徒歩5分と徒歩15分で㎡単価は2倍超、千種区の土地489件 | 愛知県名古屋市千種区 土地 中古相場分析【2026年10月版】— 489件集計

最終更新: | 489件・10サイトのデータに基づく

同じ千種区なのに、徒歩5分圏と徒歩15分圏で土地の㎡単価はおよそ2倍以上ひらく——。当サービスが10サイトから収集した愛知県名古屋市千種区の土地489件(対象期間2026年9月16日〜10月16日)を集計すると、価格中央値は6,798万円、㎡単価中央値は37.1万円/㎡。一方で最安は1,480万円、最高は4億1,500万円と、同じ区内とは思えない開きがある。注文住宅を建てる土地を探す人が、この幅のどこを見ればいいのか。本集計の数字から読み解いていく。

市場サマリー

集計件数
489件
中央値価格
6,798万円
㎡単価中央値
37.1万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
4,380〜9,980万円

愛知県名古屋市千種区 土地の新着を見逃さない

今月の注目: 駅徒歩6〜15分, 土地100〜150㎡, 建築条件なし
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

愛知県名古屋市千種区 土地の中古市場の輪郭(当サービス集計)

489件という数字は、月次で見る土地の掲載量としては厚い。当サービスが10サイトから収集した愛知県名古屋市千種区の土地データ(2026年9月16日〜10月16日)の内訳は、SUUMO187件、LIFULL HOMES93件、HOME4U72件、三井のリハウス34件、東急リバブル30件、ノムコム24件、センチュリー21が19件、大京穴吹不動産17件、住友ステップ10件、ピタットハウス3件。1つの土地が複数サイトに載ればそれぞれ1件として数えているため、実際の区画数はこれより少ない点は先に断っておきたい。

価格はどこに集中しているか

価格が取れた466件の中央値は6,798万円、平均は8,046万円。平均が中央値を1,200万円以上上回るのは、高値の裾を長く引いた分布だからだ。最安は1,480万円、最高は4億1,500万円。下位5%ラインは2,190万円、上位5%ラインは1億9,100万円で、安めの4分の1が4,380万円以下、高めの4分の1が9,980万円以上という構図になる。

500万円刻みで並べると、2,500〜3,000万円台(31件)、5,500〜6,000万円台(33件)、6,500〜7,000万円台(31件)、7,500〜8,000万円台(30件)、9,500〜1億円(36件)と、山がいくつも立つ。1億円を超える掲載は約23%、4,000万円未満は約21%。「千種区の土地は高い」と一括りにされがちだが、本集計を見る限り価格の性格はひとつではない。

面積と単価の目安

㎡単価の中央値は37.1万円/㎡。延床100㎡の3LDKを想定して敷地100㎡なら土地代3,700万円前後、延床120㎡の4LDKを想定して敷地120㎡なら4,400万円台が中心線という計算になる。サイト別の中央値はSUUMOの6,380万円からノムコムの8,045万円、大京穴吹不動産の8,310万円まで幅があるが、これは各サイトの取り扱い物件の面積・立地の偏りを反映したもので、どこが安いという話ではない。

掲載の出入りについては、今回の観測期間は掲載終了の記録が0件で、週次の増減も観測側の巡回タイミングに左右されるため参考扱いとする。つまり「どれだけ早く消えるか」は、今回のデータからは断定できない。

価格帯の断層と区画条件(築年ではなく土地条件で読む)

土地には築年がない。代わりに千種区の土地には、面積の境界ではっきりとした「価格の断層」がある。当サービスが収集した489件を面積の手がかりごとに並べると、総額と単価が逆方向に動く様子が見えてくる。

面積帯ごとの手がかり

正直に書くと、本集計では面積帯をきれいに切り出した中央値が全帯で揃っていない。そこで、取れている数字だけを並べる。

面積帯ごとの手がかり
面積の目安 本集計での手がかり 中央価格 ㎡単価
50㎡未満 区分できる十分なサンプルなし(最安掲載は1,480万円) — —
50〜100㎡ 74.91㎡の1件のみの参考値 5,780万円 77.16万円/㎡
100〜200㎡ 下位10%層の中央面積105.25㎡/徒歩6〜10分帯の中央面積195.87㎡ 2,998万円〜7,680万円 41.59万円/㎡
200㎡以上 上位10%層の中央面積298.78㎡(駅徒歩中央値5.5分) 1億4,400万円以上 —

