき、多くの人が最初に迷うのが「どのサイトで探せばいいのか」です。SUUMO、アットホーム、LIFULL HOME'S(ホームズ)——名前は知っていても、違いを説明できる人は多くありません。
物件ウォッチは複数の不動産サイトを毎日自動巡回して掲載情報を記録しています。その運用で見えてきた「実務的な違い」を含めて、3サイトの特徴と使い分けを解説します。
3サイトの基本的な違い
| SUUMO | アットホーム | LIFULL HOME'S | |
|---|---|---|---|
| 運営 | リクルート | アットホーム株式会社 | LIFULL |
| 成り立ち | 住宅情報誌が源流の総合ポータル | 不動産会社間の物件流通ネットワークが源流 | 物件データベースの網羅性を掲げるポータル |
| 持ち味 | 掲載量と知名度、特集・写真が充実 | 地場の不動産会社との結びつきが強い | 絞り込み条件が細かく比較機能が充実 |
大切なのは「どれが一番良いか」ではなく、3つは重なりつつも同じではないという事実です。不動産会社は物件をどのサイトに掲載するかを個別に決めており、全サイトに一斉掲載されるとは限りません。
実務で見えた違い①:同じ物件でも掲載開始がずれる
複数サイトを毎日巡回していると、同じ物件がサイトAには今日、サイトBには数日後に現れる、というケースを日常的に観測します。各サイトで情報の反映サイクルが異なるうえ(例えばSUUMOの反映は1日4回。詳しくはこちらの記事)、不動産会社側の入稿タイミングもサイトごとにばらつくためです。
つまり、1つのサイトだけを見ている人は、他のサイトなら「今日出会えた物件」に数日遅れて出会うことになります。掲載終了までの中央値が9.5日という実測を踏まえると、この数日は決して小さくありません。
実務で見えた違い②:片方にしか出ない物件がある
当サービスの巡回データでは、あるエリアの掲載物件のうち、特定のサイトにしか掲載されていない物件が常に一定数存在します。地場の不動産会社が付き合いの深いサイトだけに掲載するケースや、掲載コストの判断で絞るケースがあるためです。
「SUUMOで見つからないから存在しない」は誤りです。特に地方都市や、戸建て・土地カテゴリでは、サイトごとの得意不得意がより出やすいというのが巡回運用での体感です。
使い分けの結論
- 母数を最大化したいなら3サイト並行が正解。1サイトだけでは出会える物件の分母そのものが減る
- マンション中心なら特集や写真の多いSUUMOを起点に、アットホーム・ホームズで補完
- 戸建て・土地は地場企業の掲載が多いアットホームも必ずチェック
- 細かい条件で絞り込みたいときはホームズの検索機能が便利
- 投資用物件は上記3サイトより楽待・健美家が主戦場(楽待と健美家の違い参照)
「3サイト毎日チェック」を自動化する
結論が「複数サイトを毎日見る」だとして、それを人力で続けるのは大変です。物件ウォッチはこの部分を自動化するサービスです。LINEで「エリア名 + 区分」を送るだけで、SUUMO・アットホーム・ホームズを含む複数サイトを自動巡回し、新着物件をまとめて通知します。サイトをまたいだ重複はまとめて扱うので、「3つのサイトで同じ物件を3回見る」無駄もありません。
無料プランは1日1回の朝まとめから。有料プラン(月額980円〜)なら掲載検知と同時のリアルタイム通知に加え、価格・築年・駅徒歩などの複合条件も指定できます。
まとめ
- 3サイトは重なりつつも同じではない。掲載開始のタイミングも揃わない
- 特定サイトにしか出ない物件が常に一定数ある
- 本気で探すなら3サイト並行が基本。人力で辛ければ自動通知に任せる