駅徒歩11〜15分が3割減、中央値は2,630万円へ | 広島県府中町 土地 中古相場分析【2026年9月版】— 171件集計
総額は上がったのに、単価は下がっている——。当サービスが6サイト(athome、HOME4U、LIFULL HOMES、三井のリハウス、住友ステップ、SUUMO)から収集した広島県府中町の土地171件(2026年8月5日〜9月4日)を集計すると、価格中央値は2,630万円で前月比+5.8%の上昇、一方で㎡単価中央値は16.8万円/㎡へと下がった。この一見ちぐはぐな動きの正体はどこにあるのか。注文住宅を建てるために土地を探している人の視点で、面積・接道・地区の差を数字から読み解いていきます。
市場サマリー
広島県府中町 土地の新着を見逃さない
今月の注目: 土地面積110〜160㎡, 駅徒歩10分以内, 予算3,000万円以下
6サイトを15分間隔で自動チェック。新着が出たらLINEに即通知します。
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 6サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)の掲載データ 171件、期間 2026-08-05 〜 2026-09-04
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた物件を集計しています。価格変更などで同じ物件が再掲載された場合は、URLでまとめて1件として扱っています。
- 表示価格は売出時点の価格で、実際に成約した価格ではありません
- 同じ物件が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを1件として数えています
- 週次レポートとは数字が一致しません: 本月次レポートは直近30日間に掲載が確認できた物件を期間全体で集計します(複数サイトに掲載された物件は各サイトで1件ずつ、同一サイト内の再掲載はURLでまとめて1件)。週次レポートは週末時点に掲載中だった物件だけを切り取る断面集計のため、重複の数え方・集計窓・時点の取り方が異なり、件数や中央値は月次と週次で一致しないのが正常です
TL;DR / 今月の要点
- 当サービスが6サイトから収集した171件の価格中央値は2,630万円、㎡単価中央値は16.8万円/㎡。安めの4分の1が1,880万円、高めの4分の1が3,573万円。
- 前月比では価格中央値が2,485→2,630万円(+5.8%の上昇)、一方で㎡単価中央値は17.64→16.8万円/㎡へ下落。広めの区画が増えたことが効いていると読める。
- 最大の変化は駅徒歩11〜15分帯で、件数が28→19件(前月比-32.1%の減少)。中央値は8,985万円まで跳ね上がったが、サンプルが少なめなので傾向として見る程度に。
- 最頻価格帯は1,500〜2,000万円で50件(170件中29.4%)。注文住宅の土地予算のボリュームゾーンはここにある。
- 地区別(傾向として)ではみくまり10.34万円/㎡・瀬戸ハイム12.43万円/㎡が割安、桃山31.11万円/㎡・鹿籠30.07万円/㎡が高値ゾーン。
- リスク要素の表示は再建築不可0件、借地権0件、告知事項1件(0.6%)。ただし接道幅員や用途地域は掲載情報だけでは判定できない。
- 掲載終了までの日数は中央値34日(17件の参考値)。速い区画は1週間前後で消えている。
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 2,630万円
- ㎡単価中央値: 16.8万円/㎡
- 中央値の前月比: +5.8%
- 集計件数: 171件(6サイト)
- 掲載期間の中央値: 34日
今月のトップ3変化(前月比)
駅徒歩11〜15分の区画が28→19件に減少、中央値は8,985万円へ跳ねた
当サービスの集計で今月いちばん動いたのがこの帯。件数は28→19件(前月比-32.1%の減少)、価格中央値は2,998→8,985万円(前月比+199.7%の上昇)。面積中央値も303.3㎡と大きく、住宅用というより大型区画が残った結果と読める。仮説として、手頃な価格帯の区画から先に掲載が終了し、大型で総額の重い区画が残ったための中央値上昇(確証なし)。サンプル19件のため傾向として見るに留めたい。
新しい造成区画(2020年以降)が7→17件へ増加、中央値は1,980万円で据え置き
