築年で価格は18倍。新耐震の壁と駅徒歩のねじれ | 北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件 中古相場分析【2026年6月版】— 333件集計

最終更新: | 333件・4サイトのデータに基づく

築1978年の中央値599万円。築2023年の中央値1億7,458万円。同じ豊平区のなかで、築年帯をひとつまたぐだけで、価格は約29倍にも開く。さらに駅徒歩16〜20分の中央値が1,370万円なのに対し、徒歩21分以上は5,590万円——「遠いほど安い」という常識が崩れる逆転も観測された。本稿は物件ウォッチが2026年5月5日〜6月4日に4サイトから収集した、北海道札幌市豊平区の収益・投資用物件333件のスナップショット分析である。

📝 本稿の読み方

市場サマリー

集計件数
333件
中央値価格
4,840万円
㎡単価中央値
15.1万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
2,380〜10,800万円

北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の新着を見逃さない

今月の注目: 新耐震RC造 利回り8%以上, 平岸・中の島 駅徒歩10分以内, 一棟木造 4,000万円台
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TL;DR / 今月の要点

🗞️ 今月のトピック

豊平区の収益市場を取り巻く外部環境にも、見逃せない変化がある。 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の季報Market Watch サマリーレポート2026年1〜3月期では、札幌市の中古マンション成約価格は2026年4月時点で高い水準を維持しており、直近1年では堅調に推移している とされた(出典: リビンマッチ「2026年最新 札幌の中古マンション相場」 https://www.lvnmatch.jp/column/sell/36883/ )。仕入価格の高止まりが続く文脈は、本サービス集計の中央値4,840万円が下振れしにくい背景と整合する。

また、2026年5月下旬には タカラレーベンが福住駅・月寒中央駅徒歩6分の「レーベン福住 LEGEND ARKS」を3,900万円台〜5,600万円台で第8期販売開始 するなど(出典: アットホーム新築マンション一覧 https://www.athome.co.jp/mansion/shinchiku/hokkaido/sapporo_toyohira/list/ )、東豊線沿線では新築分譲の供給が継続している。新築の値付けが上振れする局面では、中古一棟・区分の相対的な割安感が強まる——というのは推測だが、本集計の幅広い価格帯(100万円〜7億4,000万円)は、その「選別フェーズ」を投影しているように見える。

北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の中古市場の輪郭(当サービス集計)

「これは一つの市場なのか?」——本集計の分布を眺めると、最初にそんな疑問が浮かぶ。価格レンジが2桁違う物件が同じエリアに同居しているからだ。

集めた333件の内訳

本サービスが収集した333件のサイト別内訳は、楽待172件、健美家136件、不動産連合隊24件、センチュリー21が1件。健美家・楽待の二強で全体の92%を占める格好だ。それぞれの中央値は楽待4,790万円、健美家5,000万円、不動産連合隊4,350万円と、サイトごとに大きな乖離はない。サイトを横断して同じ市況を映していると読める。

価格はどこに集中しているか

333件全体の中央値は4,840万円。下位の目安(25パーセンタイル)は2,380万円、高めの目安(75パーセンタイル)は1億800万円——つまり、真ん中の半分が「2,380万円〜1億800万円」という幅広いバンドに広がっている。最安層(下位5%)は258万円、最上層(上位5%)は2億7,000万円。歪度3.14と、高額物件側に長い裾を引いた分布だ。

ヒストグラムを見ると、500万円未満に42件(区分マンションの相続放出層)、2,500〜3,000万円に22件(築古一棟アパートの主戦場)、4,500〜5,000万円と1億〜1億1,000万円にそれぞれ24件・15件の厚みがある——複数の山を持つ多峰分布。読者目線で翻訳すれば、「ワンルーム区分」「築古木造一棟」「築20年前後RC一棟」「築浅RC一棟」という4つの商品セグメントが混在している市場像が浮かぶ。

掲載開始・掲載終了の動き

期間中の新規掲載427件、掲載終了94件。ただし観測期間の都合上、週次の新着フローには大きなバーストが含まれており、自然な市場フローというより本サービスの巡回サイクルの影響が乗っている。よって本記事では新規出品数や供給比率は参考扱いとし、深掘りはしない。

ひとつだけ目を引くのが、掲載から消えるまでの日数の中央値が3日(サンプル15件のため参考値)という観測結果。本数は限定的だが、消えるときは速い、という肌感覚を示すデータではある。

