武蔵小杉タワーと徒歩16分の1億円超の落差、中原区中古マンション1249件を解剖 | 神奈川県川崎市中原区 中古マンション 中古相場分析【2026年8月版】— 1249件集計

最終更新: | 1,249件・13サイトのデータに基づく

同じ区内で、価格中央値が3,580万円の町丁と1億4,200万円の町丁が隣り合っている——。当サービスが13サイトから収集した神奈川県川崎市中原区の中古マンション1249件(対象期間2026年7月6日〜8月5日)を集計すると、そんな極端な二層構造が浮かび上がりました。価格中央値は7,490万円、下は600万円、上は2億3,980万円。この振れ幅の正体を、築年・間取り・駅徒歩・町丁の4軸で分解していきます。

市場サマリー

集計件数
1,249件
中央値価格
7,490万円
㎡単価中央値
112.9万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
5,090〜11,650万円

神奈川県川崎市中原区 中古マンションの新着を見逃さない

今月の注目: 新耐震 3LDK 70㎡以上, 駅徒歩11〜15分, 下小田中・上小田中エリア
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

神奈川県川崎市中原区 中古マンションの中古市場の輪郭(当サービス集計)

1249件。これが当サービスが13サイトから神奈川県川崎市中原区の中古マンションとして収集した、2026年7月6日〜8月5日の掲載件数です。まず内訳から見ていきましょう。

集めた1249件の顔ぶれ

サイト別ではSUUMOが366件、athomeが310件、LIFULL HOMESが167件、東急リバブル95件、ノムコム82件、三井のリハウス73件と続きます。注目したいのは、サイトごとに価格中央値がかなり違うこと。athomeは7,080万円(面積中央値67.2㎡・築年中央値2004年)、東急リバブル7,880万円(70.6㎡・2005年)、三井のリハウス9,990万円(70.7㎡・2008年)。同じ区を扱っていても、扱う物件層の築年と面積が違えば中央値は数千万円動く、という当たり前だが見落としやすい事実がここに出ています。

価格はどこに集中しているか

本集計の価格中央値は7,490万円、平均は8,379万円。平均が中央値を上回るのは、高値の裾を引いた分布だからです。安めの4分の1のラインが5,090万円、高めの4分の1のラインが1億1,650万円。最安層(下位5%)は2,036万円、最上層(上位5%)は1億7,500万円で、最小値600万円から最大値2億3,980万円まで、実に40倍近い幅があります。㎡単価中央値は112.9万円/㎡。

500万円刻みの分布を見ると、5,500〜6,000万円帯が86件、6,500〜7,000万円帯が81件と厚い一方、1億1,000万円台〜1億5,000万円台にも34件・37件・35件・33件・48件とはっきりした第二の山があります。単峰ではなく二こぶ。つまり「中原区の中古マンション」と一言でくくると実像を見誤る、というのが今回の集計から言える最初の結論です。

掲載の入れ替わり

期間内に掲載終了となった物件のうち、掲載開始から終了までの日数は中央値3.5日(下位の目安2日、上位の目安6.75日/62件ベース)。なお週次の新規掲載件数には当サービスの巡回サイクル由来のバーストが含まれるため、新規件数の推移は参考扱いに留めます。

築年帯別の相場と価格の断層

神奈川県川崎市中原区の中古マンションには、はっきりとした築年の断層があります。しかもそれは一直線の右肩上がりではなく、2020年で一度「折り返す」という珍しい形をしています。

築年帯ごとの中央価格

築年帯ごとの中央価格
築年帯 件数 価格中央値 面積中央値 ㎡単価中央値
1980年以前(旧耐震) 133件 3,850万円 60.8㎡ 59.97万円/㎡
1981〜1999年(新耐震) 326件 5,690万円 61.8㎡ 81.39万円/㎡
2000〜2009年(品確法) 425件 8,480万円 74.5㎡ 119.205万円/㎡
2010〜2019年 266件 1億3,580万円 71.1㎡ 188.36万円/㎡
2020年以降(新省エネ基準) 78件 8,480万円 64.7㎡ 168.39万円/㎡

