1K/1DKが4→13件に急増、中央値680万円の伊東で何が起きたか | 静岡県伊東市 中古マンション 中古相場分析【2026年10月版】— 445件集計

最終更新: | 445件・4サイトのデータに基づく

30万円から3,580万円まで。同じ市内の中古マンションで、価格が100倍以上に開くエリアがどれだけあるだろうか。物件ウォッチが4サイト(athome/HOME4U/LIFULL HOMES/SUUMO)から2026年9月4日〜10月4日に収集した静岡県伊東市の中古マンション445件を集計すると、価格中央値は680万円。前月の580万円から+17.2%の上昇だった。ただしこの数字、単純な「値上がり」とは読めない。中身を分解すると、伊東という街のかたちがくっきり浮かび上がってくる。

市場サマリー

集計件数
445件
中央値価格
680万円
㎡単価中央値
10.2万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
350〜994万円
期間内 新規掲載
107件

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今月の注目: 新耐震 2DK/2LDK 1000万円以下, 駅徒歩15分以内, SRC造
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

「1K/1DK」が4件→13件、最安層の入口が一気に厚くなった

本集計で最も大きく動いたのが単身向けの小型住戸だ。前月は4件しかなかった1K/1DKが今月は13件(前月比+225%の増加)。中央価格は525万円→280万円へと半減している。中央築年は1979年、中央面積38.0㎡と、旧耐震期の小型リゾート住戸がまとまって表に出た格好だ。ただし件数の増減には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があり、これだけで売り急ぎが起きたと断定はできない。サンプルは13件と少なめなので、傾向として見る程度にとどめたい。

2000年代築が1件→2件。希少すぎる「比較的新しい伊東」

2000〜2009年(品確法以降)の住戸は、前月1件・今月2件。中央価格は3,480万円→2,350万円と動いているが、数件単位の少数サンプルなので価格水準の変化ではなく、出てきた物件の顔ぶれが入れ替わっただけと読むのが妥当だ。注目すべきは件数そのもの。収集した445件のうち2000年代以降はわずか2件で、2010年代以降はゼロ。エリアプロフィールでも新築分譲の供給はほぼ皆無とされており、この地域で「築20年未満」を探す難易度の高さが数字に出ている。

3LDKが28件→41件、中央値は615万円→963万円へ

ファミリー向けの3LDKは件数が+46.4%の増加、中央価格も+56.6%の上昇と大きく動いた。中央面積79.9㎡、中央築年1992年。推測だが、価格上昇の主因は値上がりというより、今月出てきた3LDKに新耐震期・広め・眺望良好な層が多く混じったことによる構成の入れ替わりだろう(確証なし)。件数の増加自体にも当サービスの収集範囲の変動が含まれる可能性がある。四分位で見ると400万円〜1,550万円と幅が広く、同じ3LDKでも中身は別物だと分かる。

静岡県伊東市 中古マンションの中古市場の輪郭(当サービス集計)

まず、445件がどこから来たのかを押さえておきたい。当サービスが収集した内訳は、athome 149件、LIFULL HOMES 136件、SUUMO 84件、HOME4U 76件。サイト別の中央価格はathomeが550万円、SUUMOが690万円、LIFULL HOMESが750万円、HOME4Uが780万円と、200万円以上の開きがある。同じ街を見ているのに結果が違うのは、各サイトが抱える物件層(築古の格安在庫が厚いか、駅前の高額帯が厚いか)が違うからだ。1サイトだけを眺めていると、伊東の相場観は簡単に歪む。

価格はどこに集中しているか

本集計の価格中央値は680万円、平均は825万円。平均が中央値を145万円上回るのは、高値側に長い裾を引いた分布だからだ。最小値は30万円、最大値は3,580万円。最安層(下位5%)は105万円、最上層(上位5%)は1,980万円。安めの4分の1は350万円、高めの4分の1は994万円で、㎡単価中央値は10.2万円/㎡だった。