築年ごとの相場と「価格の断層」

北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件には、はっきりとした築年の断層がある。1981年(新耐震基準)と2000年(品確法)の境界で、中央価格がジャンプする。

築年帯ごとの中央価格

築年帯ごとの中央価格
築年帯 件数 中央価格 中央㎡単価 中央利回り 中央建築年
1980年以前(旧耐震) 45 599万円 9.84万円/㎡ 12.7% 1978年
1981〜1999年(新耐震) 218 4,884万円 13.76万円/㎡ 9.14% 1989年
2000〜2009年(品確法) 35 1億1,000万円 21.5万円/㎡ 6.56% 2004年
2010〜2019年 14 1億4,700万円 28.67万円/㎡ 6.03% 2015年
2020年以降 8 1億7,458万円 29.91万円/㎡ 6.01% 2023年

※2010〜2019年は傾向としての参考値、2020年以降は少数の参考値。

新耐震基準・品確法・長期優良の境界で何が起きているか

1980年以前と1981〜1999年の境を越えると、中央価格は599万円 → 4,884万円へ。差にして約4,285万円、㎡単価では9.84万円から13.76万円へと約40%跳ね上がる。これは新耐震基準(1981年6月施行、住宅ローン審査・融資年数で旧耐震は不利になりやすい)が市場価格に明確に織り込まれていることを示す。

さらに1999年と2000年の境では、中央価格が4,884万円 → 1億1,000万円へと約2.25倍。品確法(住宅の品質確保促進法、2000年4月施行、10年瑕疵保証義務化)以降の物件は、㎡単価で1.56倍、利回りで9.14% → 6.56%へと下落する。「価格は跳ねるが利回りは沈む」——築浅プレミアムの正体だ。

構造別の重ね合わせで見ると、1981〜1999年帯のRC造は42件で中央9,500万円・木造は41件で3,900万円・鉄骨造29件で7,990万円と、構造でも約2.4倍の差がついている。一方、2010〜2019年帯はRC造6件で中央1億5,300万円、2020年以降のRC造3件は中央2億7,000万円と、築浅×RCに価格集中が起きている(後2者はサンプル少なめのため傾向として読む)。

旧耐震物件の比率と影響

本集計でリスク要素として「旧耐震」と判定された物件は45件、全体の13.5%。再建築不可・借地権・告知事項のフラグは0%だったので、当エリアで真っ先に注意すべきリスクは旧耐震の比率ということになる。

旧耐震物件は住宅ローン審査・融資年数で不利になりやすく、地震保険料も高め、出口では買い手が現金か投資ローンに限られるため流動性が落ちやすい。一方で中央利回り12.7%・中央価格599万円と、利回りと取得価格のハードルが極めて低いのも事実。「短期回収・現金買い・出口は土地値勝負」という割り切りができる投資家には、本集計内でこの45件は無視できないボリュームだ。

投資指標の現実

利回り中央値8.2%。だが、この数字を額面で受け取るのは早い。利回り帯ごとに見ると、景色はまったく違う物件群が並んでいる。

利回り帯ごとの構成

利回り帯ごとの構成
利回り帯 件数 中央価格 中央築年 中央㎡単価
5%未満 9 3,500万円 1984年 16.8万円/㎡
5〜7% 53 1億4,200万円 2004年 24.26万円/㎡
7〜10% 139 4,780万円 1990年 15.26万円/㎡
10%以上 99 4,800万円 1985年 11.64万円/㎡

※5%未満は少数の参考値。

主戦場は7〜10%帯の139件で、ほぼ全体の42%。中央築1990年・㎡単価15万円台という、いわゆる「平均的な豊平区の収益物件」のレンジ。次いで厚みのあるのが10%以上の99件——中央築1985年・㎡単価11.64万円と、築古・低単価で利回りを取りに行く層だ。

利回り×築年・構造で見える棲み分け

築年と構造を重ね合わせると、利回り帯の正体が見えてくる。

1981〜1999年帯の鉄骨造29件は中央7,990万円・利回り中央値10.3%、同帯のRC造42件は中央9,500万円・利回り中央値9.0%、木造41件は中央3,900万円・利回り中央値7.9%。一棟物の主役は「築25〜35年前後の鉄骨造/RC一棟」で、9〜10%台の利回りを刻んでいる。一方、2000年以降のRC造は12件で中央1億4,800万円、利回りは6%前半まで下がる。築浅一棟RCはキャップレートが圧縮され、価格は跳ね上がる構図だ。