件数の重心は2000〜2009年の425件。本集計の3分の1強がこの10年に建った物件です。武蔵小杉周辺が工場・社宅跡地の再開発でタワーマンション群へと姿を変えた時期と重なる築年帯であり、供給の集中が中古の流通量にそのまま表れていると読めます。

節目の前後で何が起きているか

新耐震基準(1981年6月施行。これ以前は「旧耐震」と呼ばれ、住宅ローンの審査や融資年数で不利になりやすい)の境界では、中央値3,850万円→5,690万円で約1,840万円の段差。㎡単価では59.97万円/㎡と81.39万円/㎡の比較になり、差は約21.4万円/㎡です。

さらに大きいのは品確法(住宅の品質確保促進法、2000年施行。10年瑕疵保証が義務化された)を挟んだ段差で、5,690万円→8,480万円と約2,790万円。そして2000年代と2010年代の間が最大で、8,480万円→1億3,580万円、約5,100万円の跳ね上がりです。面積中央値は74.5㎡→71.1㎡とむしろ縮んでいるので、これは広さではなく立地と仕様の差。2010年代物件は駅至近のタワー層が多く含まれるためと解釈できます(属性の重ね合わせからの推測)。

興味深いのは2020年以降の78件が中央値8,480万円と、2010年代より低く出ていること。面積中央値が64.7㎡と一段狭く、㎡単価は168.39万円/㎡で2010年代の188.36万円/㎡を下回ります。仮説として、駅前大規模再開発が一巡した後の供給はコンパクト住戸中心で、立地も駅至近一辺倒ではない——という構成差が効いている可能性があります(確証なし)。

間取りと重ねるとさらに立体的になります。3LDKだけを取り出すと、旧耐震3,998万円(40件)、1981〜1999年5,880万円(127件)、2000〜2009年8,880万円(179件)、2010〜2019年1億4,000万円(107件)。2DK/2LDKでも2010年代は1億2,500万円(56件)で、間取りを固定しても築年帯の段差は消えません。

旧耐震の比率と実務的な影響

本集計で旧耐震にあたるのは133件、全体の10.6%。10件に1件強です。築年中央値は1975年で、面積中央値60.8㎡。価格の安めの4分の1が2,280万円、高めの4分の1が4,580万円と、価格帯としては本集計の中でも最も手が届きやすい層に集まっています。

ただし旧耐震は融資期間が短く設定されやすく、金融機関によっては取り扱い自体が限定されます。自己資金比率が上がる分、実際の月々の負担は価格差ほど縮まらないことがある——ここは価格表だけを見ていると読み落とすポイントです。地震保険料の区分や、耐震診断・改修の履歴の有無も購入判断に直結します。

間取り・構造別の相場

3LDKの中央値は8,190万円。ところが同じ本集計の2DK/2LDKは7,950万円で、その差はわずか240万円しかありません。間取りが1つ多いのに価格がほぼ並ぶ——この違和感の正体は、後で見る「築年と立地の混ざり方」にあります。

主要間取りの顔ぶれ

主要間取りの顔ぶれ
間取り 件数 価格中央値 面積中央値 ㎡単価中央値
1R 2件 1,330万円 16.1㎡ 82.51万円/㎡(少数の参考値)
1K/1DK 16件 2,780万円 25.5㎡ 104.33万円/㎡(サンプルが少なめ、傾向として)
1LDK 49件 5,480万円 48.9㎡ 108万円/㎡
2DK/2LDK 200件 7,950万円 65.3㎡ 133.84万円/㎡
3LDK 471件 8,190万円 71.8㎡ 113.06万円/㎡
4LDK以上 9件 8,980万円 92.0㎡ 92.39万円/㎡(少数の参考値)

当サービスが収集した1249件の主役は3LDKの471件で、全体の約38%。次が2DK/2LDKの200件です。㎡単価に注目すると、最も高いのは2DK/2LDK(133.84万円/㎡)で、3LDK(113.06万円/㎡)を上回ります。2DK/2LDKの築年中央値が2008年、3LDKが2005年と、コンパクト住戸のほうが新しい物件に寄っていることが影響していると読めます。

