新しい年次の区画が3→12件に急増、上位ラインは6,000万円へ後退 | 沖縄県うるま市 土地 中古相場分析【2026年8月版】— 206件集計
同じうるま市の土地なのに、中央価格が305万円の地区と2,925万円の地区が同じ月に並んでいる——これが2026年7月の実像です。当サービスが4サイト(athome、HOME4U、LIFULL HOMES、SUUMO)から2026年7月5日〜8月4日に収集した沖縄県うるま市の土地206件を集計すると、価格中央値は1,829万円、㎡単価中央値は6.4万円/㎡。前月比では在庫が192→206件へ増える一方、上位10%ラインは6,000万円へ下がりました。注文住宅の用地としてどこを見るべきか、数字から順に追います。
市場サマリー
沖縄県うるま市 土地の新着を見逃さない
今月の注目: 敷地150㎡以上×2,000万円以下, 旧具志川の住宅地(喜仲・高江洲・西原), 建築条件なしの新着
4サイトを15分間隔で自動チェック。新着が出たらLINEに即通知します。
この月次レポートも毎月3日にLINEで届きます。
📝 本稿の読み方
- 分析対象: 4サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, SUUMO)の掲載データ 206件、期間 2026-07-05 〜 2026-08-04
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた物件を集計しています。価格変更などで同じ物件が再掲載された場合は、URLでまとめて1件として扱っています。
- 表示価格は売出時点の価格で、実際に成約した価格ではありません
- 同じ物件が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを1件として数えています
- 週次レポートとは数字が一致しません: 本月次レポートは直近30日間に掲載が確認できた物件を期間全体で集計します(複数サイトに掲載された物件は各サイトで1件ずつ、同一サイト内の再掲載はURLでまとめて1件)。週次レポートは週末時点に掲載中だった物件だけを切り取る断面集計のため、重複の数え方・集計窓・時点の取り方が異なり、件数や中央値は月次と週次で一致しないのが正常です
TL;DR / 今月の要点
- 4サイトから集めた沖縄県うるま市 土地206件の価格中央値は1,829万円(前月比-0.6%とほぼ横ばい)、㎡単価中央値は6.4万円/㎡
- 2026年の年次が付いた区画が3→12件へ、前月比+300%の増加。中央価格も680万円→1,845万円へ上昇
- 徒歩11〜15分帯の中央値が135→440万円へ、前月比+225.9%の上昇。ただし10件のサンプルなので傾向として見る程度
- 上位10%の境界価格は6,000万円で前月比-20%、最上層(上位5%)も8,467万円まで低下。大型用地の掲載が薄くなった
- 価格帯は1,500〜2,000万円が48件で最多、0〜500万円が33件と二山。中間の1,000〜1,500万円は16件と薄い
- 地区別では塩屋26件が中央値305万円、喜仲11件が1,770万円、石川白浜6件が2,925万円(少数の参考値)と段差が大きい
- 再建築不可・借地権・告知事項といったリスク要素の表示は206件すべてで0.0%。ただし掲載文言ベースの集計で、接道は個別確認が必要
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 1,829万円
- ㎡単価中央値: 6.3万円/㎡
- 中央値の前月比: -0.6%
- 集計件数: 206件(4サイト)
- 掲載期間の中央値: 13日
今月のトップ3変化(前月比)
2026年の年次が付いた区画が3→12件へ、前月比+300%の増加
本集計で「2020年以降」の年次区分に入る掲載が、前月は3件→今月は12件。中央価格も680万円→1,845万円へ跳ね上がりました。12件はまだサンプルが少なめなので傾向として見る程度ですが、面積中央値は148.2㎡と注文住宅向けのサイズ。推測だが、分譲区画や建築条件付き(売建)のまとまった供給が入った可能性があります(確証なし)。
徒歩11〜15分帯の中央値が135→440万円へ、前月比+225.9%の上昇
件数は12→10件とわずかに減り、価格中央値は135万円から440万円へ。本集計の中では最も安い帯であることは変わりませんが、100万円台の極端に安い区画が掲載から抜け、数百万円台に入れ替わった結果と読めます(推測)。10件のサンプルなので、水準そのものより「この帯には数百万円台の選択肢が実在する」という事実の方が使えます。