旧耐震帯のRC造10件は中央360万円、SRC造4件は中央355万円——区分マンションの「投げ売り」価格に近い水準で、利回り中央値は12.7%だが、これは前述のリスクとセットで読むべき数字だ。

表面利回り vs 実質利回りの注意点

ここからは推測込みの解釈になる。本集計の表面利回りは、空室率・修繕費・固定資産税を反映する前の数字だ。札幌は2018年の総務省データで空室率約14.2%(エリア概要より)、雪国特有の融雪・除排雪・凍結対策などで管理コストが本州比2〜3割増になりやすい。

仮説として、表面10%の築古一棟木造の実質利回りは、空室1〜2割と冬季経費を引いた段階で6%前後まで落ち得る——というのが、エリア概要に示された失敗パターンとも整合する読み方だ。表面利回りを「上限」として割り引いて見るのが、北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件を扱うときの作法と言える。

立地軸でみる相場

駅徒歩のプレミアムは、北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件でも当然観測される——のだが、よく見るとひとつだけ奇妙な逆転がある。

駅徒歩帯ごとの価格感

駅徒歩別の中央価格と中央利回りは次の通り。

意外なのは、徒歩1〜5分の中央価格(4,780万円)よりも徒歩6〜10分(7,780万円)のほうが高いという「逆転」。これは駅徒歩のプレミアムが弱いという話ではなく、徒歩1〜5分には500万円台以下の小型区分が多く含まれる(下位の目安が835万円)ためと読める。実際に㎡単価では1〜5分の17.30万円/㎡が最高で、面積で正規化すれば「駅近のほうが単価は高い」というセオリーは保たれている。

もうひとつ目を引くのが、徒歩16〜20分の中央が1,370万円と最も安く、徒歩21分以上が5,590万円と高い点。これは21分以上のサンプルに、郊外の一棟物(中央面積475.98㎡)が混ざっているためで、徒歩帯と一棟/区分の分布の交絡だ。郊外でも一棟RCを買えば総額は跳ねる、と読める。

サブエリア別の偏り

サブエリア別では平岸38件が最大ボリューム(中央4,500万円・利回り8.5%)、続いて西岡23件(中央2,650万円・利回り8.5%)、中の島21件(中央2,500万円・利回り8.64%)。

豊平11件と美園9件(参考値)の対比が興味深い。豊平の中央値7,990万円に対し、美園は1億5,800万円とほぼ2倍。美園は中央築2004年・中央面積734.73㎡と、品確法以降の大型RC一棟が中心。エリア概要にあるとおり美園駅周辺は新築賃貸RCの供給が続いており、その流れと整合する顔ぶれだ。一方、福住11件は中央4,000万円・利回り6.84%と、利回りでは控えめ。これは中央築1976年とサンプルの築年が古いことを反映している(参考値)。

リスク要素と注意ポイント

価格と利回りに目を奪われがちだが、北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件には立地と築年に固有のリスクが必ずついて回る。

当サービス集計のリスク要素

リスク要素の比率を再掲する。旧耐震が45件・13.5%、再建築不可・借地権・告知事項はいずれも0件。本集計の範囲では、注意すべきは旧耐震の一点に集約される。

旧耐震物件は前述のとおり、住宅ローン適用が難しく、買い手が現金か投資ローンに限定されやすい。出口で売り手の選択肢が狭くなる以上、取得価格の交渉余地はもともと大きい——だからこそ中央価格が599万円という水準に集まっている、と読める。エリア概要では区内ストックに占める旧耐震マンションは15〜20%程度との推定で、本集計の13.5%はほぼ整合する。

立地に固有のリスク(ハザード)

エリア概要によれば、豊平区は豊平川左岸の浸水想定区域を一部に抱える。札幌市が公開する豊平区版浸水ハザードマップ(出典: 札幌市危機管理局 https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/shinsui_hazard_map/shm_toyohira.html )では、中の島・平岸の一部が浸水想定区域に含まれており、本集計の中の島21件・平岸38件にも該当物件が混在している可能性がある。

地震については、2018年北海道胆振東部地震で清田区とともに豊平区の一部で液状化被害が確認されており、札幌市が地震防災マップ(豊平区版)で液状化危険度図を公開している(出典: 札幌市 https://www.city.sapporo.jp/kikikanri/jishinbousaimap_toyohira.html )。内陸のため津波想定はないが、液状化・洪水のチェックは必須だ。

