駅徒歩11〜15分が前月比−23.8%、府中町の土地に起きた価格の組み替え | 広島県府中町 土地 中古相場分析【2026年10月版】— 167件集計

最終更新: | 167件・6サイトのデータに基づく

広島県府中町の土地、1年前の相場感はもう通じないかもしれない。当サービスが6サイトから収集した167件(2026年9月4日〜10月4日に掲載されていた分)を集計すると、価格中央値は2,800万円。前月の2,630万円から+6.5%の上昇だ。さらに目を引くのは安い側の下限で、下位10%の境界が1,100万円から1,280万円へ(前月比+16.4%の上昇)と動いている。注文住宅の用地として、いまどの面積帯・どの町丁を見るべきか。数字から読み解いていきたい。

市場サマリー

集計件数
167件
中央値価格
2,800万円
㎡単価中央値
17.1万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
1,880〜3,818万円

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今月の注目: 土地 2,500万円以下, 面積130〜160㎡, 駅徒歩20分以内
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

駅徒歩11〜15分帯の中央値が8,985万円→6,842.5万円(前月比−23.8%)

当サービスの集計で最も大きく動いたのがこの帯だ。ただし件数は18件、中央面積は303.295㎡と、他の帯(113〜186㎡台)より一回り以上大きい区画が中心。つまり住宅一戸分というより、まとまった土地の出入りが中央値を振らしている構図に見える。推測だが、前月まで含まれていた最上層の大型区画が掲載を終え、やや小ぶりな区画に入れ替わった結果と解釈できる(確証なし)。注文住宅用地を探す読者は、この帯の中央値を自分の予算感にそのまま当てはめない方がいい。

下位10%の価格ラインが1,100万円→1,280万円(前月比+16.4%の上昇)

本集計で見逃せないのが「安い側の底上げ」だ。下位10%層16件の中央面積は109.93㎡、駅徒歩は中央値10分。つまり郊外の広い区画ではなく、駅圏にある100㎡強の区画が最安ゾーンを構成している。上位10%の境界も4,980万円→5,490万円(+10.2%の上昇)へ動いており、価格帯の上下が同時に切り上がった格好。仮説として、割安な出物が早めに掲載終了し、残った区画の価格水準が押し上げられた可能性がある(確証なし)。

2020年以降に出た区画の中央値が1,980万円→2,230万円(前月比+12.6%の上昇)

当サービスが収集したデータのうち、新しい情報区分に分類される20件の中央値が2,230万円へ上がった。中央面積は153.09㎡で、4LDK・延床120㎡クラスを想定しても十分な広さだ。サンプルは20件と多くないため傾向として見る程度にとどめたいが、総額2,000万円台前半で150㎡前後という組み合わせが府中町内でまだ成立している点は、用地探しの基準線として覚えておきたい。

広島県府中町 土地の中古市場の輪郭(当サービス集計)

まず、今回のデータの輪郭を押さえておきたい。

167件はどこから集まったか

当サービスが2026年9月4日〜10月4日に6サイト(athome、HOME4U、LIFULL HOMES、三井のリハウス、住友ステップ、SUUMO)から収集した広島県府中町 土地のデータは167件。内訳はSUUMO 66件、athome 38件、LIFULL HOMES 28件、HOME4U 25件、三井のリハウス 6件、住友ステップ 4件。サイトごとの中央値は2,480万〜2,880万円と、驚くほど揃っている。情報源が違っても見えている価格帯は同じ、ということだ。なお同一の区画が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、実在区画数はこれより少ない。

価格はどこに集中しているか

価格が判明した166件の中央値は2,800万円。安めの4分の1の線(第1四分位)が1,880万円、高めの4分の1の線(第3四分位)が3,818万円だから、ボリュームゾーンはおおむね1,900万〜3,800万円に収まる。最安層(下位5%)は1,013万円、最上層(上位5%)は9,875万円。最小値150万円から最大値1億4,305万円まで振れ幅は大きく、平均は3,306万円と中央値を500万円以上上回る。高値側に長い裾を引いた分布で、平均だけを見ると実勢より高く見える典型だ。面積あたりでは㎡単価中央値が17.1万円/㎡。価格帯の山は1,500〜2,000万円が42件で最多、次いで2,500〜3,000万円が25件、3,000〜3,500万円が20件と続く。