構造情報が付いた掲載(RC造)が1→3件に増加
参考値として、構造情報が付随した掲載が前月の1件から3件へ。中央価格2,190万円は前月と同水準で、面積中央値は448㎡と大きめです。土地カテゴリでありながら建物・構造の情報が併記されている掲載と読め、当サービスの収集対象には土地と建物提案がセットになった掲載も混じることを示しています。3件のみなので水準の判断材料にはしません。
🗞️ 今月のトピック
2026年7月2日、うるま市公式サイトで「令和8年度の人口統計」ページが更新・公開されました(出典: うるま市公式サイト)。あわせて6月2日には行政区別・大字別の人口データを載せた「うるま市の人口と世帯数」も更新されています(出典: うるま市公式サイト)。公表値は令和7年5月1日現在で人口127,061人、世帯数58,948(出典: うるま市公式サイト)。市域内に鉄道駅はなく大字ごとに生活環境が大きく違うエリアなので、行政区別の人口が毎月更新されること自体が、用地探しの精度を上げる材料になります。当集計の掲載件数も前月192件→206件へ増加しており、供給側の動きと人口統計を並べて見る価値がある月でした。なお直近90日以内のうるま市固有の大型再開発や企業進出のニュースは、今回参照したエリア概要では確認できていません。
沖縄県うるま市 土地の中古市場の輪郭(当サービス集計)
集めた206件の顔ぶれ
当サービスが4サイトから2026年7月5日〜8月4日に収集した沖縄県うるま市の土地は206件。内訳はLIFULL HOMES 113件、SUUMO 38件、athome 36件、HOME4U 19件です。サイト別の中央価格はLIFULL HOMES 1,900万円、SUUMO 1,835万円、athome 1,800万円とよく揃う一方、HOME4Uだけ320万円と一桁違います。HOME4Uは19件と少なめなので傾向として見る程度ですが、掲載元によって拾っているエリアがまるごと違うことを示す数字だと読めます。
価格はどこに集中しているか
206件の価格中央値は1,829万円、平均は2,927万円。平均が中央値を1,000万円以上上回るのは、最大値2億9,646万円をはじめ高値の裾を引いた分布だからです。安めの4分の1は950万円以下、高めの4分の1は2,892万円以上。最安層(下位5%)は255万円、最上層(上位5%)は8,467万円、最小値は40万円。㎡単価中央値は6.4万円/㎡(坪換算で約21万円)です。 500万円刻みで並べると、最多は1,500〜2,000万円の48件、次が0〜500万円の33件、500〜1,000万円の25件。つまり「1,800万円前後の住宅用区画」と「300万円台の郊外・島しょ部の区画」という二つの山があり、中間の1,000〜1,500万円は16件と意外に薄い。予算1,200万円前後で探すと選択肢がいちばん少ない、という構造です。
掲載の入れ替わり
期間中の新規掲載は58件、掲載終了は39件。週別では7月5日週の新規25件が最も厚く、以降16件→7件→10件と落ち着きました(8月2日週は集計途中)。在庫は前月192件から206件へ、前月比+7.3%の増加。掲載が増えているのに上位10%ラインが6,000万円へ下がった点が、今月の見どころです。
価格帯の断層と区画条件(築年ではなく土地条件で読む)
沖縄県うるま市の土地には、面積の境界ではっきりとした価格の断層があります。ただし本集計では面積帯をそのまま切った集計値が取れていないため、面積の中央値が近いグループを並べて断層の形を読みます。数字を作らず、足りない帯は正直に空欄にしました。
面積帯ごとの中央価格(近い面積のグループで代替)
| 面積の目安 | 参照したグループ | 中央価格 |
|---|---|---|
| 50㎡未満 | 石川東恩納 11件(中央面積34㎡・傾向として) | 1,300万円 |
| 50〜100㎡ | 本集計では十分なサンプルがない | — |
| 100〜200㎡ | 中央面積145〜150㎡台の掲載群(HOME4U 19件/LIFULL HOMES 113件) | 320万円/1,900万円 |
| 200㎡以上 | SUUMO掲載38件(中央面積326.5㎡) | 1,835万円 |
| 1,000㎡級 | 上位10%層20件(中央面積1,072.11㎡) | 6,000万円以上 |