50〜100㎡の行は掲載1件だけの参考値なので、相場として扱ってはいけない。ただしこの1件が77.16万円/㎡という高単価であることは示唆的だ。狭い区画ほど㎡単価は上がる——エリアプロフィールでも、20坪未満122.1万円/坪、20〜30坪127.2万円/坪、30〜40坪127.4万円/坪と、小さい区画の坪単価が落ちない傾向が報告されている(出典: utinokati.com)。

100㎡・200㎡の境界で起きていること

注文住宅を建てる側にとって、面積の境界は「建てられる延床」の境界でもある。住居系で一般的とされる建ぺい率60%・容積率200%の設定(全国共通制度に基づく典型値で、千種区各地区の正式値は公開情報で未確認/出典: livable.co.jp)を当てると、総2階で延床100㎡なら1層50㎡、敷地は駐車場・外構を含めて100㎡前後が現実的なライン。延床120㎡なら1層60㎡で敷地120〜130㎡は欲しい。

本集計の㎡単価中央値37.1万円/㎡で敷地120㎡なら土地代4,400万円台。ところが徒歩1〜5分帯の53.9万円/㎡を当てると6,400万円台まで跳ね上がり、徒歩11〜15分帯の26.47万円/㎡なら3,100万円台に沈む。同じ「120㎡の整形地」でも、駅距離だけで3,000万円以上の差が出る。これが千種区の土地でいちばん効く断層だ。

200㎡を超えると、今度は総額のハードルが前に出る。上位10%層46件の中央面積は298.78㎡で、境界価格は1億4,400万円。広い敷地は㎡単価が下がる帯もあるが(東山元町は中央面積459㎡で18.51万円/㎡、御影町は498.41㎡で19.985万円/㎡/いずれもサンプルが少なめで傾向として)、総額では一次取得の射程から外れやすい。

建築条件付きか、自由設計か

ここは本集計の弱点でもある。掲載データから建築条件の有無を自動判別できないため、構成比は算出できていない。ひとつだけ手がかりがあり、SUUMO掲載分および徒歩11〜15分帯で「建築年2026年」という値が中央値として立っている。仮説として、建物プラン前提の区画(建築条件付きや分譲地)が一定数混ざっている可能性がある(確証なし)。

自由設計を望むなら、土地価格の安さだけで判断しないこと。建築条件付きは指定ビルダーの建築費込みで総額が決まるため、土地単体では割安に見えても最終的な支払総額が逆転することがある。問い合わせの最初の1問は「建築条件はありますか」で固定したい。

用途地域・接道条件でみる価格差

千種区で家を建てる土地を探すとき、現実的な射程はどこか。当サービスが10サイトから集めた489件の数字を、延床計画から逆算して読み直してみる。

想定延床から逆算する「買える面積帯」

3LDK・延床100㎡を建てるなら、建ぺい率60%・容積率200%という住居系の一般的設定(典型値であり地区別の正式値は要確認/出典: livable.co.jp)のもとで、敷地は100㎡前後が最低ライン。駐車場2台や庭を確保するなら120〜140㎡は欲しいところだ。4LDK・延床120㎡なら敷地120〜150㎡が目安になる。

この面積に本集計の単価を当てると、現実が見える。㎡単価中央値37.1万円/㎡なら敷地130㎡で4,800万円前後。徒歩6〜10分帯の41.59万円/㎡なら5,400万円前後、徒歩16〜20分帯の23.38万円/㎡なら3,000万円前後。建物に2,500〜3,000万円を見込むとすると、総額7,000〜8,000万円に収めたい家庭が選べるのは、本集計では徒歩10分超の帯か、100〜130㎡クラスの区画ということになる。徒歩1〜5分帯(111件)の中央値9,980万円は、土地だけで予算を使い切る水準だ。

用途地域——建てられる/建てにくいの判定

エリアプロフィールによれば、千種区は第一種低層住居専用地域から第一種・第二種住居地域までの住宅系用途地域が面積の大半を占め、今池・千種・本山などの主要駅前に近隣商業・商業地域が配置される構成と推定されている(区全体の面積比率の一次統計は未確認/出典: livable.co.jp)。公示地価の標準地でも、清明山1丁目(239,000円/㎡)、南ケ丘1丁目(198,000円/㎡)がいずれも第一種住居地域・準防火地域と記載されている(出典: totinokati.com)。