面積が広がるほど㎡単価は下がる傾向も明快です。4LDK以上は面積中央値92.0㎡で㎡単価92.39万円/㎡。少数の参考値ですが、「広さ単価は逓減する」という中古マンションの一般的な性質がこの区でも成り立っているように見えます。総額で見れば3LDKより高いのに、1㎡あたりでは最も安い。広さ優先の買い手にとっては、この逆転はチャンスの入口です。

構造別の相場

構造の記載が取れた物件は限られます。RC造(鉄筋コンクリート造)が58件で中央値7,690万円、築年中央値2007年、面積69.5㎡、㎡単価113.93万円/㎡。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)は23件で中央値5,998万円、築年中央値1986年、㎡単価98.86万円/㎡——こちらはサンプルが少なめなので傾向として見る程度に。鉄骨造は1件のみで、集計対象から外して読むのが妥当です。

SRC造がRC造より安く出ているのは構造の優劣ではなく、築年中央値が1986年と20年以上古いためです。実際、築年帯を揃えて見ると2000〜2009年ではRC造7,690万円(23件)に対しSRC造6,498万円(7件)、1981〜1999年では逆にSRC造8,290万円(9件)がRC造4,998万円(13件)を上回ります。サンプルが小さく断定はできませんが、「構造で価格が決まる」という単純な図式は本集計からは読み取れません。

実務的には、SRC造は高層建築で採用されることが多く、鉄骨のしなやかさとコンクリートの剛性を組み合わせた構造。遮音・断熱は構造種別より、サッシ性能・床構造・戸境壁の仕様で決まる部分が大きいため、内見時は図面集や仕様書で確認したいところです。

タワーと中低層、二つの中原区

エリアプロフィールによれば、武蔵小杉周辺には大手デベロッパーによる大規模タワーマンションシリーズが複数存在するとされ(各シリーズの供給時期・戸数は公開情報未確認)、工場跡地再開発によってタワーマンション群が林立するエリアへ変貌したという経緯が知られています。この構造は本集計の数字にも明確に出ています。町丁別で小杉町の中央値が1億4,200万円・築年中央値2018年、市ノ坪が㎡単価214.27万円/㎡と突出する一方、下小田中は3,580万円・1995年。同じ区の中に価格の異なる二つの住宅地が並存している格好です。

なお管理費・修繕積立金の典型値については、当サービスの集計対象項目に含まれておらず公開情報も未確認のため、本記事では数値を示しません。ただしタワーマンションは修繕積立金が築年経過とともに大きく増額される計画になっているケースが多いという一般的な留意点がエリアプロフィールでも指摘されており、長期修繕計画書の確認は総額判断と同じ重みを持ちます。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

意外な逆転が1つあります。徒歩6〜10分の中央値6,880万円に対し、徒歩11〜15分は7,690万円。近いほうが安いのです。

本集計を駅徒歩帯で分けると、徒歩1〜5分が536件で中央値1億1,650万円(築年中央値2008年、面積71.3㎡、㎡単価166.47万円/㎡)。徒歩6〜10分が370件で6,880万円(2004年、64.8㎡、107.085万円/㎡)。徒歩11〜15分が227件で7,690万円(2003年、70.8㎡、104.8万円/㎡)。そして徒歩16〜20分が95件で2,798万円(1986年、57.4㎡、48.79万円/㎡)です。

徒歩1〜5分と徒歩16〜20分の中央値差は約8,850万円。㎡単価で見れば166.47万円/㎡と48.79万円/㎡で、3倍以上の開き。徒歩5分圏に武蔵小杉駅周辺の新しい大型物件が集中し、徒歩16分以上には1980年代の中小規模物件が多い——築年中央値が2008年と1986年で22年違うのですから、これは距離だけの価格差ではありません。