石川東恩納は中央面積34㎡で中央価格1,300万円。㎡あたりで見ると市全体の6.4万円/㎡を大きく上回る水準で、狭小区画ほど単価が跳ねる典型です。反対に上位10%層は中央面積1,072.11㎡で境界価格6,000万円。総額は重いのに単価は落ちる、いわゆる単価逓減がこのエリアでも素直に効いています。
100㎡と200㎡の境界で何が起きているか
注文住宅の視点で効くのは100㎡と200㎡の二つの境界です。仮に建ぺい率60%の指定なら、敷地100㎡では1階の建築面積が60㎡まで。総2階に近い形なら延床100㎡(3LDK)は理論上収まりますが、駐車2台と庭を取ると窮屈になります。敷地150〜200㎡に入ると1階を90〜120㎡取れるため、延床120㎡(4LDK)+平屋寄りの間取りも選べる。本集計で中央面積145〜150㎡台のグループの中央価格が320万円〜1,900万円と大きく開いているのは、この面積帯こそエリア差がそのまま値段に出るゾーンだからだと読めます。200㎡超のグループ(中央面積326.5㎡)の中央価格1,835万円は、150㎡台のLIFULL HOMES掲載群1,900万円とほぼ同水準。面積が倍でも総額が変わらない区画が実在する、これがうるま市の断層のおもしろさです。なお最低敷地面積を定める条例の有無は公開情報未確認で、都市計画図と市への確認が必要です。
建築条件付きと自由設計の断層
残念ながら、当サービスの集計項目には建築条件の有無を直接示すデータがなく、うるま市の建築条件付き土地の比率も公開情報未確認です。手がかりは、2026年の年次が付いた12件(中央価格1,845万円、中央面積148.2㎡)。推測ですが、この一群には建築条件付き(売建)や分譲区画が含まれる可能性があります(確証なし)。注意したいのは総額視点です。土地1,500万円+自由設計で建物2,500万円と、土地1,300万円+指定ビルダーで建物2,900万円では、土地の安さが逆転します。土地価格だけの比較は、この市場では判断材料の半分にしかなりません。
用途地域・接道条件でみる価格差
うるま市で家を建てるための土地を坪単価で並べると、注文住宅向けの現実的なゾーンは意外に狭い。当サービスが集めた206件から、延床計画側から逆算してみます。
想定延床から逆算する「買える面積帯」
3LDK・延床100㎡を建てたい家族なら、駐車2台と庭・アプローチを含めて敷地150㎡前後が下限ラインです。本集計で中央面積145〜150㎡台に位置するグループの中央価格は、地区によって塩屋305万円(26件)から喜仲1,770万円(11件・中央面積179.83㎡)まで開きます。つまり「150㎡の土地」という条件だけでは予算が1,400万円以上ぶれる。逆に言えば、延床100㎡なら1,000万円未満の選択肢も本集計内に確実に存在します(0〜500万円が33件、500〜1,000万円が25件)。 4LDK・延床120㎡なら敷地200㎡以上が安心圏。SUUMO掲載38件の中央面積326.5㎡・中央価格1,835万円、与那城屋慶名16件の中央面積345㎡・中央価格1,980万円あたりが目安ゾーンになります。中央値1,829万円という全体像は、まさに「4LDKが余裕で建つ広さの土地」の値段だと考えると腹に落ちます。
用途地域構成(建てられる/建てにくいの判定)
本集計には用途地域の項目がなく、うるま市の用途地域別の比率も公開情報未確認です。ただしうるま市都市計画図(具志川地域・石川地域・勝連半島地域・島しょ地域)が2025年4月11日に更新されており、購入前の規制確認はここが起点になります(出典: うるま市公式サイト)。一般論として、第一種低層住居専用地域は住環境が最も安定する反面、建てられる延床が抑えられがち。第一種中高層住居専用地域や第一種住居地域は延床の自由度が上がり、4LDK・延床120㎡を素直に載せやすい。商業系・工業系でも住宅は建てられるケースがありますが、エリア概要では州崎地区に工業用地が存在するとされており、騒音や大型車の動線は現地で確かめたいところです。
接道・形状・建築条件(家を建てる現実的観点)