価格帯別に積み上げると、0〜500万円が171件、500〜1,000万円が158件。この2つで全体の約75.8%を占める。ところが1,000〜1,500万円は30件に凹み、1,500〜2,000万円でまた58件に盛り返す。谷を挟んだ二こぶ構造だ。つまり伊東の中古マンションは「数百万円の保養向け住戸」と「1,500万円超の実需・資産性重視住戸」が、ほとんど別の商品として並んでいる。中間価格帯の薄さが、この街の中古マンションの特徴として読める。

掲載の出入り

期間中に新しく掲載されたのは107件、掲載が終了したのは109件。出入りはほぼ均衡しており、在庫の回転は止まっていない。掲載終了までの期間は中央値42日、安めの4分の1は9日で消えている。1カ月半で視界から消える物件が半数ということになる。

築年帯別の相場と価格の断層

静岡県伊東市の中古マンションには、他のどんな条件よりも強い「築年の断層」がある。1981年を境に、価格が3.8倍に跳ねるのだ。

築年帯ごとの中央価格

築年帯ごとの中央価格
築年帯 件数 中央価格 中央築年 中央面積
1980年以前(旧耐震) 114件 229万円 1975年 46.9㎡
1981〜1999年(新耐震) 327件 880万円 1992年 67.2㎡
2000〜2009年(品確法) 2件 2,350万円 2003年 74.4㎡
2010年以降 0件 — — —

当サービスが収集した445件のうち、実に73.5%が1981〜1999年に集中している。バブル期前後に大量供給されたリゾートマンションがそのまま在庫として残っている、というエリアプロフィールの記述(出典: 賃貸スタイル 中古マンション情報)と数字がきれいに一致する。

境界線の前後で何が起きているか

新耐震基準は1981年6月施行。これ以前の物件は「旧耐震」と呼ばれ、住宅ローンの審査や融資年数で不利になりやすい。本集計では旧耐震229万円、新耐震880万円で、差は651万円。面積差(46.9㎡→67.2㎡)を考慮しても、㎡あたりの価格水準は旧耐震側が大きく下回る。

築年と間取りを重ね合わせると、断層はさらに生々しい。新耐震期の2DK/2LDK(76件)が960万円なのに対し、旧耐震期の2DK/2LDK(18件)は180万円。同じ間取りで780万円の差だ。1LDKでも新耐震710万円(30件)に対し旧耐震300万円(17件)。構造で切っても、新耐震期のSRC造(30件)980万円に対し、旧耐震期のRC造(9件)は100万円。4桁と3桁の世界が、同じ市内に同居している。

品確法(住宅の品質確保促進法、2000年4月施行で10年瑕疵保証を義務化)以降の2件は中央値2,350万円。ただし少数の参考値であり、水準を語るには足りない。2009年の長期優良住宅認定制度、2017年の省エネ基準強化といったその後の節目に該当する物件は、本集計では1件も確認できなかった。

旧耐震25.6%という重み

リスク要素の比率を見ると、旧耐震は114件・25.6%。4件に1件だ。前月の30%からは4.4ポイント下がっているが、これも掲載在庫の入れ替わりによる変動を含む。旧耐震は融資期間が短くなりやすく、現金購入が中心になりやすい。エリアプロフィールでも、築古・セカンドハウス需要の物件は住宅ローン評価が低くなりやすい点が注意事項として挙げられている(出典: ハトマークサイト)。229万円という中央値は「安い」のではなく、「現金でしか買われないから、その水準に落ち着いている」と読むべきだろう。

間取り・構造別の相場

3LDKの中央値は963万円、1K/1DKは280万円。同じ市内の中古マンションで、間取りが違うだけで683万円の差がつく。

主要間取りの顔ぶれ

主要間取りの顔ぶれ
間取り 件数 中央価格 中央面積 中央築年
1K/1DK 13件 280万円 38.0㎡ 1979年
1LDK 47件 550万円 52.3㎡ 1990年
2DK/2LDK 95件 880万円 67.4㎡ 1990年
3LDK 41件 963万円 79.9㎡ 1992年
4LDK以上 1件 1,600万円 145.7㎡ 1993年