掲載の入れ替わり

期間中の新規掲載と掲載終了の件数は、観測期間の制約があるため参考扱いとしたい。確度の高い指標としては、掲載が終了するまでの日数が中央値33日(12件ベース、傾向として)。前月の総件数171件から今月167件へ4件減と、在庫そのものは横ばいだ。動いていないのではなく、入れ替わりながら総量が保たれている、と読むのが近い。

価格帯の断層と区画条件(築年ではなく土地条件で読む)

広島県府中町の土地には、面積の境界ではっきりとした「価格の断層」がある。しかもその断層は、注文住宅を建てたい人の予算計画を直撃する位置に走っている。

面積帯ごとの価格の目安

正直に書くと、当サービスの今回の集計では50㎡未満/50〜100㎡/100〜200㎡/200㎡以上という面積帯別の個別集計を十分なサンプル数で切り出せていない。そこで代替として、価格の下位10%層・全体・上位10%層の面積と価格を並べてみる。

面積帯ごとの価格の目安
グループ 件数 価格の目安 中央面積 駅徒歩(中央値)
下位10%層 16件 1,280万円以下 109.93㎡ 10分
全体(価格判明分) 166件 中央値2,800万円 — —
上位10%層 16件 5,490万円以上 367.64㎡ 13分

面白いのは、安い層のほうが駅に近く(中央値10分)、高い層のほうがやや遠い(同13分)こと。価格を分けているのは駅距離より面積だと、この表は語っている。実際、上位10%層の中央面積は下位10%層の3倍以上。総額は約4.3倍だから、面積が広がるほど㎡あたりの単価はむしろ緩やかになる「単価逓減」の形跡が読める。

100㎡・200㎡の境界で何が起きているか

本集計で駅徒歩帯ごとの中央面積を並べると、6〜10分が113.05㎡、1〜5分が147.185㎡、21分以上が154㎡、16〜20分が186.395㎡、11〜15分が303.295㎡。100㎡台前半の区画は駅近に、200㎡超の大型は駅から離れたエリアに偏在している。

注文住宅の視点で効いてくるのは100㎡と150㎡の線だ。㎡単価中央値17.1万円/㎡で単純計算すると、110㎡なら約1,880万円、150㎡なら約2,570万円、200㎡なら約3,420万円。100㎡を少し超えるか超えないかで総額は数百万円単位で動く。住宅ローンの借入枠に対して建物費・外構費・諸費用をどう配分するかを考えると、この差は間取りのグレードひとつ分に相当する。なお府中町の最低敷地面積に関する条例の有無は、エリアプロフィールの範囲では確認できていない(公開情報未確認)。購入前に町役場で必ず確認したい項目だ。

建築条件付きと自由設計の「見えない断層」

もうひとつ、価格表には表れない断層がある。建築条件付き土地か、自由設計(条件なし)かだ。当サービスが収集した167件では、建築条件の有無を一律に判定できる項目が揃っておらず、構成比は今回算出できていない。エリアプロフィール側でも府中町の建築条件付き土地の比率は未確認のままだ。

ただし注文住宅を建てる読者にとって、ここは総額を左右する最大の変数になり得る。仮に同じ150㎡の区画が2,400万円と2,700万円で並んでいても、前者が指定ビルダーでの建築を条件にしているなら、建築費の相見積もりが取れない分だけ最終的な総額は逆転し得る。土地の安さは、建物の自由度とセットで評価する——これは数字ではなく、本集計の限界から導かれる実務的な注意点として書いておきたい。