注文住宅の優先順位でいえば、環境の安定性は第一種低層住居専用地域が最上位。ただし高さ制限(10mまたは12m)と斜線で3階建てが難しくなるため、延床を縦に稼ぐ設計とは相性が悪い。第一種中高層・第一種住居は日常利便と住環境のバランスが取りやすく、敷地条件次第で3階建ても視野に入る。近隣商業・商業地域は容積率300%以上が設定されることもあり延床は確保しやすい反面、隣地に中高層が建つ前提で採光・騒音を考える必要がある。準防火地域に指定されていれば外壁・開口部の仕様が上がり、建築費に効いてくる点も織り込んでおきたい。

接道・形状・建築条件——現地で潰すべき論点

本集計のリスク要素の比率は、再建築不可0件(0%)、借地権0件(0%)、告知事項0件(0%)。きれいな数字だが、これは「掲載文にその表示がなかった」という意味であって、接道が2m未満でないことを保証するものではありません。前面道路の幅員が4m未満ならセットバックが必要で、その分だけ有効敷地が削られる。エリアプロフィールでも、昔からの住宅街では幅員4m未満の道路が少なくないと指摘されている(出典: utinokati.com)。

もうひとつは地形だ。千種区は丘陵地形のエリアが多く、高低差のある土地・擁壁を伴う土地・旗竿地や不整形地が点在するとされる(統計的裏付けは未確認/出典: utinokati.com)。擁壁のやり直しや造成、地盤改良は数百万円単位で建築予算を食う。本集計では旗竿地・整形地の比率を掲載データから機械的に判別できないため、ここは図面と現地で確認するしかない。上下水道・都市ガスの引込みの有無、隣地からの越境、地歴も同様だ。

価格表に出てこないこれらのコストこそ、千種区で延床120㎡を予算内に収められるかどうかを分ける。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

同じ区内で、㎡単価が2倍以上ちがう。当サービスが収集した489件を駅からの徒歩分数で切り分けると、段差はきれいに階段状に現れた。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)
駅徒歩 件数 中央価格 中央面積 ㎡単価
1〜5分 111件 9,980万円 198.57㎡ 53.9万円/㎡
6〜10分 187件 7,680万円 195.87㎡ 41.59万円/㎡
11〜15分 108件 5,780万円 258.6㎡ 26.47万円/㎡
16〜20分 53件 3,180万円 195.48㎡ 23.38万円/㎡
21分以上 24件 4,380万円 202㎡ 18.4万円/㎡

目を引くのは、徒歩6〜10分から11〜15分に移るところで中央価格が1,900万円下がり、㎡単価の差は15万円/㎡近く下回る点だ。しかも11〜15分帯は中央面積が258.6㎡と最も広い。つまり「5分歩くのを許容すれば、広い敷地が同じ予算で射程に入る」構図になっている。21分以上の帯は24件とサンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、中央価格が16〜20分帯より高いのは面積構成の違いによるものと読める。

エリアプロフィール側の集計でも、徒歩5分以内175.2万円/坪に対し徒歩16分以上59.9万円/坪と、駅距離だけで約3倍の開きが報告されている(2023〜2025年集計/出典: utinokati.com)。駅別では千種駅199.0万円/坪、本山駅154.2万円/坪、覚王山駅152.8万円/坪に対し、自由ケ丘駅67.4万円/坪、茶屋ケ坂駅64.2万円/坪(出典: utinokati.com)。本集計の徒歩帯別の段差と、方向性は一致している。

町丁別に見ると偏りはさらに露骨だ。本集計で件数が多い順に、光が丘18件(中央値2,998万円・中央面積296.59㎡・10.11万円/㎡)、朝岡町17件(1億1,198万円・53.9万円/㎡)、振甫町16件(5,190万円・37.08万円/㎡)、東山元町15件(7,900万円・459㎡・18.51万円/㎡)、松軒13件(6,598万円)、宮根台13件(2,799万円)、日和町12件(1億890万円)、唐山町12件(9,780万円・53.88万円/㎡)、千種12件(7,680万円)、御影町12件(9,980万円・498.41㎡)。いずれも10件台でサンプルが少なめのため、エリアの傾向として眺める程度にとどめたい。