本集計で「2020年以降」に分類された区画が7→17件へ増加(前月比+142.9%)。価格中央値は1,980万円で前月と同水準、面積中央値143.7㎡、㎡単価13.78万円/㎡と、全体の16.8万円/㎡を下回る。推測だが、駅から離れたエリアでの新規分譲区画がまとまって掲載された可能性がある(確証なし)。延床120㎡クラスを狙う層には現実的な候補群だ。
駅徒歩6〜10分の中央値が3,030→3,300万円(前月比+8.9%の上昇)
当サービスが収集した37件の徒歩6〜10分帯は、件数が32→37件へ増えつつ中央値も上昇。㎡単価中央値は29.44万円/㎡と全帯で最も高い部類で、面積中央値は113.1㎡と小ぶり。つまり「狭くても駅近」という値付けが濃くなっている。延床100㎡前後の3LDKなら射程だが、4LDK+駐車2台を望むなら面積の確保がテーマになる。
広島県府中町 土地の中古市場の輪郭(当サービス集計)
171件はどこから集まったか
当サービスが6サイトから収集した広島県府中町の土地は、2026年8月5日〜9月4日の30日間で171件。内訳はSUUMO73件、athome40件、LIFULL HOMES27件、HOME4U24件、三井のリハウス4件、住友ステップ3件です。サイトごとの価格中央値はathome1,980万円、SUUMO2,680万円、HOME4U2,775万円、LIFULL HOMES2,800万円。面積中央値がathomeだけ50㎡と極端に小さく、他は137〜174㎡台。同じ町の土地でも、掲載サイトによって「並んでいる区画の性格」がまるで違う点は覚えておきたい。
価格はどこに集中しているか
価格中央値は2,630万円、平均は3,223万円。平均が中央値より約600万円上にあるのは、高値の裾を引いた分布だからです。最小値は150万円、最大値は1億4,305万円と幅は約95倍。安めの4分の1が1,880万円、高めの4分の1が3,573万円、最安層(下位5%)880万円、最上層(上位5%)8,985万円。㎡単価中央値は16.8万円/㎡です。価格帯の山ははっきりしていて、1,500〜2,000万円が50件で最多(170件中29.4%)、次いで2,500〜3,000万円22件、3,000〜3,500万円19件。つまり注文住宅の土地予算としては「2,000万円前後を軸に、駅近や整形地なら3,000万円台」というのが本集計から見える現実的な線です。
出入りの動き
期間中の掲載開始は38件、掲載終了は47件で、出るより消えるほうがやや多い1か月でした。掲載終了までの日数は中央値34日、早いものは6日前後、遅いもので49日(17件の参考値)。週別に見ると8月19日週に掲載開始19件・終了23件と集中しており、お盆明けに一気に入れ替わった格好です。総件数は前月175→171件とほぼ横ばい。数は動かず中身が入れ替わる——本集計の1か月はそういう月でした。
価格帯の断層と区画条件(築年ではなく土地条件で読む)
土地に「築年」はありません。代わりに広島県府中町の土地には、面積と価格の境界にはっきりとした断層が走っています。当サービスが収集した171件を並べると、その段差は総額よりも㎡単価にくっきり現れました。
価格グループ別の面積と単価
本集計では面積帯を4区分で直接集計できないため、価格の下位10%層・全体・上位10%層という3グループで面積と単価の関係を見ます。
| グループ | 件数 | 価格の目安 | 面積中央値 | 駅徒歩中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 下位10%層 | 17件 | 1,100万円以下 | 109.9㎡ | 15分 |
| 全体 | 170件 | 中央値2,630万円(16.8万円/㎡) | サイト別に50〜174㎡ | — |
| 上位10%層 | 17件 | 4,980万円以上 | 359.0㎡ | 13分 |
面白いのは、下位10%層と上位10%層で駅徒歩がほとんど変わらない(15分と13分)こと。価格を分けているのは駅距離よりも面積です。上位層の面積中央値は359.0㎡で、下位層の3倍超。総額4,980万円以上の区画の多くは、住宅1棟には広すぎるサイズだと読めます。
50/100/200㎡の境界に走る断層