当サービスが収集した中心層は2DK/2LDK(95件)と1LDK(47件)。リゾート保養向けの定番サイズだ。1K/1DKは13件とサンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、中央築年1979年が示すとおり旧耐震期の小型住戸が主体で、安めの4分の1は80万円まで落ちる。4LDK以上は1件のみで、水準を語れる数ではない。

注目したいのは2DK/2LDKの幅の広さだ。安めの4分の1が385万円、高めの4分の1が1,480万円。中央値880万円を挟んで4倍近い開きがある。同じ「2LDK」で検索しても、出てくるのは別世界の2物件、ということが日常的に起きる。

構造別の相場

本集計の構造別中央値は、SRC造(37件)960万円、RC造(37件)530万円、鉄骨造(5件)280万円。鉄骨造は少数サンプルなので参考値として扱いたい。SRC造とRC造で430万円の差がつくのは、SRC造が中央築年1991年・中央面積66.9㎡と比較的新しく広い層に集中しているためで、構造そのものの価値だけで説明できる差ではない。

それでも構造は見るに値する。鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は柱梁に鉄骨を仕込むぶん大スパンに強く、高層部の揺れにも粘る。鉄筋コンクリート造(RC造)は遮音・耐火に優れるが、海沿いでは話が変わる。エリアプロフィールの内見チェックポイントにも、潮風による外壁・手すり・配管など金属部の劣化確認が挙げられている(出典: ハトマークサイト)。構造の種別よりも、その構造がどう維持されてきたかのほうが、伊東では効く。

タワマンはない、あるのは「管理」の差

エリアプロフィールによれば、伊東市にタワーマンションは存在しない(出典: マンションマーケット)。流通の主役は、サニークレスト伊東、キャッスル伊東、ロワジール川奈、ザ グラン伊豆高原、スプリングハイツ伊東といった地場・中堅デベロッパー系のシリーズと、駅前の「ポレスター伊東駅前」だ。全国大手デベロッパーの供給は確認されていない。

ランニングコストの目安として、管理費は月10,500〜23,960円、修繕積立金は月4,880〜11,173円というレンジが示されている(出典: ハトマークサイト)。本集計の中央値680万円の物件を買っても、年間で20万〜40万円規模の固定費が乗る計算になる。大浴場や温泉引湯を持つ物件ほど維持費は重い。価格の安さだけで判断すると、保有して初めて数字が合わなくなる——このカテゴリで最も多い落とし穴は、たぶんここだ。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

意外な数字から入りたい。当サービスが集めた445件では、駅徒歩1〜5分の中央値が680万円なのに対し、徒歩11〜15分は860万円。近いほうが安いという逆転が起きている。

駅徒歩帯ごとの中央値を並べると、徒歩1〜5分(33件)680万円、徒歩6〜10分(51件)880万円、徒歩11〜15分(125件)860万円、徒歩16〜20分(22件)350万円、徒歩21分以上(67件)340万円。徒歩15分までは800万円前後で横ばい、そこを越えると一気に半分以下に落ちる。都市部の中古マンションで見慣れた「駅近プレミアム」のグラデーションとは別の形だ。

理由は立地の中身にある。徒歩1〜5分帯の中央築年は1990年・中央面積66.9㎡で、駅前の古い実需向け住戸が混じる。一方、徒歩6〜15分帯には中央築年1992年の新耐震期リゾート住戸が厚く含まれる。推測だが、伊東では「駅からの距離」よりも「眺望・温泉・築年」が価格を決めており、駅距離は閾値(徒歩15分)を越えたときだけ強く効く、という構造なのだろう(確証なし)。