6〜10分と11〜15分の逆転についても同じ構図が効いています。11〜15分帯は面積中央値70.8㎡で6〜10分帯の64.8㎡より6㎡広く、総額が押し上げられる一方、㎡単価は104.8万円/㎡と6〜10分帯の107.085万円/㎡を下回ります。つまり総額では高いが単価では安い。広さを求める読者にとって、11〜15分帯は本集計の中で最も費用対効果が読みやすいゾーンだと言えます。

町丁別に見ると輪郭が鮮明になる

当サービスが収集したデータを町丁別に並べると、価格地図は驚くほどはっきり分かれます。上位は小杉町180件・中央値1億4,200万円(築年中央値2018年、㎡単価189.96万円/㎡)、市ノ坪60件・1億2,630万円(2015年、214.27万円/㎡)、中丸子135件・1億1,480万円(2008年、156.4万円/㎡)、新丸子東92件・1億1,280万円(2008年、170.21万円/㎡)。㎡単価トップは市ノ坪の214.27万円/㎡です。

対して下位は下小田中130件・3,580万円(1995年、73.32万円/㎡)、宮内42件・4,580万円(2002年、65.17万円/㎡)、上小田中55件・5,480万円(2001年、91.33万円/㎡)、田尻町56件・5,690万円(1986年、73.32万円/㎡)、木月51件・6,180万円(2004年、110.305万円/㎡)。今井仲町46件は9,998万円(2005年、132.13万円/㎡)で中間層に位置します。

小杉町と下小田中の中央値差は約1億620万円。徒歩分数の話に見えて、実は「どの再開発の圏内か」という話でもある。エリアプロフィールでは武蔵小杉駅がJR横須賀線・湘南新宿ライン、JR南武線、東急東横線・目黒線が集まる結節点であることが示されており、この路線集積が価格地図の等高線を描いていると読めます。

リスク要素と注意ポイント

割安なゾーンには理由がある——という原則を、数字で確認しておきましょう。

当サービスが収集した1249件のリスク要素の比率を見ると、旧耐震(1981年6月の新耐震基準施行前)が133件で10.6%。再建築不可は0件、借地権は1件(0.1%)、告知事項の記載があるものは0件でした。マンションという category の性質上、再建築不可がゼロなのは自然ですが、10件に1件強が旧耐震という比率は無視できません。

旧耐震で押さえておきたいのは3点です。第1に融資。旧耐震は金融機関によって融資期間が短縮されたり、取り扱い対象外となることがあります。価格が安い分だけ楽になるとは限らず、自己資金比率が上がって月々の負担が想定以上になるケースがある。第2に地震保険。耐震性能に応じた割引の適用可否が変わり、保有コストに継続的に効いてきます。第3に出口。将来売る側に回ったとき、買い手の融資可否がそのまま流動性の制約になります。本集計での旧耐震の価格中央値3,850万円という数字は、こうした条件を織り込んだ後の価格だと理解しておきたいところです。

中原区固有の確認ポイント

エリアプロフィールで明確に指摘されているのが水害リスクです。中原区は多摩川に接しており、川崎市発行のハザードマップ上で多摩川沿いの一部地域が浸水想定区域に指定されているとされます(区内の具体的な浸水深・想定区域範囲は公開情報未確認)。加えて、2019年の台風19号(令和元年東日本台風)の際に武蔵小杉のタワーマンションで多摩川氾濫による浸水が発生し、地下の電気室等が被災して大規模な停電・断水が起きた事例が広く報じられています。これは一般に知られた事実ですが、個別物件の被災有無・その後の対策状況は物件ごとの確認事項です。内見時には地下設備(電気室・機械式駐車場)の浸水対策、多摩川からの距離とハザードマップ上の位置を必ず突き合わせたい。

もう一つ、工場跡地の再開発エリアという出自から、土壌汚染対策の履歴を重要事項説明等で確認しておくことが望ましいという点もエリアプロフィールで挙げられています。液状化危険度の具体的な区分、区独自の住宅補助制度の詳細については公開情報未確認のため、本記事では数値を示しません。