用途地域・接道条件でみる価格差

広島県府中町で家を建てる土地を探すなら、注目すべきゾーンはかなり絞り込める。当サービスの集計から見える「現実的なレンジ」を、延床計画から逆算してみよう。

想定延床から逆算する「買える面積帯」

3LDK・延床100㎡前後を建てる場合、建ぺい率60%の住居系地域を想定すると、1階の建築面積は50〜55㎡程度。駐車2台分と最低限の庭を確保するなら、敷地は110〜130㎡がひとつの目安になる。4LDK・延床120㎡前後なら1階を60㎡強とって敷地130〜160㎡。つまり注文住宅の主戦場は110〜160㎡だ。

このレンジは、本集計の中央面積帯とよく重なる。駅徒歩6〜10分帯の中央面積が113.05㎡、1〜5分帯が147.185㎡、21分以上が154㎡。㎡単価中央値17.1万円/㎡で置くと、110㎡で約1,880万円、160㎡で約2,740万円。全体の中央値2,800万円、安めの4分の1の線1,880万円という数字と見事に符合する。逆に言えば、200㎡超の区画を見て「府中町は高い」と感じているなら、それは探している面積帯がずれているだけかもしれない。価格の山が1,500〜2,000万円に42件集まっている事実が、その手応えを裏づけている。

用途地域——建てられる土地か、建てにくい土地か

府中町全体の用途地域構成比は公開情報として確認できていない。ただし地価公示・基準地価の代表地点を見ると、大通2-14-6、本町4-5-31はいずれも近隣商業地域で、建ぺい率80%・容積率200%が確認できる(出典: tochidai.info)。大通・本町といった幹線道路沿いは、中小店舗と住宅が混在する路線商業的な性格が強いとされる(出典: totinokati.com)。

注文住宅の用地としての推奨度を整理すると、静かな住環境と日照を優先するなら第一種低層住居専用地域が理想。高さ制限がある分、隣地に高い建物が建つ不安が小さい。第一種中高層・第一種住居は利便性とのバランス型で、府中町の住宅地の多くはこの系統と見られる(個別確認が必要)。一方、近隣商業地域は建ぺい率80%・容積率200%と建物のボリュームを取りやすい反面、隣接地に店舗や共同住宅が建つ前提で考える必要がある。さらに府中町はマツダ本社・本社工場が立地する企業城下町(出典: data-max.co.jp)であり、工場・物流動線に近い区画では騒音や交通量を現地で確認したい、とエリアプロフィールも注意を促している。

接道・形状・建築条件——家が建つかどうかの最終関門

当サービスが収集した167件で、再建築不可フラグは0件(0%)、借地権も0件(0%)。土地カテゴリとしては素性の良いデータが並んだ。ただしこれは「掲載情報上フラグが立っていない」という意味であり、幅員4m以上の道路に2m以上接しているかは、必ず現地と役所で確認する項目だ。旗竿地・不整形地の構成比は今回の集計項目に含まれておらず、エリアプロフィール側でも府中町固有の形状別の割安・割高率は確認できていない(公開情報未確認)。

実務的には、同じ面積でも旗竿地は竿部分が建築面積に使えず、延床100㎡の計画が窮屈になる。加えて府中町は丘陵地の住宅団地を多く抱えるため、高低差・擁壁の有無は地盤改良費や外構費に直結する。上下水道・都市ガスの引込みが前面道路まで来ているか、敷地内に引き込み済みかでも、着工前に数十万〜百万円単位の差が出る。土地価格の100万円差より、この種の付帯費用のほうが総額を動かすことは珍しくない——取材者としては、ここを価格表の外側で必ず検算してほしいと書いておきたい。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

意外にも、府中町の土地は「駅に近いほど高い」という単純な図式になっていない。6サイトから集めた167件を駅徒歩帯で切ると、次のようになる。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)
駅徒歩 件数 中央価格 中央面積
1〜5分 29件 2,800万円 147.185㎡
6〜10分 37件 3,100万円 113.05㎡
11〜15分 18件 6,842.5万円 303.295㎡
16〜20分 24件 2,880万円 186.395㎡
21分以上 34件 1,880万円 154㎡

