SRC造が5件→17件へ、宝塚の中古マンションに起きた「積み上がり」の正体 | 兵庫県宝塚市 中古マンション 中古相場分析【2026年8月版】— 1516件集計

最終更新: | 1,516件・13サイトのデータに基づく

築1975年前後の物件が1,665万円、築2004年前後が4,580万円。同じ宝塚市内、同じ「3LDK・70㎡台」でも、竣工年が四半世紀違うだけで価格は2.75倍に開く。当サービスが13サイトから収集した兵庫県宝塚市の中古マンション1516件(対象期間2026年7月6日〜8月5日)を集計すると、この街の中古マンションは単一の相場ではなく、いくつもの層が積み重なった地層のような構造をしていることが見えてくる。今月はその地層に、前月からの明確な変化が加わった。

市場サマリー

集計件数
1,516件
中央値価格
2,380万円
㎡単価中央値
28.4万/㎡
価格帯 (Q1–Q3)
1,580〜3,580万円
期間内 新規掲載
800件

兵庫県宝塚市 中古マンションの新着を見逃さない

今月の注目: 新耐震 3LDK 駅徒歩11〜15分, 品確法世代 80㎡以上, 旧耐震 1,100万円以下
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

SRC造の掲載が5件→17件、前月比+240%の急増

構造表記が明記された物件のうち、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)が前月5件から今月17件へ、+240%の増加となった。中央値は3,380万円→3,580万円(+5.9%の上昇)、中央築年1991年・中央面積87.08㎡と、やや大型で新耐震世代の顔ぶれだ。ただしサンプルは少なめなので傾向として見る程度に留めたい。また件数の増加には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があり、需給の変化と即断はできない。

駅徒歩11〜15分帯が141件→214件、+51.8%の増加

今回のデータで最も実務的に効くのがこれだ。駅から徒歩11〜15分の帯が141件→214件へ+51.8%の増加、中央値も1,790万円→2,180万円と+390万円(+21.8%の上昇)。㎡単価中央値は27.75万円/㎡で、徒歩1〜5分帯の42.45万円/㎡を大きく下回る。推測だが、駅近の高値帯に手が届かない層の選択肢が一段厚くなった可能性がある(確証なし)。件数変動には収集範囲の変動を含む可能性があります。

RC造も20件→38件へ、+90%の増加

構造明記のRC造(鉄筋コンクリート造)は20件→38件で+90%の増加。中央値2,764.5万円(前月2,739.5万円、+0.9%の上昇)と価格はほぼ横ばいで、増えたのは「件数」だけという読み方になる。中央築年1997年、中央面積78.065㎡。構造情報が記載された物件が増えたことで比較材料が増えたのは、買い手にとっては素直にプラスだ。ここでも件数の動きには当サービスの収集範囲の変動が含まれ得る点を添えておく。

兵庫県宝塚市 中古マンションの中古市場の輪郭(当サービス集計)

集めた1516件はどんな顔をしているか

当サービスが13サイトから収集した兵庫県宝塚市の中古マンションは、対象期間(2026年7月6日〜8月5日)で1516件。掲載元の内訳はSUUMOが570件、athomeが266件、LIFULL HOMESが263件、センチュリー21が153件、三井のリハウスが94件と続き、この主要5サイトで大半を構成する。同じ物件が複数サイトに載っている場合はそれぞれ1件として数えているため、実在する部屋数そのものではない点はあらかじめ置いておきたい。

価格はどこに集中しているか

価格中央値は2,380万円。平均は2,775万円で、中央値より約400万円高い。これは高値の裾を長く引いた分布の典型で、実際に最大値は2億788万円、最小値は240万円と、同じ市内で80倍以上の開きがある。安めの4分の1のラインは1,580万円、高めの4分の1は3,580万円。最安層(下位5%)は780万円、最上層(上位5%)は5,780万円だ。

価格帯の刻みで見ると、2,000〜2,500万円が261件で最も厚く、1,500〜2,000万円が243件、1,000〜1,500万円が234件。つまり1,000万円台後半から2,000万円台前半に、当集計の物件の約半分が集まっている。一方で4,500〜5,000万円に95件という小さな山もあり、これは築2000年代以降の物件群が作る「第二のピーク」と読める。㎡単価中央値は28.4万円/㎡。前月の27.49万円/㎡から+0.93万円/㎡の上昇となった。

