RC造・SRC造の掲載が倍増、中央値6,199万円は動かず | 神奈川県横浜市西区 中古マンション 中古相場分析【2026年9月版】— 1456件集計

最終更新: | 1,456件・13サイトのデータに基づく

中央値はぴたりと6,199万円で据え置き。なのに、構造別の掲載件数だけが倍増している——。当サービスが13サイトから収集した神奈川県横浜市西区の中古マンション1456件(対象期間2026年8月7日〜9月6日)を集計すると、価格の「面」は動かず、供給の「中身」が入れ替わっているという奇妙な絵が浮かび上がりました。掲載が消えるまでの中央値は20日。動きの速いエリアで、どこに目を凝らすべきかをデータから読み解きます。

市場サマリー

集計件数
1,456件
中央値価格
6,199万円
㎡単価中央値
110.7万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
3,980〜12,290万円
期間内 新規掲載
472件

神奈川県横浜市西区 中古マンションの新着を見逃さない

今月の注目: 新耐震 RC 駅徒歩10分以内, 平沼・戸部町 6,000万円以下, 2000年以降 70㎡以上
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

RC造の掲載件数が77→175件へ、前月比+127.3%の増加

構造の記載がある物件に限った集計で、RC造は前月77件から今月175件へと倍以上に増えました。中央値は7,599→7,800万円(+2.6%の上昇)とほぼ横ばいで、価格帯が変わったというより、掲載情報の粒度が上がった結果と読むのが自然です。推測だが、構造欄を明記する掲載が増えたことで、これまで「不明」に落ちていた物件が集計に乗ってきた可能性がある(確証なし)。

SRC造も27→59件、前月比+118.5%の増加で中央値は下押し

SRC造も前月27件から59件へ倍増。ただし中央値は6,999→6,190万円(−11.6%)と下がりました。今月のSRC造は築年中央値1996年、面積中央値62.9㎡で、比較的築古の中規模住戸が中心。件数が増えた分だけ価格の低い層が混ざり、中央値を押し下げた構図と読めます。件数急増局面の中央値は、母集団の入れ替わりを込みで見るのが安全です。

2DK/2LDKの中央値が9,100→10,380万円、前月比+14.1%の上昇

間取り別で最も動いたのが2DK/2LDK。件数も325→361件に増え、中央値は1,280万円上振れしました。この層は築年中央値2004年・面積中央値64.2㎡・㎡単価166.09万円/㎡と、みなとみらい等の都心型住戸を多く含みます。仮説として、高価格帯の2LDK掲載が積み増されたことによる構成変化が主因で、個別物件の値上げが一斉に起きたわけではないと見ています。

神奈川県横浜市西区 中古マンションの中古市場の輪郭(当サービス集計)

まず、集めたデータの輪郭から。当サービスが13サイトから収集した神奈川県横浜市西区の中古マンションは1456件、すべて期間中に掲載中だったものです。内訳はSUUMO383件、athome236件、LIFULL HOMES219件、ノムコム112件、HOME4U100件、三井のリハウス99件、センチュリー21が98件と続きます。同じ物件が複数サイトに載っていればそれぞれ1件として数えているため、実棟数はこれより少なくなる点は先に断っておきます。

価格はどこに集まっているか

価格が取れた1445件で、中央値は6,199万円。平均は8,125万円で、中央値より2,000万円近く高い。これは一部の超高額物件が平均を引き上げる「高値の裾を引いた分布」の典型です。実際、最小値は430万円、最大値は3億5,500万円と桁が2つ違う。安めの4分の1(下位の目安)は3,980万円、高めの4分の1(上位の目安)は1億2,290万円。最安層である下位5%ラインは1,092万円、最上層の上位5%ラインは1億9,480万円です。㎡単価中央値は110.7万円/㎡。分布を500万円刻みで見ると、4,500〜5,000万円台に114件、2,500〜3,000万円台に102件、5,500〜6,000万円台に97件と、山が複数立つ「ふたこぶ」型に近い。単一の相場観で語れるエリアではない、というのが本集計から得られる第一印象です。