なお光が丘は18件すべてが同価格帯に固まっており、仮説として同一の分譲地または同一物件が複数サイト・複数区画で掲載されている可能性がある(確証なし)。町丁別の数字を見るときは、件数の多さがそのまま選択肢の多さを意味しない点に注意したい。

リスク要素と注意ポイント

リスク表示が全部ゼロ。これは安心材料だろうか、それとも注意信号だろうか。

当サービスが収集した489件で、掲載情報から機械的に拾えるリスク要素の比率は、再建築不可0件(0%)、借地権0件(0%)、告知事項0件(0%)、旧耐震0件(0%)。土地カテゴリなので旧耐震(1981年6月の新耐震基準施行より前の建物)が0%なのは当然として、残り3つが揃ってゼロというのは、むしろ「掲載文面に明記されていないだけ」と読むのが実務的だ。接道幅員や間口、私道負担の有無は、広告表示の自由度が高く、本集計の自動収集では網羅しきれない。再建築可否は必ず重要事項説明と役所調査で確認すべき項目であり、掲載上の表示有無で判断してはいけない。

ハザードについては、正直に書く。名古屋市公式ハザードマップでの千種区の浸水想定区分、液状化危険度の区別評価は、今回参照したエリアプロフィールの範囲では確認できておらず公開情報未確認だ。千種区は名古屋市東部の丘陵地に位置するため低地部と比べて浸水リスクは相対的に低いと一般に言われるが、一次情報での裏取りができていない以上、断定はしない。候補地が決まったら、名古屋市のハザードマップで当該町丁を自分の目で確認してほしい。

代わりに、丘陵地ゆえの固有リスクはエリアプロフィールに明記がある。高低差のある土地・擁壁を伴う土地・旗竿地や不整形地が点在し、造成・擁壁工事の要否とコストを個別に確認する必要があること。昔からの住宅街では前面道路の幅員が4m未満でセットバックが必要な土地も少なくないこと(出典: utinokati.com)。内見時のチェックリストとしては、接道の幅員と間口、高低差と擁壁の劣化状況、隣地との越境物(樹木・給排水管)、用途地域と建ぺい率・容積率の正式値、造成前の地目を含む地歴が挙げられている(出典: utinokati.com)。

価格面のリスクもひとつ。エリアプロフィールによれば千種区の住宅地公示地価は2021年96.7万円/坪から2026年120.2万円/坪へと5年累計で+24.3%の上昇(出典: e-estate.jp)、2026年は前年比+3.86%の上昇と伸びはやや鈍化している(出典: tochidai.info)。一方で取引ベースの坪単価は2025年平均110.6万円/坪で前年比-10.0%(85件)、2026年1〜3月速報は124.5万円/坪(8件、前年比+12.5%の上昇)と振れが大きい(出典: utinokati.com)。売り出し価格と成約価格は別物だという前提は、本集計の数字を読むうえでも外せない。

国交省取引事例で当サービス集計を裏付ける

ひとつ、興味深い一致がある。エリアプロフィールに記載された千種区の土地の平均取引価格は6,808万円(平均面積229㎡、母集団1,165件の複数年集計/出典: sumai-value.jp)。対して当サービスが収集した489件のうち価格が取れた466件の中央値は6,798万円。集計の性質も期間もまったく違う数字が、10万円差で並んだ。偶然の一致ではあるが、掲載価格の中心が過去の取引水準から大きく乖離していないことの傍証にはなる。

個別事例として確認できたのは1件のみだ。池下駅徒歩1分、160㎡の更地が5,600万円(取引時期は出典ページの表が途中で切れており不明/出典: sumai-value.jp)。㎡あたりに直すと、本集計の㎡単価中央値37.1万円/㎡をやや下回る水準になる。本集計の徒歩1〜5分帯の中央値9,980万円・㎡単価53.9万円/㎡と比べると安いが、面積が160㎡と小ぶりで、取引時期も不明。単純比較はできない。

なお、国交省の取引価格情報ベースの個別事例は、今回参照したエリアプロフィールでは5件以上を収集できておらず、掲載できるのはこの1件にとどまる。年間成約件数は2024年度で約101件(出典: sumai-value.jp)、2025年は約85件(出典: utinokati.com)と、月あたり7〜8件のペース。本集計の掲載489件に対して実際に動く区画は限られるという前提で、候補を広めに張っておきたい。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