地区別に見ると、その仮説は補強される。本集計で件数が最も多いのは富戸の95件で中央値890万円、次いで宇佐美の54件で450万円。川奈は14件ながら中央値1,580万円と突出し、八幡野は13件で968万円。いずれもサンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、海・ゴルフ場・高原といった環境価値が価格に直結しているのが分かる。対照的に、瓶山(15件)は中央値120万円、松原(15件)は280万円、吉田(10件)は680万円。瓶山・松原はいずれも中央築年1975年で、旧耐震期の在庫が集中する。湯川(10件)は615万円、赤沢(11件)は600万円、末広町(8件、少数の参考値)は590万円だった。

交通の背景として、伊東駅はJR伊東線と伊豆急行線の共同使用駅で、JR東日本の2024年度の1日平均乗車人員は6,669人(出典: Wikipedia「伊東駅」)。都内直通の特急も走るが、所要時間の公表値は今回のエリア調査では未確認だ。通勤需要で価格が決まる街ではない、ということは数字の側からも見えている。

リスク要素と注意ポイント

本集計でまず目を引くのは、リスク表示の「少なさ」だ。当サービスが収集した445件のうち、再建築不可は0件、借地権も0件。告知事項ありは1件(0.2%)のみだった。区分所有のマンションが対象なので当然ではあるが、戸建て市場で頻出するこの種の地雷は、ほぼ気にしなくてよい。

代わりに重いのが築年だ。旧耐震は114件・25.6%。前月の30%から4.4ポイント下がったとはいえ、4件に1件は1981年6月の新耐震基準施行前の建物である。旧耐震は住宅ローンの融資期間が短く設定されやすく、金融機関によっては取り扱い自体が難しい。地震保険料の算定でも新しい建物より不利になりやすく、住宅ローン控除など築年要件のある制度でも追加の証明が必要になる場面がある。229万円という旧耐震の中央値は、その不利を織り込んだ価格だと読むのが自然だ。

もうひとつ、このエリア固有の論点がある。エリアプロフィールは、リゾートマンション特有の管理組合の機能不全や修繕積立金不足のリスク、冬季の水道管凍結対策、温泉引湯設備の有無と引湯料の確認を注意点として挙げている(出典: ハトマークサイト)。内見時には、大浴場など共用温泉施設の稼働状況、管理費の滞納状況、賃貸化率まで踏み込んで確認したい。築40〜50年級の建物が在庫の中心である以上、建物の価値は管理の履歴でしか測れない。

マクロの逆風も直視しておきたい。伊東市の人口は2025年11月末時点で63,558人、世帯数35,699(出典: 伊東市公式サイト)。2015年度末の71,033人から約7,500人、率にして10.5%の減少で、直近も毎月の純減が続く。65歳以上の比率は2015年国勢調査時点で39.7%(出典: 静岡河川ナビ)。人口が減る街で、住戸だけが増えないという前提は置けない。

一方、土地の値段は下げ止まりの兆しを見せている。2025年の地価公示は市平均61,838円/㎡で前年比-0.54%(出典: 土地価格相場 tochi-value.com)だが、同年7月1日時点の基準地価は住宅地+0.03%、商業地+0.08%とプラスに転じた(出典: 土地代データ)。路線価も住宅地が坪11.8万円で前年比-0.3%と、下落率は年々縮小している(出典: 土地の価値 totinokati.com)。なお、津波・高潮などのハザード情報と液状化リスクの詳細は、今回のエリア調査では確認できていない。沿岸部の物件を検討するなら、自治体のハザードマップは必ず自分の目で確認してほしい。

国交省取引事例で当サービス集計を裏付ける

ここで一点、断っておきたいことがある。国土交通省の不動産取引価格情報による成約ベースの事例は、今回のエリア調査では取得できていない。以下に挙げるのはポータルサイト上の売出事例であり、成約価格ではない。