50㎡前後の帯は、athomeの面積中央値が50㎡である点が象徴的で、価格中央値も1,980万円と低めに出ています。ただし50㎡台は延床100㎡の2階建てを建てるにはかなり厳しく、狭小3階建てや変形地の可能性がある帯。100㎡の境界を越えると、鹿籠(面積中央値113.1㎡、価格中央値3,480万円)のように「駅近×小ぶり×高単価」の顔ぶれが並びます。200㎡を超えると総額が一気に重くなり、上位10%層の面積中央値359.0㎡・4,980万円以上というゾーンに入る。この帯は分割前提や事業用地の色が濃く、注文住宅1棟の用地としては割高になりやすい印象です。
注文住宅を建てる立場では、100〜200㎡の帯が実務上の主戦場になります。本集計の面積中央値はSUUMOで151.6㎡、LIFULL HOMESで137.9㎡、HOME4Uで137.2㎡と、ちょうどこの帯。㎡単価中央値16.8万円/㎡で140㎡なら2,300万円台半ばという試算になり、価格の最頻帯(1,500〜2,000万円が50件)よりやや上の位置づけです。
建築条件付きと自由設計の断層
残念ながら、当サービスが収集した掲載情報には建築条件の有無を機械的に判別できる項目がなく、本集計では構成比を出せません。ここは正直に「不明」と書きます。ただし手がかりはあり、造成年・引渡し時期が新しいと記録された区画17件は価格中央値1,980万円・㎡単価13.78万円/㎡と、全体の16.8万円/㎡より安い水準に固まっています。推測ですが、まとまった分譲区画が含まれている可能性があります(確証なし)。分譲区画は建築条件が付くケースがあり、土地が安く見えても指定ビルダーの建築費まで含めた総額では逆転することがある。土地価格だけの比較は危険で、必ず「土地+建物+外構+地盤改良」の総額で並べ直したい。ここが注文住宅の用地探しで最も踏みやすい落とし穴です。
用途地域・接道条件でみる価格差
広島県府中町で家を建てるための土地は、当サービスが収集した171件で見る限り、坪単価にして55万円前後(㎡単価中央値16.8万円/㎡を1坪=約3.3㎡で換算)のゾーンに芯があります。では、その芯は自分の家の計画に合うのか。延床から逆算してみます。
想定延床から逆算する「買える面積帯」
3LDK・延床100㎡の総2階なら、建築面積はおよそ50㎡。仮に建ぺい率60%なら敷地は約84㎡から成立しますが、駐車2台と庭・隣地離れを見込むと現実的には110〜130㎡は欲しいところ。4LDK・延床120㎡なら建築面積60㎡、同じ考え方で130〜160㎡が安全圏です。本集計の面積中央値はサイトによって137〜174㎡(athomeのみ50㎡)で、SUUMOの151.6㎡、LIFULL HOMESの137.9㎡はまさにこの安全圏。価格に落とすと、㎡単価中央値16.8万円/㎡×140㎡で2,300万円台半ば、駅徒歩6〜10分帯の29.44万円/㎡なら同じ面積で4,000万円台に乗る試算になります。「駅近で広く」は当集計の数字上、かなり高い買い物になると覚悟したほうがいい。
用途地域構成(建てられる/建てにくいの判定)
用途地域別の面積比率は、エリアプロフィールでも一次資料未確認とされており、当サービスの集計でも判別できません。参考情報として、河川下流域やマツダ本社・工場周辺は工業系、山側は第一種低層住居専用地域・第一種中高層、駅前や大通り沿いは近隣商業〜商業という混在パターンが知られる、という定性的な整理に留まります(数値は未確認)。注文住宅の理想は第一種低層住居専用地域で、日照と静けさは得られる代わりに高さ制限で3階建てが難しくなる。第一種中高層・第一種住居は自由度と環境のバランス型。工業系は住宅も建てられますが、操業音や大型車の通行、将来の隣地利用の変化に注意が必要です。建ぺい率・容積率の指定内容も府中町固有の値は未確認のため、狙う区画が決まったら必ず役場窓口で用途地域・建ぺい率・容積率の3点を確認してください。住居系で建ぺい率60%・容積率200%程度というのはあくまで一般的な目安です。
接道・形状・建築条件(家を建てる現実的観点)
本集計では旗竿地・整形地の区分も掲載データから機械的には取れません。ただしリスク要素の比率を見ると、再建築不可の表示は0件、借地権も0件、告知事項が1件(0.6%)。表示上はクリーンですが、「表示がない=接道が足りている」ではない点に注意。幅員4m以上の道路に2m以上接しているかは、現地と役場の道路種別(建築基準法上の道路かどうか)で確認するのが確実です。持分のない私道、セットバック要、水路を挟んで接道——このあたりは掲載情報からは見えません。加えて、府中町は山側の造成地と低地が同居するエリア。高低差のある区画は擁壁の健全性と再構築費用が総額を左右しますし、上下水道・ガスの引込みが敷地内まで来ているかで数十万〜百万円単位の差が出ます。土地価格の安さは、こうした見えないコストと引き換えになっていることが少なくありません。