駅徒歩6〜10分帯(37件、確度の高いサンプル数)は中央面積113.05㎡と最も小ぶりなのに中央価格3,100万円で全帯中2位。面積あたりで見ればこの帯が最も割高だ。逆に21分以上(34件)は154㎡で1,880万円。同じくらいの広さを、駅近の半分強の総額で手に入れられる計算になる。11〜15分帯の6,842.5万円という数字は、300㎡超の大型区画が中心であることに引っ張られた結果で、一戸建て用地の相場として読むべきではない。

町丁別も見ておきたい(いずれもサンプルは十数件以下なので傾向として)。中央価格が高いのは桃山3,850万円(16件、中央面積117.71㎡)、山田3,530万円(6件・少数の参考値)、鹿籠3,300万円(13件、113.05㎡)、宮の町3,260万円(9件・少数の参考値)。対して、みくまり1,690万円(14件、136.48㎡)、瀬戸ハイム1,880万円(15件、162.49㎡)、八幡1,980万円(15件、139.37㎡)は2,000万円を切る水準だ。浜田は2,880万円(15件、150.68㎡)と中間。大通は6件の少数の参考値ながら中央価格1億400万円・中央面積303.295㎡で、性格の異なる大型区画が並んでいる。

桃山と鹿籠は中央面積が113〜118㎡と小ぶりなのに中央価格が3,300万円超。面積あたりの負担は町内で最も重い部類だ。一方、みくまり・瀬戸ハイム・八幡は136〜162㎡で2,000万円前後、つまり4LDK・延床120㎡を建てる敷地が土地予算2,000万円以内で射程に入る。エリアプロフィールによれば、2021年の公示地価ベースの町丁別坪単価は大通73万円、本町71万円、浜田・鹿籠62万円、鶴江57万円と差があり、直近はここから全町平均で+15%前後の上昇とみられる(出典: tochi-d.com)。同じ府中町でも町丁で世界が変わる、というのは今も昔も変わらない。

なお向洋駅周辺では土地区画整理事業に伴う再開発が進行してきた経緯がある(府中町負担分 約192億円、出典: data-max.co.jp)。周辺区画を検討するなら、造成やインフラ整備の進捗を町役場に確認しておきたい。

リスク要素と注意ポイント

土地を買うときの不安は、価格そのものより「建てられないかもしれない」「後からお金がかかるかもしれない」という二点に集約される。本集計のリスク要素の比率から見ていこう。

当サービスが収集した167件のうち、旧耐震(1981年6月の新耐震基準施行以前)の表記があるものは0件(0%)、再建築不可0件(0%)、借地権0件(0%)。告知事項ありが1件(0.6%)のみだった。更地中心の土地カテゴリであること、そして府中町内の掲載情報が比較的整っていることを示す数字と読める。中古戸建てや古家付き土地では旧耐震が住宅ローンの審査年数や火災保険料に影響することがあるが、今回のデータではその論点はほぼ出てこない。

ただし、フラグが立っていないことと安全であることはイコールではない。掲載情報は売主・仲介側が入力したものであり、接道幅員や私道負担、越境の有無といった個別事情は、現地と役所で確認して初めて確定する。前面道路が私道の場合は持分と掘削承諾の確認が必須で、ここを飛ばすと上下水道の引込み工事で止まる。エリアプロフィールの現地チェック項目でも、前面道路の幅員・種別(公道か私道か)と接道義務を満たすかの確認が筆頭に挙げられている(出典: tochidai.info)。

ハザード面は、率直に言って今回の調査範囲では府中町の洪水・土砂災害・液状化の指定状況を特定できていない(公開情報未確認)。町内には複数の河川があり一部で浸水想定の可能性はあるが、確証がないため本記事では断定しない。購入検討の段階で必ず町公表のハザードマップに当たり、重要事項説明での説明内容と突き合わせてほしい。丘陵部の団地では高低差と擁壁の健全性、谷埋め盛土かどうかも地盤改良費を左右する。