整形地・旗竿地・変形地の内訳は、当サービスの収集データでは取得できていません。ここは図面と現地で見るしかない領域です。リスク要素の表示を見ると、再建築不可は206件中0件(0.0%)。ただしこれは掲載文言に基づく集計なので、幅員4m以上の道路に2m以上接しているかは測って確認するのが安全です。上下水道・ガスの引込み状況、高低差と擁壁の有無も本集計の対象外。特に石川・与那城・勝連の郊外部や島しょ部は、引込み費用と地盤改良費が総額を数百万円動かすことがあります。洪水・津波・液状化のハザード評価はエリア概要でも未確認とされており、市のハザードマップで自分の目で確かめてください。加えて、1,500㎡以上3,000㎡未満の一団の土地の区画形質を変更する場合は市の開発行為指導要綱の対象になります(出典: うるま市例規集)。大きめの区画を分けて使う構想なら事前確認が必須です。
立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)
意外なことに、当サービス集計では徒歩11〜15分帯の中央値440万円に対し、徒歩16〜20分帯は3,396万円。近いほど高い、という常識が成り立っていません。
理由は明快です。うるま市域内に鉄道駅は存在せず、移動は自動車・路線バスが中心(エリア概要より)。掲載側の徒歩分数はバス停など最寄り交通拠点までを指すケースが多いと読めるため、距離指標としては参考程度に扱うべきです。数字を並べると、徒歩1〜5分が80件で中央値1,746.5万円、6〜10分が42件で1,900万円。この二帯だけで122件、全体の約6割を占めます。近い帯の方が153.5万円ほど安いという逆転は、単に「バス停近くの安い区画」がまとまって出ているためと解釈できます。11〜15分帯は10件で440万円(傾向として)、16〜20分帯は4件で3,396万円(少数の参考値)。
地区別の段差が本命
実務的に効くのは地区名です。本集計で件数が多いのは塩屋26件(中央値305万円・中央面積145.74㎡)、与那城屋慶名16件(1,980万円・345㎡)、西原14件(2,285万円)、喜仲11件(1,770万円・179.83㎡)、高江洲11件(1,889万円)、石川東恩納11件(1,300万円・34㎡)。石川6件2,640万円、石川白浜6件2,925万円、石川東山本町5件1,898万円、与那城伊計5件950万円(中央面積374.1㎡)は少数の参考値です。旧具志川地域の住宅地(喜仲・高江洲・西原)が1,700〜2,300万円台に固まり、郊外・島しょ部が数百万円台に沈む二層構造がきれいに出ています。
公示地価でも同じ段差が確認できます。市の行政・商業中心地であるみどり町は96,200円/㎡で前年から+6.94%の上昇、郊外拠点の石川は47,300円/㎡で+7.89%の上昇(いずれも2025年、出典: tochidai.info)。中心部と郊外で㎡あたり約2倍の差がありながら、上昇率は郊外の方が高い。注文住宅の用地としては、この「安いのに上がっている」ゾーンをどう評価するかが分かれ目になります。
リスク要素と注意ポイント
気になるのは、当サービス集計でリスク表示が「きれいすぎる」ことです。206件中、再建築不可0件(0.0%)、借地権0件(0.0%)、告知事項0件(0.0%)、旧耐震0件(0.0%)。土地カテゴリなので旧耐震(1981年6月施行の新耐震基準より前の建物)が0件なのは当然ですが、再建築不可と借地権まで0.0%というのは、リスクが無いのではなく掲載文言に書かれていないだけの可能性が高いと読むべきです。
接道は「表示なし」を安心と読まない
再建築可否を左右するのは、幅員4m以上の道路に2m以上接しているかという一点。うるま市は自動車前提の生活圏で、国道329号や沖縄自動車道のICへの動線が生活の質を決めます(エリア概要より)。旧集落内の細い路地に面した区画は、幅員が4mを切っていたり、セットバックで有効敷地が削られたりします。延床120㎡を計画していたのに、セットバック後の敷地で建ぺい率が足りず設計変更、というのは避けたい展開です。
ハザードと地盤は「未確認」を前提に動く
エリア概要では、うるま市の洪水・高潮ハザードマップ上の位置付け、地震・液状化リスクの評価はいずれも未確認とされています。つまり本記事のデータからは判断できない領域です。海に近い塩屋・与那城・勝連の各地区や島しょ部(平安座島・宮城島・伊計島など)を検討する場合は、津波・高潮の想定と地盤の履歴を市の公表資料で必ず自分で確かめてください。高低差のある区画は擁壁の状態と越境、上下水道の引込み位置も現地確認事項です。これらは本集計の項目に含まれていません。
規制面の実務チェック