掲載の出入りは活発

期間中の新規掲載は472件、掲載終了は559件。差し引きでは出た数より消えた数がやや多い計算になります。週別に見ると8月7日週は新規117件・終了215件、8月28日週は新規148件・終了83件と、週ごとに向きが反転する。掲載開始から終了までの日数は中央値20日、下位側で12.75日、上位側で36日。1か月見ないでいると、目当ての1件は候補リストから消えている確率が高い、ということです。

築年帯別の相場と価格の断層

神奈川県横浜市西区の中古マンションには、はっきりとした築年の断層があります。しかもそれは「古いほど安い」という素直な直線ではありません。

築年帯ごとの中央価格

本集計における築年帯別の中央値は以下の通りです。

築年帯ごとの中央価格
築年帯 件数 中央価格 面積中央値 ㎡単価中央値
1980年以前(旧耐震) 163件 2,890万円 58.39㎡ 50.24万円/㎡
1981〜1999年(新耐震) 458件 4,498万円 55.10㎡ 74.88万円/㎡
2000〜2009年(品確法) 504件 1億2,480万円 67.26㎡ 172.99万円/㎡
2010〜2019年 200件 1億380万円 58.77㎡ 172.80万円/㎡
2020年以降(新省エネ基準) 122件 8,280万円 54.64㎡ 135.08万円/㎡

目を疑うのは2000〜2009年築です。中央値1億2,480万円は、1981〜1999年築の4,498万円に対して約8,000万円の差。㎡単価でも74.88万円/㎡と172.99万円/㎡の開きがあり、倍以上の水準です。そして2010年代、2020年以降と新しくなるほど中央値は下がっていく。新築に近いほど安いという逆転が起きているわけですが、これは築年そのものより「どこに建っているか」の差と読むのが妥当でしょう。2000年代はみなとみらい21地区の大型・大型住戸の供給期にあたり、面積中央値も67.26㎡と最大。一方2020年以降は面積中央値54.64㎡とコンパクト。つまり広さの違いが総額を決めており、㎡単価で見れば2000年代(172.99万円/㎡)と2010年代(172.80万円/㎡)はほぼ同水準です。

法令の節目で何が起きているか

新耐震基準は1981年6月施行。この境界をまたぐと中央値は2,890万円→4,498万円で、差は1,608万円。件数も163件→458件と一気に厚くなります。次の節目、品確法(住宅の品質確保促進法、2000年施行で10年間の瑕疵保証が義務化)の境界では、4,498万円→1億2,480万円と実に7,982万円の飛躍。法令の効果というより、この時期に供給された物件群の立地・規模が価格を規定していると見るのが自然です。

築年と間取りを重ね合わせると、この構図はさらに鮮明になります。2000〜2009年築の2DK/2LDKは197件で中央値1億2,900万円、同世代の3LDKは125件で1億2,800万円。ところが1981〜1999年築だと3LDKは83件で5,480万円、2DK/2LDKも63件で5,480万円と、そろって半値以下です。同じ「3LDK」でも、築年帯が1つ違えば7,000万円以上の差がつく。構造で見ても、2000年代のRC造74件が中央値1億2,800万円なのに対し、1981〜1999年築のRC造41件は3,999万円でした。

旧耐震の比率と実務上の影響

収集した1456件のうち旧耐震に該当するのは163件、比率にして11.2%。前月の13.0%から1.8ポイント下がりました。件数も177→163件と減少しています。旧耐震物件は住宅ローンの融資年数が短くなりやすく、金融機関によっては取り扱い自体が限られる。地震保険料の割引(耐震等級割引等)も適用されにくい。結果として現金比率の高い買い手に需要が偏り、㎡単価50.24万円/㎡という水準に落ち着いている——というのが本集計の数字から読める構図です。逆に言えば、資金計画に余裕がある層にとっては選択肢が競合しにくい領域とも読めます。

間取り・構造別の相場

3LDKの中央値は7,980万円。ところが2DK/2LDKは1億380万円で、部屋数の少ないほうが2,400万円高い。当サービスが収集した1456件では、間取りの序列が教科書通りにならない現象が起きています。