そのうえで、当サービスが集めた445件の中央値680万円と照らし合わせてみる。エリアプロフィールが記録する売出事例には、サニークレスト伊東参番館(53.75㎡・1LDK)1,000万円、第2サンライフ伊東(1989年築・伊東駅徒歩8分)平均1,032万円、ザ グラン伊豆高原(52.62㎡)1,850万〜1,950万円といった上位帯がある(出典: マンションレビュー)。一方で、フジタ第3宇佐美マンション(68.74㎡・2LDK・1988年築)395万円、ロイヤルヴュー川奈(65.96㎡・1LDK)380万円、伊豆ビューグランドハイツ2号棟280万〜307万円という下位帯も並ぶ(出典: 賃貸スタイル 中古マンション情報)。駅前の「ポレスター伊東駅前」は1,980万〜3,280万円とエリア最高水準だ(出典: マンションマーケット)。

この300万〜1,200万円の厚い層と、2,000万円超の一部突出という構図は、本集計の分布(0〜1,000万円が約75.8%、1,500〜2,000万円に58件の小さな山)とよく一致する。異なるデータソースが同じ二極構造を描いているのは、相場観として信頼してよい材料だと見る。

なお、エリアプロフィールは「売主はバブル期の購入価格を基準に強気な価格設定をしがちで、買主の実需価格とギャップが生じやすい」と指摘している(出典: ハトマークサイト)。売出価格と成約価格が離れやすい市場性を前提に、掲載価格はあくまで交渉の出発点として読みたい。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

当サービスが収集した445件を価格の上下10%で切り出すと、伊東の二極構造がさらに鮮明になる。

下位10%は境界価格180万円、43件。中央築年1975年、中央面積42.5㎡、駅徒歩は中央値21分。1970年代築の小型住戸が、駅から離れた場所に固まっている。これが伊東の「お得ゾーン」の正体だ。ただし安さの正体は旧耐震・小面積・駅遠の三重苦でもある。現金で買え、管理組合の状態を自分で見極められ、月2万円前後の固定費を払い続けられる人にとってのみ、合理的な選択肢になる。逆に言えば、週末の保養拠点として割り切れるなら、これほど初期投資の軽い選択肢は他の都市圏ではまず見つからない。

上位10%は境界価格1,700万円、43件。中央築年1990年、中央面積98.9㎡、駅徒歩は中央値8分。築年は下位層と15年しか違わないのに、面積が2.3倍、駅距離は3分の1強。つまり伊東の高値帯は「新しさ」で買われているのではなく、「広さと立地」で買われている。参考として、エリアプロフィールでは熱海市の2LDK〜3DKの中央価格帯が2,144万〜2,169万円とされており(出典: 賃貸スタイル 中古マンション情報)、本集計の伊東の上位ラインはそこに届かない。新幹線停車駅を持つ熱海との価格差は、依然として明確だ。

問題は、このゾーンのどちらを狙うにしても、出物が待ってくれないことである。本集計で掲載が終了するまでの期間は中央値42日。安めの4分の1に至っては9日で消えている。今月は新規掲載107件に対し掲載終了109件と、在庫はほぼ同じ速度で入れ替わった。445件のうち上位10%に入る物件は43件しかなく、そこに毎週数件が出入りする。週末にポータルを3つ開いて見比べる、というやり方では、9日で消える物件の半分は視界に入らない。条件を決めたら、あとは機械に見張らせるほうが確実だ。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 静岡県伊東市の中古マンションの相場はいくらですか?

当サービスが4サイトから収集した445件の集計では、価格中央値は680万円、平均は825万円です。安めの4分の1が350万円、高めの4分の1が994万円、最安層(下位5%)は105万円、最上層(上位5%)は1,980万円。㎡単価中央値は10.2万円/㎡でした。なお、これは売出時点の掲載価格であり、成約価格ではありません。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値は前月の580万円から680万円へ+17.2%の上昇でした。ただしこれは掲載物件の顔ぶれの入れ替わり(新耐震期・広めの住戸が増えたこと)を多く含みます。外部データでは、2025年7月1日時点の基準地価が住宅地+0.03%、商業地+0.08%とプラスに転じており(出典: 土地代データ)、地価は下げ止まり傾向です。一方で人口は2015年度末から10.5%減少しています(出典: 伊東市公式サイト)。短期の値動きより、管理状態と固定費で判断する市場だと見ます。

Q3. 旧耐震物件はどのくらい流通していますか?