立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)
駅からの距離が価格を決める——広島県府中町の土地に関しては、その常識が当てはまりません。当サービスが収集した171件を駅徒歩帯別に並べると、順番がきれいに崩れます。
徒歩1〜5分は30件で価格中央値2,800万円、㎡単価16.95万円/㎡、面積中央値147.2㎡。ところが徒歩6〜10分は37件で中央値3,300万円、㎡単価は29.44万円/㎡と最も高い。面積中央値が113.1㎡と小ぶりなため、総額では抑えめでも単価は跳ね上がる構造です。徒歩11〜15分は19件で中央値8,985万円、面積中央値303.3㎡——大型区画が残った帯で、サンプルが少なめなので傾向として見る程度に。徒歩16〜20分は23件で2,880万円、㎡単価17.94付近の水準。そして徒歩21分以上は32件で中央値1,880万円、㎡単価13.63万円/㎡と最も安い。徒歩6〜10分と21分以上の間には、㎡単価で差が約15万円/㎡上回るという開きがあります。つまり「10分歩けるか、20分歩けるか」で、同じ140㎡でも総額が2,000万円規模で変わり得る。
地区別に見ると輪郭はさらにはっきりします(各12〜18件、傾向として)。
| 地区 | 件数 | 価格中央値 | 面積中央値 | ㎡単価中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 瀬戸ハイム | 18件 | 1,880万円 | 148.8㎡ | 12.43万円/㎡ |
| みくまり | 15件 | 1,770万円 | 177.7㎡ | 10.34万円/㎡ |
| 桃山 | 15件 | 3,980万円 | 129.0㎡ | 31.11万円/㎡ |
| 浜田 | 15件 | 2,880万円 | 150.7㎡ | 18.58万円/㎡ |
| 八幡 | 14件 | 1,880万円 | 137.9㎡ | 14.21万円/㎡ |
| 鹿籠 | 13件 | 3,480万円 | 113.1㎡ | 30.07万円/㎡ |
| 宮の町 | 12件 | 2,389万円 | 164.0㎡ | 15.92万円/㎡ |
参考値として、柳ケ丘9件は1,980万円・180.1㎡、山田7件は3,480万円・188.0㎡、大通6件は1億400万円・303.3㎡。大通の水準は住宅用地というより大型物件の混在によるものと読めます。みくまり・瀬戸ハイムは広さの割に単価が抑えられており、延床120㎡クラスを最も現実的に狙える地区。一方の桃山・鹿籠は単価が3倍近く、利便性の対価がそのまま価格に乗っている印象です。府中町公式の都市計画方針が「利便性の高い良好な住宅地」としての性格を基本に据えている(出典: 府中町公式サイト)ことを踏まえると、この単価差は生活利便の濃淡をそのまま映していると解釈できるかもしれません。
リスク要素と注意ポイント
「再建築不可0件、借地権0件」——当サービスが収集した171件のリスク要素の比率は、数字だけ見れば拍子抜けするほどクリーンです。告知事項の表示が1件(0.6%)あるのみ。土地カテゴリなので旧耐震(1981年6月施行の新耐震基準より前の建物)の論点は原則そのままは当てはまりませんが、古家付きで取得する場合は建築年で判定する必要があります。築40年だから旧耐震、という数え方は誤りです。
ただし、ここで安心して終わるのは早い。掲載情報に「再建築不可」と書かれていないことは、接道条件を満たしている証明にはなりません。幅員4m以上の道路に2m以上接しているか、その道路が建築基準法上の道路として扱われているか、私道なら持分があるか、セットバックがどれだけ必要か——本集計の項目からは判定できない領域です。安い区画ほどここに理由が隠れていることが多く、下位10%層(1,100万円以下、17件、面積中央値109.9㎡)を検討するなら、価格の安さの理由を1件ずつ潰す作業が欠かせません。
ハザードについても、エリアプロフィールでは府中町の洪水・液状化の公式評価は未確認とされており、当サービスの集計データにもハザード情報は含まれていません。町内には河川が流れる低地と、山側の造成地が同居しています。低地では浸水想定区域の確認を、山側では土砂災害警戒区域の指定と擁壁の状態確認を——この2点は町のハザードマップで自分の目で見るしかありません。造成地の高低差は、擁壁のやり替えが必要になれば数百万円規模のコストになり、土地価格の割安分を簡単に飲み込みます。