主要間取りの顔ぶれ

主要間取りの顔ぶれ
間取り 件数 中央価格 面積中央値 ㎡単価中央値
1R 9件 846万円 16.56㎡ 52.88万円/㎡
1K/1DK 25件 2,250万円 22.25㎡ 103.76万円/㎡
1LDK 145件 5,805万円 47.49㎡ 130.94万円/㎡
2DK/2LDK 361件 1億380万円 64.24㎡ 166.09万円/㎡
3LDK 351件 7,980万円 71.55㎡ 116.08万円/㎡
4LDK以上 22件 4,995万円 79.32㎡ 62.97万円/㎡

1Rの9件は少数の参考値として見るにとどめますが、それ以外の並びははっきりしています。㎡単価のピークは2DK/2LDKの166.09万円/㎡で、面積が広がるほど㎡単価は下がる。3LDKは116.08万円/㎡、4LDK以上に至っては62.97万円/㎡です。つまり2DK/2LDKには㎡単価の高い都心型住戸が集中し、3LDK以上には郊外寄り・築古の住戸が混ざる。総額の逆転はここから生まれています。読者の実感に翻訳すれば、「広い部屋が欲しいなら、駅から少し離れて築年を譲るほうが単価効率はよい」ということです。4LDK以上は22件とサンプルが少なめなので傾向として見る程度ですが、築年中央値1999年・面積79.32㎡で中央値4,995万円という水準は、総額志向のファミリーには一考の価値があります。

構造別の相場

構造の記載がある物件では、RC造175件が中央値7,800万円(築年中央値2007年、㎡単価125.4万円/㎡)、SRC造59件が中央値6,190万円(築年中央値1996年、106.5万円/㎡)。鉄骨造は1件のみで集計対象から外します。一般にSRC造は鉄骨鉄筋コンクリート造で、高層・大スパンの建物に採用されてきた構造です。本集計でSRC造の中央値が低いのは構造の優劣ではなく、築年中央値が1996年とRC造より11年古いことの反映と読むのが素直でしょう。

構造は耐震・耐久だけでなく、遮音や断熱の体感にも効いてきます。ただし同じRC造でも、壁厚・二重床・サッシ性能は竣工年で大きく違う。内見時には構造表記だけで判断せず、実際の床の踏み心地や窓の仕様を確認したいところです。

大型住戸とコンパクト住戸の二極

上位10%層(1億7,300万円以上、144件)の面積中央値は86.7㎡、駅徒歩中央値は3分、築年中央値2007年。下位10%層(2,030万円以下、144件)は面積中央値20.36㎡、駅徒歩中央値8分、築年中央値1987年。同じ区内で、広さは4倍以上の開きがあります。管理費・修繕積立金の典型値についてはエリアプロフィールでも確認できておらず、公開情報未確認としておきます。大型住戸ほど月々のランニングコストは重くなるのが通例なので、総額だけでなく毎月の負担も必ず現地資料で確認してください。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

駅徒歩帯を4つまたぐと、中央値は3分の1以下になる。それがこのエリアの立地プレミアムの大きさです。

当サービスが収集した1456件を駅徒歩別に見ると、徒歩1〜5分が615件で中央値9,718万円(㎡単価162.49万円/㎡)、6〜10分が558件で6,199万円(111.84万円/㎡)、11〜15分が163件で4,795万円(62.97万円/㎡)、16〜20分が92件で2,890万円(42万円/㎡)。21分以上は18件でサンプルが少なめですが、中央値2,690万円という水準です。徒歩5分以内と16〜20分の差は中央値で6,828万円。ただしここでも注意が要ります。徒歩1〜5分帯の築年中央値は2005年、16〜20分帯は1972年。距離だけでなく築年が33年違うのです。距離と築年が同じ方向に効いているため、徒歩帯の価格差をそのまま「駅近プレミアム」と解釈するのは早計でしょう。