本集計の445件のうち、1980年以前(旧耐震)は114件で25.6%でした。前月の30%から4.4ポイントの低下です。中央価格は229万円、中央築年1975年、中央面積46.9㎡。1981年6月の新耐震基準施行後(1981〜1999年)の327件が中央値880万円ですから、651万円の差がついています。融資期間が短くなりやすく、現金購入が中心になりやすい点に留意が必要です。

Q4. ㎡単価が高くなるのはどんな条件ですか?

当サービスの集計では、㎡単価中央値は全体で10.2万円/㎡です。これを上回る条件として明確なのは、1981年以降の新耐震期であること、SRC造であること(中央値960万円)、そして川奈・富戸・八幡野といった海や高原の環境価値が高い地区であることです。逆に旧耐震・鉄骨造・駅徒歩21分以上の組み合わせは、価格水準が大きく下回ります。

Q5. 駅徒歩でどのくらい価格が変わりますか?

本集計の駅徒歩帯別中央値は、徒歩1〜5分が680万円、6〜10分が880万円、11〜15分が860万円、16〜20分が350万円、21分以上が340万円です。徒歩15分までは800万円前後で横ばい、そこを越えると半分以下に落ちる段差型でした。徒歩1〜5分が6〜10分より安いという逆転も起きており、この地域では駅距離より眺望・築年・面積が価格を決めていると読めます。

Q6. 伊東市で築20年未満のマンションは見つかりますか?

当サービスが収集した445件のうち、2000〜2009年築はわずか2件、2010年以降は0件でした。エリアプロフィールでも、過去12か月の新築分譲事例は確認されておらず、新築供給自体が稀少とされています。現実的な選択肢は1981〜1999年の新耐震期(327件、中央値880万円)が中心になります。築浅を条件に入れると、候補がほぼ消える点は先に理解しておきたいところです。

Q7. 狙いの条件で静岡県伊東市の中古マンションの新着を毎日追うには?

当サービスの集計では、掲載が終了するまでの期間は中央値42日、安めの4分の1は9日でした。手作業の巡回では取りこぼしが出ます。物件ウォッチはLINEで友だち追加し「静岡県伊東市 マンション」と送るだけで監視が始まり、athome・HOME4U・LIFULL HOMES・SUUMOの4サイトを15分間隔で自動巡回して、新着・価格変更・掲載終了をLINEに通知します。予算・築年・面積・駅徒歩などの複合条件で絞り込み可能。無料プラン(24時間遅延・1監視)があり、リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額980円からです。

2026年10月のハイライトと注意点

今月の当サービス集計で最も象徴的だったのは、1K/1DKの件数が4件→13件(前月比+225%の増加)へ膨らみ、同時に中央価格が525万円→280万円へ下がったことだ。中央築年1979年、中央面積38.0㎡。旧耐震期の小型住戸がまとまって表に出たことが、最安層の厚みを一段増やした。総件数も377件→445件(+18.0%の増加)と動いているが、これらの件数変動には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があり、売り急ぎや在庫急増といった需給の結論は出せない。あわせて2点、読み方の前提を共有しておきたい。ひとつ、掲載価格は売出時点の価格であって成約価格ではないこと。ふたつ、同じ物件が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、実在する住戸数は445件より少ない可能性があること。この2点を踏まえたうえで、中央値680万円という数字を自分の予算の物差しにしてほしい。

本レポートは、物件ウォッチが 4サイト(athome, HOME4U, LIFULL HOMES, SUUMO)から自動収集した掲載データ 445件(2026-09-04 〜 2026-10-04)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

445件超の静岡県伊東市 中古マンションから条件に合う1件を

特に 新耐震 2DK/2LDK 1000万円以下, 駅徒歩15分以内, SRC造 は早く動きます。4サイトの新着を15分間隔でチェックして、LINEで即通知。
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