489件の両端を見ると、千種区の土地の「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」の顔つきがはっきり分かれる。

下位10%層は46件、境界価格は2,998万円。中央面積105.25㎡、駅からの徒歩分数の中央値は11分。延床100㎡の3LDKなら建ぺい率次第で十分成立する広さが、3,000万円を切る水準で出ている計算になる。建築費を2,500万円見込んでも総額5,500万円台。千種区で注文住宅、という条件で最も現実味があるのはこの層だ。町丁別では宮根台(13件・中央値2,799万円・中央面積134.05㎡)や光が丘(18件・2,998万円)がこの価格帯に重なるが、いずれもサンプルが少なめで、同一分譲地の重複掲載が含まれている可能性もある(推測、確証なし)。

上位10%層も46件で、境界価格は1億4,400万円。中央面積298.78㎡、駅徒歩中央値5.5分。300㎡近い敷地が駅5分圏にある、という条件そのものが千種区では希少だ。朝岡町(17件・中央値1億1,198万円)、日和町(12件・1億890万円)、御影町(12件・9,980万円・中央面積498.41㎡)あたりがこの層の中心に見える。広い敷地に平屋や回遊動線の家を、という計画には向くが、建物も含めれば総額2億円級。一次取得の射程ではない。

中間に目を戻すと、5,500〜7,000万円台に64件、7,500〜8,000万円台に30件と厚い山がある。ここが千種区で家を建てる人の主戦場だと読める。

問題は、この主戦場の区画がいつ出てくるか分からないことだ。今回の観測期間では掲載終了の記録が0件のため、本集計から「何日で消えるか」は算出できていない。つまり滞在日数の安心材料も危険信号も、データとしては手元にない。確かなのは、10サイトに489件が並び、そのうち条件に合うのはせいぜい数件という比率のほうだ。予算・面積・徒歩分数・建築条件の4つを固定したうえで、新着と価格改定だけを毎日拾い続ける——人力でやれば1日30分が消える作業を、自動で回す必然性はここにある。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 愛知県名古屋市千種区 土地の坪単価はいくら?

当サービスの集計では、収集した489件(価格判明466件)の㎡単価中央値は37.1万円/㎡で、坪に換算するとおおむね120万円台前半にあたります。外部の公開データでは、2026年の住宅地公示地価は平均120.2万円/坪・前年比+3.86%の上昇(出典: tochidai.info)、取引ベースでは2025年平均110.6万円/坪(85件、前年比-10.0%)、2026年1〜3月速報124.5万円/坪(8件)と報告されています(出典: utinokati.com)。駅別では千種駅199.0万円/坪から茶屋ケ坂駅64.2万円/坪まで3倍超の開きがあります(出典: utinokati.com)。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計からは「買い時」そのものは判定できませんが、材料は示せます。本集計の価格中央値は6,798万円、安めの4分の1が4,380万円以下、高めの4分の1が9,980万円以上。エリアプロフィール側では住宅地公示地価が2021年96.7万円/坪から2026年120.2万円/坪へ5年累計+24.3%の上昇を記録する一方、2026年の伸びは+3.86%と前年の+6.22%から鈍化しています(出典: e-estate.jp)。上昇が続く局面か踊り場かは見方が分かれるため、価格の推移より「条件に合う区画が出たかどうか」で判断するほうが実務的だと考えます。

Q3. 建築条件付き土地の流通量はどれくらいですか?

当サービスの集計では、掲載情報から建築条件の有無を自動判別できないため、構成比は算出できていません。エリアプロフィール側でも建築条件付き土地の比率は公開情報未確認です。ひとつの手がかりとして、SUUMO掲載分と駅徒歩11〜15分帯で「建築年2026年」という値が中央値として立っており、仮説として建物プラン前提の区画が一定数含まれている可能性があります(確証なし)。自由設計を希望するなら、問い合わせの最初に建築条件の有無を確認してください。

Q4. 坪単価が高くなるのはどんな条件ですか?