町丁別の顔つき

地区別の集計はさらに鮮明です。最も高いのはみなとみらいの266件で中央値1億5,290万円、面積中央値74.12㎡、㎡単価211.34万円/㎡。次いで高島43件が1億4,480万円(200.6万円/㎡、面積85.35㎡)、北幸61件が1億3,500万円(206.71万円/㎡、築年中央値2018年)と続きます。一方、宮ケ谷86件は中央値2,799万円・㎡単価45.89万円/㎡、浅間町61件は5,180万円・85.14万円/㎡。同じ区内で㎡単価に4倍超の開きがあることになります。

中間層も見逃せません。平沼256件は中央値5,590万円(築年中央値1986年、97.23万円/㎡)、戸部町61件は6,590万円(106.88万円/㎡)、楠町43件は8,180万円(127.93万円/㎡)、花咲町48件は8,280万円(築年中央値2018年、147.32万円/㎡)。中央89件は面積中央値34.51㎡と小さく、中央値3,680万円。単身・DINKS向けの供給が厚い地区と読めます。

エリアプロフィールによれば、西区は横浜18区で最小面積ながら人口密度15,442人/km²(令和7年10月1日現在推計)と高く、人口は108,556人・世帯数61,417世帯で緩やかな増加傾向にあります(出典: 横浜市人口ニュース)。横浜駅にはJR・京急・相鉄・東急東横線・みなとみらい線が乗り入れ、JR東日本の1日平均乗車人員は373,010人(2024年度、東京駅に次ぐ同社4位)とされています(出典: Wikipedia 横浜駅)。この交通集積と、本集計に現れた徒歩帯・地区別の急峻な価格勾配は、無関係ではないでしょう。

リスク要素と注意ポイント

数字が語るリスクは、意外なほど限定的でした。当サービスが収集した1456件でリスク要素の比率を見ると、再建築不可は0件(0%)、借地権は1件(0.1%)、告知事項ありは1件(0.1%)。分譲マンションという商品性を考えれば当然ではありますが、土地の権利関係で足を取られる可能性は極めて低い集計結果です。

実務上ほぼ唯一の論点が旧耐震です。1981年6月より前の建築基準で建てられた物件は163件、比率11.2%。前月の13.0%から1.8ポイント低下し、件数も177→163件に減りました。旧耐震の中央値は2,890万円、㎡単価50.24万円/㎡。これは全体の㎡単価中央値110.7万円/㎡を大きく下回る水準です。安く見えることには理由があり、住宅ローンの融資期間が短く設定されやすい、金融機関によっては取り扱いが限定される、地震保険の耐震診断割引が使えない、といった実務上のハードルが積み重なります。仮説として、この層の買い手は自己資金比率の高い実需・投資家に偏っており、そのぶん価格に下押し圧力がかかっている(確証なし)。

築年帯と地区を重ねると、旧耐震の所在にも偏りが見えます。宮ケ谷の築年中央値は1971年、駅徒歩16〜20分帯の築年中央値も1972年。旧耐震物件の多くはこのゾーンに集中していると読めます。逆に言えば、価格の安さは「駅からの距離」と「築年」の二重の割引が乗った結果であり、片方だけを理由に割安と判断するのは危うい。

外部環境として押さえておきたいこと

エリアプロフィールに収録された公的データでは、神奈川県の令和7年地価公示は住宅地が4年連続、商業地が13年連続の上昇となり、継続調査1,303地点のうち1,219地点で上昇しています(出典: 神奈川県)。西区内の最高地点は南幸1-3-1で17,100,000円/㎡、最低は浅間台38番22で231,000円/㎡(出典: 神奈川県)。また令和7年分路線価では、県内最高路線価が3年連続で「横浜駅西口バスターミナル前通り」(西区)となり、県平均は+4.4%の上昇(4年連続)でした(出典: Yahoo!ニュース)。地価の上昇基調は資産価値の下支え要因になり得る一方、取得コストの上昇要因でもあります。

なお、洪水・高潮ハザード、液状化リスク、学区評価、医療アクセスについては、エリアプロフィールでも確認できておらず公開情報未確認です。個別の物件検討時にはハザードマップと現地確認を必ず行ってください。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