価格環境も押さえておきたい。令和7年(2025年)の基準地価では府中町の住宅地平均が18万5,400円/㎡(前年比+5.82%の上昇)、全用途平均21万円/㎡(+5.88%)、令和8年(2026年)の集計値として商業地の公示地価が27万1,000円/㎡(+5.45%)と報じられています(出典: tochidai.info)。過去を遡ると1991年の24万5,600円/㎡が高値、2013年の12万371円/㎡が安値で、その差は約2.04倍(出典: tochidai.info)。上昇局面では売主が強気の価格を出しやすく、買主は接道や擁壁といった個別リスクを重視するため、価格交渉で溝が生まれやすい——エリアプロフィールもこの点を注意点として挙げています。数字が上がっている局面ほど、条件確認を省かないことが結局いちばんの防御になります。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
同じ広島県府中町の土地でも、当サービスが収集した171件の両端はまったく別の商品です。
下位10%層は1,100万円以下の17件。面積中央値109.9㎡、駅徒歩中央値15分。延床100㎡の3LDKなら建てられる広さがあり、総額1,000万円前後で用地を確保できる計算になります。地区で言えばみくまり(㎡単価10.34万円/㎡)や瀬戸ハイム(12.43万円/㎡)、駅徒歩21分以上の帯(中央値1,880万円、13.63万円/㎡)がこのゾーンの供給源。建物にお金をかけたい人、通勤に車を使う前提の人には、極めて合理的な選択肢です。ただし前述のとおり、接道・高低差・引込みの3点確認は必須。安さには必ず理由があり、その理由が許容できるかどうかが分かれ目になります。
上位10%層は4,980万円以上の17件。面積中央値359.0㎡、駅徒歩中央値13分。住宅1棟の用地としては明らかに広く、桃山(31.11万円/㎡)や鹿籠(30.07万円/㎡)のような高単価地区、あるいは参考値ながら大通の大型区画(面積中央値303.3㎡)が顔を並べます。注文住宅の用地として現実的なのは、この層の中でも200㎡前後で分割可能な区画に限られるでしょう。
そして中間層。価格の最頻帯は1,500〜2,000万円で50件、次が2,500〜3,000万円の22件。徒歩6〜10分帯の中央値3,300万円(前月比+8.9%の上昇)と、徒歩16〜20分帯の2,880万円の間が、多くの家族にとっての現実的な着地点です。
問題は、この中間層が最も動きが速いこと。当サービスの集計では掲載終了までの日数が中央値34日、早いものは6日前後で消えています(17件の参考値)。1か月に掲載開始38件・掲載終了47件という出入りの中で、条件に合う1件が出るのは月に数回。週末だけポータルを見に行く探し方では、下位10%層の掘り出し区画も、徒歩10分圏の適正サイズも、見る前に消えている可能性が高い。毎日の自動追跡が必要になるのは、精神論ではなく、この34日という数字から導かれる結論です。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. 広島県府中町 土地の坪単価はいくら?
当サービスの集計では、収集した171件の㎡単価中央値は16.8万円/㎡。1坪=約3.3㎡で換算すると坪あたり約55万円が目安です。参考として、令和7年(2025年)の基準地価では府中町の住宅地平均が18万5,400円/㎡・坪約61.3万円とされています(出典: tochidai.info)。地区差は大きく、本集計ではみくまり10.34万円/㎡から桃山31.11万円/㎡まで開きがあります。
Q2. 買い時はいつ? 今は高いのか安いのか
当サービスの集計では価格中央値が前月の2,485万円から2,630万円へ+5.8%の上昇、一方で㎡単価中央値は17.64→16.8万円/㎡へ下落しました。総額が上がったのは広めの区画が増えたためと読め、単価が急騰しているわけではありません。基準地価も住宅地で前年比+5.82%の上昇(出典: tochidai.info)と上昇基調が続いており、「待てば下がる」と見込むより、条件(接道・用途地域・面積)で判断するほうが現実的です。
Q3. 建築条件付き土地の流通量はどのくらい?