規制・条例で抑えるべき点

用途地域は住居系が中心で、典型的なのが建ぺい率60%・容積率200%(住居系)、商業地で建ぺい率80%・容積率400〜600%(月寒中央通・平岸駅前)。本集計の一棟物件の多くはこの容積率レンジに収まっている。

内見時のチェックポイントとしては、エリア概要にもあるとおり、(a)屋根の雪止め・落雪対策、(b)給排水管の凍結対策と暖房方式(ガス/灯油/電気のランニングコスト差)、(c)雪寄せスペースを含む駐車場、(d)管理組合の修繕積立金と大規模修繕履歴、(e)1981年以前築の場合の耐震診断有無——この5点は外せない。雪国の管理コストは表面利回りに反映されないため、現地確認の重みは本州物件以上だ。

国交省取引事例で当サービス集計を裏付ける

本サービスは掲載データの集計だが、外部の公式統計と並べると整合性が確認できる。エリア概要に示された直近の取引・売出し事例を抜き出すと、2026年3月の新規売出しは1,850万円・2,050万円・3,150万円・900万円・250万円(投資用区分)と幅広い(出典: t23m-navi.jp 豊平区マンション売却相場、参照2026-02)。札幌市の中古マンション成約は2026年1〜3月期で札幌市全体613件、豊平区マンションの売買中央値は約1,707万円(築36年中心)と報告されている。

投資用に絞ると、豊平区中の島1条10で230万円・利回り11.06%(澄川駅徒歩17分)月寒中央駅徒歩7分の一棟アパート利回り8.95%といった事例が、健美家・LIFULL HOME'Sで報告されている。

本サービス集計の中央価格4,840万円は、外部の中古マンション売買中央値1,707万円より高い。これは集計対象が「居住用中古マンション」ではなく「投資用(一棟+区分)」のミックスで、一棟RC・一棟アパートが分布を上方に引っ張っているためで、両者は別カテゴリの統計として整合する。利回り側でも、本集計の中央8.2%は外部事例8.95%・11.06%と同レンジで、矛盾はない。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

安い物件、高い物件。それぞれにどんな顔ぶれが並んでいるのか——分布の両端を覗くと、北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の表情がよりはっきり見える。

下位10%: 360万円以下に並ぶ物件

下位10%層(33件)の上限価格は360万円。中央築1982年、中央面積24.3㎡、中央駅徒歩9分。築40年超の区分ワンルーム、駅徒歩は意外と悪くないが、面積は20㎡台後半というレンジだ。

このゾーンは「現金で買って即賃貸付け」「リノベ前提で再生」「土地値で割り切る」のいずれかに合致する読者向け。利回りは確かに高いが、住宅ローン適用不可・修繕積立金の値上げ・空室時のリスクを内包しているため、本業の余資で短期回収を狙うプレイヤー向けの領域と言える。

上位10%: 1億9,500万円以上に並ぶ物件

上位10%層(33件)の下限価格は1億9,500万円。中央築1988年、中央面積1,674.54㎡(!)、中央駅徒歩6.5分。築年は意外にも中堅クラスで、面積で押し上げられた「築古〜中堅の大型一棟RC/SRC」が中心と読める。

このゾーンは法人・地主・本州投資家のメイン狩り場。エリア概要にあるとおり、2024年運用開始の北海道リートが2026年に資産規模250億円目標——機関投資家プレーヤーの参入で、駅近一棟物件のキャップレートはここしばらく圧縮基調にある(推測だが、本集計で利回り5〜7%帯に1億4,200万円が中央値で並ぶ事実とも整合する)。

データを定点観測する必要性

下位と上位、いずれを狙うにせよ、本稿で示した分布のどこを取りに行くかが決まれば、次は条件を絞って毎日の流通を監視するフェーズに入る。前述のとおり本集計では掲載から消えるまでの中央値が3日(参考値)と短い。週末にポータルを巡回するだけでは、好条件の個体は他のプレイヤーに先に拾われていく可能性が高い。毎日の自動追跡が、データから見て事実上の必要条件になりつつある。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の中古相場はいくらですか? 当サービスの集計では、2026年5月5日〜6月4日に4サイトに掲載された333件の価格中央値は4,840万円、㎡単価中央値は15.1万円/㎡。安めの4分の1ラインで2,380万円、高めの4分の1ラインで1億800万円と、中間層の幅が広いのが特徴です。