うるま市都市計画図は2025年4月11日に更新されており、用途地域・建築規制の確認はここから(出典: うるま市公式サイト)。また、1,500㎡以上3,000㎡未満の一団の土地の区画形質を変更する開発行為は市の指導要綱の対象です(出典: うるま市例規集)。本集計の上位10%層は中央面積1,072.11㎡と大きく、広い土地を分けて使う構想の場合はこの線引きが効いてきます。景観に関してはうるま市景観計画(原案)の存在が確認されているものの、売買・建築への具体的な規制内容は公開情報未確認です。
国交省取引事例で当サービス集計を裏付ける
エリア概要に収録されている実際の取引データは、当サービス集計の中央値1,829万円と驚くほど整合しています。国交省系データをもとにした集計では、うるま市の土地(宅地)の2024年平均取引価格は1,708万円で、前年から+3.7%の上昇(出典: kaitochi.chintaistyle.jp)。当集計の中央値1,829万円は、これより約120万円高い水準です。掲載価格は売出時点の価格で成約価格ではないため、この差は「売出→成約で少し下がる」通常の流れとも整合的だと読めます。
個別事例のレンジは極端です。最安値は2017年10-12月期のうるま市与那城桃原、165㎡で16万円。最高値は2022年1-3月期のうるま市字塩屋、9,999㎡で96,000万円(いずれも出典: kaitochi.chintaistyle.jp)。同じ字塩屋が、当集計では26件・中央値305万円・中央面積145.74㎡の低価格帯地区として出てくる点が示唆的です。面積と用途が変われば同じ地名でも桁が変わる——うるま市の土地を地名だけで判断できない理由がここにあります。
なお、エリア概要では個別10件分の取引明細は取得できておらず、中央値も未確認とされています。掲載データ側で毎月の水準を追い、公的な取引集計で年1回の答え合わせをする、という二段構えが現実的です。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
同じ月の同じ市で、300万円以下の20件と6,000万円以上の20件が並んでいる。当サービス集計の両端を覗くと、狙うべきゾーンがはっきりします。
お得ゾーン:下位10%層(300万円以下・20件)
境界価格は300万円で、前月の480万円から前月比-37.5%の低下。この層の中央面積は145.74㎡、徒歩分数の中央値は6分。ここが重要で、「安い=極端に狭い」わけではないのです。145㎡あれば延床100㎡の3LDKは十分に検討でき、300万円という総額なら建物側に予算を寄せられます。地区で言えば塩屋(26件・中央値305万円)や与那城伊計(5件・中央値950万円、少数の参考値)といった郊外・島しょ部が中心。向くのは、通勤先が中部・北部で、上下水道の引込みや地盤改良に数百万円を追加してでも土地を安く抑えたい人。逆に那覇方面へ毎日通う人には距離のコストが重くのしかかります。
プレミアムゾーン:上位10%層(6,000万円以上・20件)
境界価格6,000万円は前月の7,500万円から前月比-20%の低下。中央面積は1,072.11㎡、徒歩分数の中央値は5分。1,000㎡級の広い土地が中心で、個人が家1軒を建てるためのサイズではありません。上位5%ラインも前月比-33.3%の低下で8,467万円まで下がっており、大型用地の掲載が薄くなったことが数字に出ています。注文住宅の用地としては、この層は基本的に対象外と割り切ってよいでしょう。
だから毎日追う必要がある
注文住宅向けの本命ゾーン、つまり敷地150〜330㎡で1,700〜2,300万円台の区画は、旧具志川地域の住宅地に集中しつつ常に入れ替わっています。当集計では期間中に58件が新規掲載され、39件が掲載終了。掲載終了までの日数は6件の少数の参考値ながら中央値13日で、2週間前後で顔ぶれが変わる計算になります。週別の新規掲載も25件→16件→7件→10件と波があり、出るときはまとまって出る。手作業の巡回で条件に合う数件を拾い続けるのは、率直に言って現実的ではありません。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. 沖縄県うるま市 土地の坪単価はいくらですか?
当サービスの集計では、206件の㎡単価中央値は6.4万円/㎡(坪換算で約21万円)です。公的な指標では、うるま市全体の公示地価は55,791円/㎡=184,435円/坪(2024年、出典: tochidai.info)、中心部のみどり町は96,200円/㎡=318,016円/坪(2025年、出典: tochidai.info)。中心部を狙うなら坪30万円台、郊外なら坪10万円台という二層で考えるのが実務的です。
Q2. いまは買い時ですか?