価格情報そのものの限界

最後に、本集計の性質上の注意を2つ。表示価格は売出時点の価格であり、実際に成約した価格ではありません。また同一物件が複数サイトに掲載されている場合はそれぞれを1件として数えているため、件数は「物件の実数」ではなく「掲載の数」として読む必要があります。町丁別・築年帯別の中央値は傾向を掴むには十分ですが、個別物件の値付けの妥当性は、必ず同一マンション内・近隣類似物件の履歴と突き合わせて判断してください。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

当サービスが収集した1249件を価格の両端で切ると、まったく違う2つの顔が現れます。

下位10%層——2,780万円以下の122件

境界価格は2,780万円。この層に入る122件の属性中央値は、築年1986年、面積38.96㎡、駅徒歩8分。築40年前後の、40㎡に届かないコンパクト住戸が主役です。注意したいのは、1986年築は新耐震基準(1981年6月施行)の適用後であること。「築40年だから旧耐震」ではなく、建築年で判定する——ここを取り違えると融資条件の読みを間違えます。

このゾーンが向くのは、まず総額を抑えて都心アクセスを買いたい単身・DINKS層。徒歩8分という数字が示す通り、駅から極端に遠いわけではありません。次に、投資目線で見る読者。本集計で利回りの記載が取れた物件は限られますが、品確法世代や徒歩6〜10分帯では利回り中央値3.65%という数字が出ています(記載のある物件のみの集計)。面積が小さく管理費・修繕積立金の絶対額が抑えやすい点も、コスト計算では効いてきます。

上位10%層——1億4,950万円以上の122件

境界価格は1億4,950万円。属性中央値は築年2014年、面積81.62㎡、駅徒歩4分。下位10%層と比べると、築年で28年新しく、面積で2倍以上、駅徒歩で半分。価格差が5倍を超えるのも当然と言える顔ぶれです。町丁別の上位(小杉町・市ノ坪・新丸子東・中丸子)と重なっており、駅至近の2010年代物件がこのゾーンを形成していると読めます。共働きファミリーで、通勤時間と共用施設の価値に対価を払う層が主な想定読者でしょう。

両端を追うには、毎日の目が要る

ここで一つ現実的な話をします。本集計で掲載終了となった物件の掲載期間は中央値3.5日(安めの4分の1が2日、上位の4分の1が6.75日/62件ベース)。下位10%層の122件、上位10%層の122件は、それぞれ1249件のわずか1割弱。母数が薄い層を、しかも数日で入れ替わる掲載環境から拾うのは、週末にまとめてサイトを見回るやり方では構造的に難しい。13サイトを横断して条件に合う新着だけを毎日拾い上げる仕組みが、探索そのものの前提条件になっている——今回のデータを並べて、率直にそう感じました。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 神奈川県川崎市中原区 中古マンションの中古相場はいくらですか?

当サービスの集計では、13サイトから収集した1249件(2026年7月6日〜8月5日)の価格中央値は7,490万円、平均は8,379万円、㎡単価中央値は112.9万円/㎡でした。安めの4分の1のラインが5,090万円、高めの4分の1のラインが1億1,650万円で、最小値600万円から最大値2億3,980万円まで幅があります。ただし表示価格は売出時点の価格で、成約価格ではありません。

Q2. 買い時はいつですか?

当サービスの集計は1か月分の掲載データであり、時期の有利不利を判定できる時系列の長さはありません。そのうえで言えるのは、価格分布が5,500〜7,000万円帯と1億1,000万〜1億5,000万円帯の二こぶになっており、狙う層によって競合の厚さが違うということ。掲載終了までの日数は中央値3.5日なので、「良い条件が出た瞬間に動ける準備」を先に整えるほうが、時期を待つより実利が大きいと読めます。

Q3. 旧耐震物件の流通量はどのくらいですか?

当サービスの集計では、1249件のうち旧耐震(1981年6月の新耐震基準施行前)にあたるのは133件、全体の10.6%でした。価格中央値は3,850万円、築年中央値1975年、面積中央値60.8㎡。借地権は1件(0.1%)、再建築不可は0件です。旧耐震は融資期間の短縮や取り扱い制限、地震保険の割引適用可否に影響しやすいため、価格の安さだけで判断しないことをおすすめします。

Q4. ㎡単価が高くなる条件は何ですか?