Q2. 北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の買い時はいつですか? 本集計だけでは時系列のトレンドは断定できませんが、外部データでは札幌市の中古マンション成約価格は2026年1〜3月期にかけて堅調に推移、エリア概要では公示地価が2025年に+4.6%と上昇基調。仕入価格の上昇局面では「買い時を待つ」より「条件を絞って好物件を逃さない」戦略が現実的というのが、データから読める示唆です(解釈含む)。

Q3. 旧耐震の物件はどれくらい流通していますか? 本集計の333件中、旧耐震(1981年6月以前建築)は45件・13.5%。築40年超の区分マンションが中心で、中央価格599万円・中央利回り12.7%と、価格と利回りの両面で別レンジに位置します。融資・保険・出口の制約があるため、現金買い前提で取り組む層向けです。

Q4. 北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件で利回りが高いのはどんな条件ですか? 利回り10%以上の99件を見ると、中央築1985年・中央㎡単価11.64万円。築古・低単価・郊外(または駅徒歩遠め)の組み合わせが利回りを押し上げています。サブエリアでは豊平が中央利回り10.3%、月寒東が8.79%と高め。ただし表面利回りは空室率・冬季管理費を引く前の数字なので、実質利回りは1〜3pt下振れる前提で計算するのが安全です。

Q5. 駅徒歩の差で価格はどれくらい変わりますか? ㎡単価でみると、徒歩1〜5分が17.30万円/㎡、6〜10分が15.38万円/㎡、11〜15分が12.99万円/㎡、16〜20分が10.91万円/㎡(傾向値)と、徒歩帯がひとつ離れるごとに単価が約1〜2.4万円/㎡ずつ下がります。総額の中央値は商品ミックスの影響で逆転する場面もありますが、面積で正規化すれば駅近プレミアムは健在です。

Q6. 美園エリアの中央値が突出して高いのはなぜですか?(当月特有) 本集計では美園9件(少数の参考値)の中央価格は1億5,800万円、中央築2004年、中央面積734.73㎡。品確法以降の大型RC一棟が中心で、エリア概要にあるとおり美園エリアは2025年に新築賃貸RC(月12.6万円台)の供給が続くなど、新築・築浅の供給が活発な地区です。築浅一棟RCに価格が集中するため、サブエリアの中央値が押し上げられる構造です。

Q7. 狙いの条件で北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の新着を毎日追うには? 物件ウォッチは、センチュリー21・健美家・楽待・不動産連合隊の4サイトを毎日自動巡回し、条件に合致する新着物件をLINEに即時通知します。「利回り8%以上 × 築1990年以降 × 駅徒歩10分以内」のような複合条件も設定可能で、無料プランなら24時間遅延版で試せます。本稿で示した「掲載から消えるまでの中央値3日(参考値)」を踏まえると、毎日の自動追跡は事実上必須と言える設定です。

2026年6月のハイライトと注意点

当月データで最も特筆すべき発見は、繰り返し言及してきた築年帯の価格断層である。1980年以前599万円 → 1981〜1999年4,884万円 → 2000〜2009年1億1,000万円 → 2020年以降1億7,458万円という階段は、新耐震・品確法という法令の境界が、いまもなお価格形成の基本骨格になっていることを示している。読者が物件を比較するときの「補助線」として、この4階建ての構造は頭に入れておきたい。

注意点として、本集計には観測期間が短いことによる制約がいくつかある。週次の新規出品数には巡回サイクル由来のバーストが含まれるため、フロー指標は参考扱いに留めた。掲載終了までの日数も中央値3日とサンプル15件で、傾向値として読む程度に留める。同じ物件が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを1件として数えているため、ユニーク物件数は実態より少ない可能性もある。継続観測で、これらのノイズは月を重ねるごとに均されていく予定だ。

本レポートは物件ウォッチが4サイト(センチュリー21、健美家、楽待、不動産連合隊)から自動収集した、北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件の掲載データ333件(2026年5月5日〜6月4日)を集計したものです。日本の不動産市場全体の動向を示すものではありません。表示価格は売出時点で、成約価格ではない点にもご留意ください。次回更新は2026年7月初旬を予定しています。

333件超の北海道札幌市豊平区 収益・投資用物件から条件に合う1件を

特に 新耐震RC造 利回り8%以上, 平岸・中の島 駅徒歩10分以内, 一棟木造 4,000万円台 は早く動きます。4サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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