当サービスの集計では、収集した掲載情報に建築条件の有無を機械的に判別できる項目がなく、構成比は算出できていません。参考として、造成・引渡し時期が新しいと記録された区画17件は価格中央値1,980万円・㎡単価13.78万円/㎡と全体より安い水準に固まっており、まとまった分譲区画が含まれる可能性があります(推測、確証なし)。自由設計を望むなら、問い合わせ時に「建築条件の有無」を最初に確認してください。
Q4. 坪単価が高くなるのはどんな条件?
当サービスが収集した171件では、駅徒歩6〜10分帯が29.44万円/㎡と最も高く、面積中央値は113.1㎡と小ぶりでした。地区別では桃山31.11万円/㎡、鹿籠30.07万円/㎡が上位。逆に駅徒歩21分以上は13.63万円/㎡、みくまりは10.34万円/㎡です。つまり「駅近×小区画」が単価を押し上げ、「駅遠×広め」が単価を下げる構図。総額と単価は別物として見る必要があります。
Q5. 用途地域によって価格は変わりますか?
当サービスの集計では掲載情報に用途地域が揃っておらず、用途地域別の価格差は算出できていません。エリアプロフィールでも府中町の用途地域別の面積比率は一次資料未確認とされています。一般論として、第一種低層住居専用地域は住環境が良い分だけ単価が高く、工業系は住宅も建てられますが操業音や大型車通行の影響を受けます。狙う区画が絞れた時点で、役場窓口での用途地域・建ぺい率・容積率の確認が確実です。
Q6. 今月、駅徒歩11〜15分の中央値が8,985万円と跳ねているのはなぜ?
当サービスの集計では、この帯の件数が28→19件へ減少(前月比-32.1%)し、残った区画の面積中央値が303.3㎡と大型でした。価格中央値は2,998→8,985万円(前月比+199.7%の上昇)ですが、これは値上がりというより「手頃な区画が先に掲載終了し、大型区画が残った」構図と読めます(推測)。19件とサンプルが少なめのため、傾向として見る程度に留めてください。
Q7. 狙いの条件で広島県府中町 土地の新着を毎日追うには?
当サービスの集計データは、LINEで使える物件ウォッチの実稼働データから生成しています。LINEで友だち追加して「広島県府中町 土地」と送るだけで監視が始まり、athome・HOME4U・LIFULL HOMES・三井のリハウス・住友ステップ・SUUMOの6サイトを15分間隔で自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了を通知します。エリア、カテゴリ、予算、面積などの複合条件で絞り込み可能。無料プラン(24時間遅延・1監視)があり、リアルタイム通知やAI分析は¥980/月〜です。
2026年9月のハイライトと注意点
今月の当サービス集計で最も示唆的だったのは、価格中央値が2,485→2,630万円(前月比+5.8%の上昇)である一方、㎡単価中央値が17.64→16.8万円/㎡へ下がったという「ねじれ」です。値上がりというより、掲載されている区画の顔ぶれが広い方向へ入れ替わった結果と読むのが自然でしょう。実際、駅徒歩11〜15分帯では件数が28→19件へ減り(前月比-32.1%)、残った区画の面積中央値は303.3㎡。手頃なサイズから先に消えていく動きが見えます。注文住宅を建てたい人にとっては、「相場が上がった」と身構えるより、110〜160㎡の実用サイズをどう捕まえるかが実務課題です。なお本集計は各サイトの売出時点の表示価格に基づくもので、実際に成約した価格ではありません。また同一区画が複数サイトに掲載されている場合はそれぞれ1件として数えているため、実数はやや少なくなる点にご留意ください。
本レポートは、物件ウォッチが 6サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 171件(2026-08-05 〜 2026-09-04)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
171件超の広島県府中町 土地から条件に合う1件を
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※ この記事のデータは物件ウォッチがathome・HOME4U・LIFULL HOMES・三井のリハウス・住友ステップ・SUUMOを横断して収集した2026年9月5日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。現在掲載中の注目物件20件は 広島県府中町 土地の注目物件一覧 から確認できます。