当サービスの集計で㎡単価中央値が最も高かったのは、町丁別では市ノ坪の214.27万円/㎡、次に小杉町の189.96万円/㎡。築年帯別では2010〜2019年が188.36万円/㎡で最上位です。駅徒歩別では1〜5分が166.47万円/㎡。逆に面積が広いほど単価は下がり、4LDK以上は92.39万円/㎡(少数の参考値)でした。「駅至近×2010年代×コンパクト寄り」が単価を押し上げる組み合わせだと読めます。

Q5. 駅徒歩による価格差はどのくらいですか?

当サービスの集計では、徒歩1〜5分が中央値1億1,650万円(536件)、徒歩6〜10分が6,880万円(370件)、徒歩11〜15分が7,690万円(227件)、徒歩16〜20分が2,798万円(95件)でした。徒歩1〜5分と16〜20分の中央値差は約8,850万円。ただし徒歩11〜15分帯は面積中央値70.8㎡と広く、㎡単価では104.8万円/㎡で徒歩6〜10分帯を下回るため、総額の順位と単価の順位は一致しません。

Q6. 武蔵小杉のタワーマンションと、中原区北部・南部の中低層マンションはどれくらい価格が違いますか?

当サービスの集計を町丁別に見ると、小杉町が中央値1億4,200万円(180件、築年中央値2018年)、市ノ坪が1億2,630万円(60件、2015年)に対し、下小田中は3,580万円(130件、1995年)、宮内は4,580万円(42件、2002年)でした。小杉町と下小田中の差は約1億620万円。エリアプロフィールによれば、武蔵小杉周辺は工場跡地の再開発でタワーマンション群へと変貌した経緯があり、この供給史が価格地図にそのまま反映されていると読めます。

Q7. 狙いの条件で神奈川県川崎市中原区 中古マンションの新着を毎日追うには?

当サービスの集計元でもある「物件ウォッチ」は、LINEで友だち追加して「神奈川県川崎市中原区 マンション」と送るだけで監視が始まります。このエリア×カテゴリでは13サイト(athome, センチュリー21, 大京穴吹不動産, 大和ハウス, 長谷工の仲介, HOME4U, LIFULL HOMES, 東急リバブル, ノムコム, ピタットハウス, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)を15分間隔で自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。予算・築年・面積・利回りなどの複合条件で絞り込みも可能。無料プランは24時間遅延・1監視、有料は月額980円からでリアルタイム通知とAI分析に対応します。掲載終了までの日数が中央値3.5日という環境では、通知の速さがそのまま検討時間の差になります。

2026年8月のハイライトと注意点

今月のデータで最も目を引くのは、築年帯別中央値の「2020年での折り返し」でした。1980年以前3,850万円、1981〜1999年5,690万円、2000〜2009年8,480万円、2010〜2019年1億3,580万円と一直線に上がってきた曲線が、2020年以降で8,480万円に戻る。面積中央値が71.1㎡→64.7㎡と一段狭くなっていることが主因と読めますが、㎡単価でも188.36万円/㎡→168.39万円/㎡と下がっているため、面積だけでは説明しきれません。仮説として、駅前大規模再開発が一巡した後の新しい供給は立地条件が分散しており、2010年代のタワー層とは別のカテゴリを形成しつつあるのかもしれません(確証なし)。

当サービスが13サイトから収集したデータであること、そして2点の限界も添えておきます。表示価格は売出時点の価格で成約価格ではないこと、同一物件が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えていること。件数は「掲載の数」として読んでください。

本レポートは、物件ウォッチが 13サイト(athome, センチュリー21, 大京穴吹不動産, 大和ハウス, 長谷工の仲介, HOME4U, LIFULL HOMES, 東急リバブル, ノムコム, ピタットハウス, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 1249件(2026-07-06 〜 2026-08-05)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

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