もうひとつ、価格そのものがリスクになる局面にある点も指摘しておきたい。府中町の令和7年(2025年)公示地価平均は183,914円/㎡で前年比+4.7%、広島県内の市区町村で最高水準(出典: chika.smapro.cloud)。令和7年基準地価は平均210,000円/㎡で前年比+5.88%、住宅地だけでも185,400円/㎡・前年比+5.82%の上昇だ(出典: tochidai.info)。エリアプロフィールも「古い査定情報を鵜呑みにしないこと」と注意喚起しており、売主は上昇基調を前提に強気、買主は古い相場観で交渉、という価格ギャップが生じやすい局面にあるとしている。本集計で中央値が前月比+6.5%の上昇、下位10%ラインが+16.4%の上昇と動いたことも、この文脈に重なる。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

同じ府中町の土地でも、最安ゾーンと最上ゾーンでは別の商品を見ているに等しい。当サービス集計の上下10%の顔ぶれを並べてみよう。

下位10%層は16件、境界価格1,280万円以下。中央面積109.93㎡、駅徒歩は中央値10分。駅から徒歩10分圏に110㎡前後の区画があって1,280万円以下、というのは注文住宅の一次取得層にとって十分に現実的なレンジだ。建ぺい率60%なら1階約55㎡、総2階で延床100㎡クラスの3LDKが成立する。ただしこの価格帯は、旗竿地や高低差のある区画、接道が狭い区画が混じりやすいゾーンでもある(本集計では形状別の内訳を取得していないため推測、確証なし)。安さの理由を現地で言語化できるかが、見極めの分かれ目になる。

上位10%層は16件、境界価格5,490万円以上。中央面積367.64㎡、駅徒歩は中央値13分。もはや一戸建て一棟分の敷地ではなく、まとまった土地としての性格が強い。価格帯の分布を見ても8,500万円超が15件積み上がっており、平均3,306万円が中央値2,800万円を上回る主因はここにある。注文住宅の用地を探す読者が、この層の数字に引きずられて「府中町は手が届かない」と判断するのは早計だ。

狙い目を一言でまとめるなら、総額1,500万〜2,500万円、面積130〜160㎡、駅徒歩16〜20分以内。本集計では16〜20分帯の中央価格2,880万円・中央面積186.395㎡、21分以上帯が1,880万円・154㎡で、町丁ではみくまり・瀬戸ハイム・八幡がこのゾーンに重なる。

そして、この条件に合う区画は待っていても向こうからは来ない。当サービス集計では、掲載が終了するまでの日数の中央値は33日(12件ベースの参考傾向、安い側の4分の1は16日)。1か月前後で情報が入れ替わるテンポだ。前月から下位10%の価格ラインが+16.4%の上昇と切り上がったことを踏まえると、条件に合う区画を見つけるタイミングが数週間ずれるだけで、同じ予算で選べる面積が一回り小さくなることもあり得る。週末だけ6サイトを手で巡回するやり方では、平日に出て平日のうちに動く情報を構造的に取りこぼす。毎日の自動追跡が要る、というのはそういう意味だ。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 広島県府中町 土地の坪単価はいくらですか?

当サービスが6サイトから収集した167件の集計では、㎡単価の中央値は17.1万円/㎡です。坪に直すとおよそ56万円台が中央の水準になります。参考として、エリアプロフィールにある2021年の公示地価ベースの町丁別坪単価は大通73万円、本町71万円、浜田・鹿籠62万円、鶴江57万円で、直近は全町平均で+15%前後の上昇とみられています(出典: tochi-d.com)。掲載価格は売出時点のもので成約価格ではない点にご留意ください。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値が前月の2,630万円から2,800万円へ(前月比+6.5%の上昇)、下位10%の価格ラインが1,100万円から1,280万円へ(同+16.4%の上昇)と、安い側も高い側も切り上がりました。一方、府中町の令和7年基準地価は平均210,000円/㎡で前年比+5.88%、住宅地も+5.82%の上昇です(出典: tochidai.info)。上昇局面が続いている局面である以上、「待てば下がる」前提で動くより、予算と面積の条件を固めて該当物件が出た瞬間に動ける体制を作るほうが現実的だと考えられます。

Q3. 建築条件付き土地はどのくらい流通していますか?