当サービスの集計では価格中央値が1,839.5万円→1,829万円と前月比-0.6%のほぼ横ばい、高めの4分の1は前月比-12.1%の低下、上位10%ラインも前月比-20%の低下でした。一方、公示地価はみどり町+6.94%、石川+7.89%と上昇が続いています(2025年、出典: tochidai.info)。掲載価格は落ち着きつつ地価は上向き、という状況。焦って高値を追う局面ではないものの、住宅地の中心部は待てば安くなるとも言い切れません。
Q3. 建築条件付き土地の流通量はどのくらいですか?
当サービスの集計には建築条件の有無を示す項目がなく、うるま市の建築条件付き土地の比率も公開情報未確認です。手がかりは、2026年の年次が付いた12件(中央価格1,845万円・中央面積148.2㎡)が前月比+300%の増加で3件から増えたこと。推測ですが分譲区画や売建が含まれる可能性があります(確証なし)。自由設計が必須なら、掲載ごとに条件の有無を個別に確認してください。
Q4. 坪単価が高くなるのはどんな条件ですか?
当サービスの集計で単価が跳ねているのは、狭い区画です。石川東恩納は11件で中央面積34㎡・中央価格1,300万円と、㎡あたりでは市全体の6.4万円/㎡を大きく上回ります。逆に上位10%層は中央面積1,072.11㎡で総額6,000万円以上ですが、単価は落ちる。面積が小さいほど単価が高く、広いほど単価が下がるという逓減がはっきり出ています。
Q5. 用途地域によって価格はどれくらい変わりますか?
当サービスの集計には用途地域の項目がないため、直接の比較はできません。公的な指標では、うるま市の商業地平均が210,358円/坪、住宅地平均が149,629円/坪(いずれも2023年、出典: tochidai.info)で、商業地の方が約1.4倍の水準です。用途地域別の比率は公開情報未確認なので、うるま市都市計画図で個別に確認してください(出典: うるま市公式サイト)。
Q6. 島しょ部(伊計島など)の土地は安いようですが、注意点は?
当サービスの集計では与那城伊計が5件・中央値950万円・中央面積374.1㎡(少数の参考値)、塩屋が26件・中央値305万円と、確かに低価格帯です。ただし公示地価では与那城平安座東村内が9,060円/㎡と市内最低地点として記録されています(2024年、出典: tochidai.info)。海中道路経由のアクセス、上下水道の引込み、津波・高潮の想定は本集計の対象外なので、市の資料で個別に確認が必要です。
Q7. 狙いの条件で沖縄県うるま市 土地の新着を毎日追うには?
当サービスの集計はLINEの「物件ウォッチ」で誰でも使えます。友だち追加して「沖縄県うるま市 土地」と送るだけで監視が始まり、athome・HOME4U・LIFULL HOMES・SUUMOの4サイトを15分間隔で巡回して、新着・価格変動・掲載終了を通知します。エリア、カテゴリ、予算、面積などの複合条件で絞り込み可能。無料プラン(24時間遅延・1監視)から始められ、リアルタイム通知やAI分析は¥980/月〜です。
2026年8月のハイライトと注意点
今月いちばんの発見は、掲載が増えたのに上限が下がったことです。当サービスが集めた206件は前月比+7.3%の増加ですが、上位10%ラインは6,000万円へ前月比-20%の低下、最上層(上位5%)も8,467万円へ前月比-33.3%の低下。代わりに2026年の年次が付いた区画が3→12件へ前月比+300%の増加、㎡単価中央値は前月比+52.6%の上昇で6.4万円/㎡になりました。大型用地が引き、注文住宅向けサイズの区画が前に出た月だと読めます(解釈です)。注意点を二つ。掲載価格は売出時点のもので、実際に成約した価格ではありません。また同じ土地が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、実物件数はやや少なくなります。水準の絶対値より、前月との差の方向を読むのが正しい使い方です。
本レポートは、物件ウォッチが 4サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, SUUMO)から自動収集した掲載データ 206件(2026-07-05 〜 2026-08-04)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
206件超の沖縄県うるま市 土地から条件に合う1件を
特に 敷地150㎡以上×2,000万円以下, 旧具志川の住宅地(喜仲・高江洲・西原), 建築条件なしの新着 は早く動きます。4サイトの新着を15分間隔でチェックして、LINEで即通知。
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※ この記事のデータは物件ウォッチがathome・HOME4U・LIFULL HOMES・SUUMOを横断して収集した2026年8月5日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。現在掲載中の注目物件20件は 沖縄県うるま市 土地の注目物件一覧 から確認できます。