当サービスの集計では、最も効くのは駅距離です。収集した489件を徒歩帯で分けると、1〜5分(111件)が53.9万円/㎡、6〜10分(187件)が41.59万円/㎡、11〜15分(108件)が26.47万円/㎡、21分以上(24件、サンプル少なめ)が18.4万円/㎡。面積も効き、小さい区画ほど㎡単価は下がりにくい傾向があります。外部データでも20坪未満122.1万円/坪、30〜40坪127.4万円/坪と、狭小でも坪単価が落ちない構造が確認されています(出典: utinokati.com)。

Q5. 用途地域によって価格はどれくらい違いますか?

当サービスの集計では、掲載データに用途地域が揃っていないため区分別の中央値は算出できていません。参考として、公示地価の標準地では清明山1丁目907番が239,000円/㎡、南ケ丘1丁目43番3が198,000円/㎡で、いずれも第一種住居地域・準防火地域と記載されています(出典: totinokati.com)。千種区は住宅系用途地域が面積の大半を占め、主要駅前に近隣商業・商業地域が配置される構成と推定されています(区全体の比率は一次統計未確認/出典: livable.co.jp)。建ぺい率・容積率の正式値は必ず役所で確認してください。

Q6. 千種駅前のタワーマンション計画は、土地探しに影響しますか?

当サービスの集計期間(2026年9月16日〜10月16日)の価格データから、計画の影響を直接切り出すことはできません。エリアプロフィールによれば、積水ハウスによる(仮称)千種駅前計画は地上48階・高さ約190m・総戸数約450戸・延床約10万㎡の規模で、2025年9月時点で計画段階環境配慮書が公表された段階、分譲開始時期・価格は未確定です(出典: skysclinear.com)。竣工時期が固まっていない以上、期待値を価格に織り込みすぎた売り出しとは距離を置くのが無難だと見ています。

Q7. 狙いの条件で愛知県名古屋市千種区 土地の新着を毎日追うには?

当サービスの集計はLINEの「物件ウォッチ」の実稼働データから生成しています。友だち追加して「愛知県名古屋市千種区 土地」と送るだけで監視が始まり、本レポートの対象と同じ10サイト(センチュリー21、大京穴吹不動産、HOME4U、LIFULL HOMES、東急リバブル、ノムコム、ピタットハウス、三井のリハウス、住友ステップ、SUUMO)を15分間隔で巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。エリア・予算・面積・駅徒歩などの複合条件で絞り込め、無料プラン(24時間遅延・1監視)から試せます。有料プランは月額980円からでリアルタイム通知に対応します。

2026年10月のハイライトと注意点

今月いちばんの発見は、駅徒歩帯で現れた階段状の単価差だ。当サービスが10サイトから収集した489件では、徒歩1〜5分(111件)の53.9万円/㎡に対し、11〜15分(108件)は26.47万円/㎡、21分以上(24件、サンプル少なめ)は18.4万円/㎡。しかも11〜15分帯は中央面積258.6㎡と最も広い。5分余計に歩く判断が、延床120㎡の計画で3,000万円規模の予算差になって返ってくる。注文住宅を前提にするなら、駅近へのこだわりを一度ゼロベースで検算する価値がある。

ただし読み方には二つの留保を。ひとつ、本集計の価格はすべて売り出し時点の掲載価格で、成約価格ではない。ふたつ、同一の区画が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、489件がそのまま選べる区画数を意味しない。光が丘18件が同一価格帯に固まっている例のように、町丁別の件数は重複を含んでいる可能性がある。数字の厚みと、選択肢の厚みは別物だ。

本レポートは、物件ウォッチが 10サイト(センチュリー21, 大京穴吹不動産, HOME4U, LIFULL HOMES, 東急リバブル, ノムコム, ピタットハウス, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 489件(2026-09-16 〜 2026-10-16)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

489件超の愛知県名古屋市千種区 土地から条件に合う1件を

特に 駅徒歩6〜15分, 土地100〜150㎡, 建築条件なし は早く動きます。10サイトの新着を15分間隔でチェックして、LINEで即通知。
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※ この記事のデータは物件ウォッチがセンチュリー21・大京穴吹不動産・HOME4U・LIFULL HOMES・東急リバブル・ノムコム・ピタットハウス・三井のリハウスなど10サイトを横断して収集した2026年10月17日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。現在掲載中の注目物件20件は 愛知県名古屋市千種区 土地の注目物件一覧 から確認できます。