同じ区の中に、846万円の世界と3億5,500万円の世界が同居している。当サービスが収集した1456件を上下から切り取ると、その落差がくっきり見えます。

下位10%層——2,030万円以下の144件

境界価格は2,030万円。この層の顔つきは、築年中央値1987年、面積中央値20.36㎡、駅徒歩中央値8分です。つまり「駅からは意外と近いが、とにかく狭い」。1Rや1K/1DKといったコンパクト住戸が主体で、居住用というより賃貸運用を視野に入れた層に向くゾーンと読めます。実際、1K/1DKの利回り中央値は4%、中央(町丁)の利回り中央値は5.23%。ワンルーム投資の入口として現実的な価格帯です。ただし築年中央値1987年は、大規模修繕の履歴と積立金残高の確認が必須になる年代。安さの理由を必ず管理組合の資料で裏取りしたいところです。

上位10%層——1億7,300万円以上の144件

境界は1億7,300万円で、前月の1億6,980万円から320万円(+1.9%の上昇)切り上がりました。築年中央値2007年、面積中央値86.7㎡、駅徒歩中央値3分。みなとみらい(㎡単価211.34万円/㎡)、高島(200.6万円/㎡)、北幸(206.71万円/㎡)といった地区が主戦場です。眺望と共用施設を備えた大型住戸が中心で、価格の上限は3億5,500万円。上位5%ラインの1億9,480万円も前月の1億9,161万円から切り上がっており、高値側は静かに、しかし着実に持ち上がっています。

中間の「効率ゾーン」

最も現実的な狙い目は、その間にあります。徒歩6〜10分帯(558件、中央値6,199万円、㎡単価111.84万円/㎡)と、1981〜1999年築(458件、4,498万円、74.88万円/㎡)の重なり。平沼(256件、5,590万円)や戸部町(61件、6,590万円)がこのゾーンに該当します。総額を抑えつつ、駅アクセスは大きく損なわない——共働き世帯の一次取得層には最も歩留まりのよい領域と見ています。

ただし、このゾーンは競争も速い。本集計で掲載終了までの日数は中央値20日、下位側は12.75日でした。週末に物件情報をまとめてチェックする習慣では、条件に合う1件が出た週の翌週にはもう消えている、という事態が起こり得ます。1456件が毎月400〜500件規模で入れ替わる環境では、探す側にも自動追跡の仕組みが必要だ、というのがデータから導かれる素直な結論です。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 神奈川県横浜市西区の中古マンションの中古相場はいくらですか?

当サービスが13サイトから収集した1456件の集計では、価格中央値は6,199万円、㎡単価中央値は110.7万円/㎡です。安めの4分の1は3,980万円、高めの4分の1は1億2,290万円と幅が広く、最安層である下位5%ラインは1,092万円、最上層の上位5%ラインは1億9,480万円。平均は8,125万円で中央値より高く、一部の高額物件が平均を押し上げる分布になっています。なお表示価格は売出時点の価格で、成約価格ではありません。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値6,199万円・㎡単価110.7万円/㎡はいずれも前月と同値で、全体の水準は動いていません。一方で高めの4分の1が1億880万円→1億2,290万円(+13.0%の上昇)、上位10%の境界が1億6,980万円→1億7,300万円(+1.9%の上昇)と、高価格帯だけが持ち上がっています。買い時の判断は個々の資金計画次第ですが、少なくとも「全体が一様に上がっている」わけではなく、狙う価格帯によって景色が違う局面だと読めます。

Q3. 旧耐震物件の流通量はどれくらいですか?

本集計の1456件のうち、旧耐震(1981年6月より前の基準)に該当するのは163件、比率11.2%です。前月の13.0%から1.8ポイント低下しました。中央値は2,890万円、㎡単価50.24万円/㎡、築年中央値1971年、面積中央値58.39㎡。全体の㎡単価110.7万円/㎡と比べると大きく下回りますが、住宅ローンの融資年数が短くなりやすい点、地震保険の耐震関連割引が使いにくい点は事前に確認が必要です。

Q4. ㎡単価が高くなる条件は何ですか?