当サービスが収集した167件では、建築条件の有無を一律に判定できる項目が揃っておらず、今回は構成比を算出できていません。エリアプロフィール側でも府中町の建築条件付き土地の比率は確認できていない状況です。注文住宅で建築会社を自由に選びたい場合は、各掲載ページの「取引態様」「建築条件」欄を個別に確認する必要があります。土地価格が同程度でも、建築会社が指定されるかどうかで最終的な総額は大きく変わります。

Q4. 坪単価が高くなるのはどんな条件ですか?

当サービスの集計で面積あたりの負担が重いのは、小ぶりで駅に近い区画です。駅徒歩6〜10分帯は中央面積113.05㎡に対して中央価格3,100万円で、1〜5分帯(147.185㎡・2,800万円)より総額も単価も高く出ています。町丁別(傾向として)では桃山(中央3,850万円・117.71㎡)、鹿籠(3,300万円・113.05㎡)が同様の傾向です。逆に面積が広がるほど㎡あたりの単価は緩やかになり、上位10%層は中央面積367.64㎡で境界価格5,490万円以上という水準でした。

Q5. 用途地域によって価格は変わりますか?

当サービスの集計には用途地域別の価格区分が含まれていないため、本集計からは直接比較できません。エリアプロフィールでは、大通2-14-6や本町4-5-31といった幹線沿いの代表地点が近隣商業地域で建ぺい率80%・容積率200%とされており(出典: tochidai.info)、商業地の基準地価平均は271,500円/㎡・前年比+6.05%、住宅地は185,400円/㎡・同+5.82%の上昇です(出典: tochidai.info)。商業系のほうが単価は高く、住宅としては周辺に店舗や共同住宅が建つ前提で環境を判断する必要があります。

Q6. 府中町で注文住宅の用地を探すなら、どの町丁が現実的ですか?

当サービスの集計(町丁別はいずれもサンプルが少なめで傾向として)では、みくまりが中央価格1,690万円・中央面積136.48㎡、瀬戸ハイムが1,880万円・162.49㎡、八幡が1,980万円・139.37㎡と、4LDK・延床120㎡クラスを建てられる広さが2,000万円前後で見つかる水準でした。一方、桃山3,850万円・鹿籠3,300万円は同じ町内でも倍近い開きがあります。まず自分の延床計画から必要な敷地面積を決め、その面積が2,000万円台で取れる町丁から現地を見ていくのが効率的です。

Q7. 狙いの条件で広島県府中町 土地の新着を毎日追うには?

当サービスの集計はLINEの「物件ウォッチ」の実稼働データから生成しています。友だち追加して「広島県府中町 土地」と送るだけで監視が始まり、athome・HOME4U・LIFULL HOMES・三井のリハウス・住友ステップ・SUUMOの6サイトを15分間隔で自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。エリア・カテゴリに加えて予算や面積などの複合条件で絞り込みも可能です。無料プラン(24時間遅延・1監視)があり、リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額980円からです。

2026年10月のハイライトと注意点

今月、当サービスが収集した167件で最も示唆的だったのは、価格帯の「床」が上がったことだ。下位10%の境界価格が1,100万円から1,280万円へ(前月比+16.4%の上昇)。上位10%の境界も4,980万円から5,490万円へ(同+10.2%の上昇)と切り上がり、中央値は2,630万円から2,800万円(同+6.5%の上昇)。上下が揃って動くのは、一部の高額物件が平均を押し上げた類の変化ではない。仮説として、割安な区画から先に掲載終了し、残った区画の水準が上がった可能性があるが、確証はない。ただし読み方は注意が必要だ。表示価格は売出時点のもので、実際に成約した価格ではない。また同じ区画が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、実在する区画数は167より少なくなる。数字は「いま掲載されている情報の姿」であって、取引そのものの記録ではない、という前提で読んでいただきたい。

本レポートは、物件ウォッチが 6サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 167件(2026-09-04 〜 2026-10-04)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

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※ この記事のデータは物件ウォッチがathome・HOME4U・LIFULL HOMES・三井のリハウス・住友ステップ・SUUMOを横断して収集した2026年10月5日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。現在掲載中の注目物件20件は 広島県府中町 土地の注目物件一覧 から確認できます。