当サービスが収集したデータで㎡単価が最も高いのは地区別のみなとみらいで211.34万円/㎡、次いで北幸206.71万円/㎡、高島200.6万円/㎡です。駅徒歩別では1〜5分帯が162.49万円/㎡と最も高く、間取り別では2DK/2LDKが166.09万円/㎡でトップ。築年帯では2000〜2009年築が172.99万円/㎡、2010〜2019年築が172.80万円/㎡とほぼ並びます。「みなとみらい・高島・北幸エリアの、駅近・2000年代以降・60〜75㎡クラス」が最も単価の高い組み合わせです。

Q5. 駅からの徒歩分数で価格はどれくらい変わりますか?

本集計では、駅徒歩1〜5分が615件で中央値9,718万円、6〜10分が558件で6,199万円、11〜15分が163件で4,795万円、16〜20分が92件で2,890万円です。5分以内と16〜20分の差は中央値で6,828万円。ただし徒歩1〜5分帯の築年中央値は2005年、16〜20分帯は1972年と33年の開きがあり、価格差は距離だけでなく築年の違いも含んでいます。徒歩分数単独の効果として読むのは避けたほうがよいでしょう。

Q6. 2DK/2LDKのほうが3LDKより高いのはなぜですか?

当サービスの集計では2DK/2LDKの中央値が1億380万円、3LDKが7,980万円で、部屋数の少ないほうが2,400万円高くなっています。理由は所在地の違いです。2DK/2LDKは㎡単価166.09万円/㎡・築年中央値2004年で、みなとみらいなど都心型の高単価住戸を多く含みます。対して3LDKは㎡単価116.08万円/㎡・面積中央値71.55㎡で、築古や駅から離れた住戸も混ざる。間取りの序列というより、立地と築年の構成差が総額に出た結果と読めます。

Q7. 狙いの条件で神奈川県横浜市西区の中古マンション新着を毎日追うには?

当サービスの集計では掲載終了までの日数は中央値20日、下位側では12.75日でした。手動巡回では取りこぼしが出やすい速度です。物件ウォッチはLINEで友だち追加し「神奈川県横浜市西区 マンション」と送信するだけで監視を開始でき、本レポートの集計対象と同じ13サイト(athome、センチュリー21、大京穴吹不動産、大和ハウス、長谷工の仲介、HOME4U、LIFULL HOMES、東急リバブル、ノムコム、ピタットハウス、三井のリハウス、住友ステップ、SUUMO)を15分間隔で自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。エリア・カテゴリのほか予算・利回り・築年・面積などの複合条件で絞り込みが可能。無料プラン(24時間遅延・1監視)から試せ、有料プランは月額980円からです。

2026年9月のハイライトと注意点

今月最大の発見は、「価格は動かず、供給の中身だけが入れ替わった」ことです。当サービスが13サイトから収集した1456件で、価格中央値6,199万円と㎡単価110.7万円/㎡は前月と1円も違いません。ところが構造別ではRC造が77→175件(前月比+127.3%の増加)、SRC造が27→59件(同+118.5%の増加)と倍増し、間取り別では2DK/2LDKの中央値が9,100→10,380万円(+14.1%の上昇)に跳ねました。全体の中央値が動かないまま、内部の構成だけが大きく組み替わったわけです。仮説として、掲載情報の記載粒度が上がり、これまで構造不明だった物件が集計に乗ってきた影響が大きいと見ています(確証なし)。読む際の注意を2点。表示価格は売出時点の価格であり成約価格ではないこと、そして同じ物件が複数サイトに掲載されていればそれぞれ1件として数えていることです。実棟数はこの1456件より少なくなります。

本レポートは、物件ウォッチが 13サイト(athome, センチュリー21, 大京穴吹不動産, 大和ハウス, 長谷工の仲介, HOME4U, LIFULL HOMES, 東急リバブル, ノムコム, ピタットハウス, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 1456件(2026-08-07 〜 2026-09-06)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

1,456件超の神奈川県横浜市西区 中古マンションから条件に合う1件を

特に 新耐震 RC 駅徒歩10分以内, 平沼・戸部町 6,000万円以下, 2000年以降 70㎡以上 は早く動きます。13サイトの新着を15分間隔でチェックして、LINEで即通知。
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