掲載開始と掲載終了の動き

当集計の期間中、新たに掲載が始まったのは800件、掲載が終了したのは641件。週次で見ると7月27日週が新規279件と最も多く、7月20日週は掲載終了165件が新規112件を上回った。掲載が終了するまでの日数は中央値9日(下位の目安7日、高めの目安16日)。掲載終了は成約以外の理由(取り下げ・情報整理)でも起こるため理由は特定できないが、「見つけてから考える」だけでは間に合わない速度で表が入れ替わっているのは確かだ。

築年帯別の相場と価格の断層

兵庫県宝塚市の中古マンションには、はっきりとした築年の断層がある。それは緩やかな坂ではなく、崖に近い。

築年帯ごとの中央価格

当サービスが収集した1516件を竣工年で切り分けると、次のようになる。

築年帯ごとの中央価格
築年帯 件数 中央価格 中央面積 ㎡単価中央値
1980年以前(旧耐震) 406件 1,665万円 70.02㎡ 22.81万円/㎡
1981〜1999年(新耐震) 715件 2,250万円 78.79㎡ 25.52万円/㎡
2000〜2009年(品確法) 320件 4,580万円 81.76㎡ 52.885万円/㎡
2010〜2019年 51件 4,880万円 80.46㎡ 64.61万円/㎡
2020年以降 18件 5,480万円 63.88㎡ 85.79万円/㎡

2020年以降はサンプルが少なめなので傾向として見る程度に留めたいが、それでも階段の形は明瞭だ。

節目の前後で何が起きているか

最大の崖は1999年と2000年の間にある。新耐震世代(1981〜1999年)の中央値2,250万円から、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律、2000年4月施行で10年間の瑕疵保証が義務化)世代の4,580万円へ、+2,330万円。㎡単価でも25.52万円/㎡から52.885万円/㎡へと大きく上回る水準に跳ぶ。面積差はわずか約3㎡しかないので、この差は広さでは説明できない。

一方、1981年6月施行の新耐震基準の境界は、旧耐震1,665万円→新耐震2,250万円の+585万円。崖というより段差だ。件数では旧耐震406件・新耐震715件で、この2つの世代だけで当集計の約74%を占める。宝塚市の中古マンションストックの主戦場は依然として20世紀築なのだ。

重ね合わせてみると、さらに面白い。旧耐震世代の3LDKは108件・中央値1,780万円だが、同世代の4LDK以上は38件・1,380万円と、広いほうが安い。対して品確法世代では3LDK183件・4,599万円、4LDK以上30件・4,780万円と素直に広い方が高い。仮説として、旧耐震の大型住戸は郊外の団地型立地に多く、面積プレミアムが立地ディスカウントに食われている可能性がある(確証なし)。構造で見ると、新耐震世代のSRC造10件・中央値3,930万円がRC造16件・2,649万円を上回っており、大型・高層系の物件が価格を押し上げている構図が読める。いずれも少数の参考値として扱いたい。

旧耐震の比率とその重み

当集計における旧耐震比率は26.8%(406件)。前月の24.4%から2.4ポイント上昇した。4件に1件以上が1981年6月以前の建築ということになる。旧耐震は住宅ローンの融資年数が短く設定されやすく、金融機関によっては審査自体が慎重になる。地震保険料率でも建築年割引の対象外となるため、月々の総支出は表示価格の差より縮む場合がある。「築40年だから旧耐震」という判定は誤りで、たとえば1985年築なら新耐震だ。竣工年月で確認するのが唯一の正解である。

間取り・構造別の相場

3LDKの中央値は2,680万円。ところが同じ宝塚市内で2DK/2LDKは1,980万円、4LDK以上は2,880万円。広さで700〜900万円動く一方、㎡単価では3LDKが最も高い——という、少しねじれた構図になっている。

主要間取りの顔ぶれ

当サービスが収集した1516件を間取りで分けると、次のとおり。

主要間取りの顔ぶれ
間取り 件数 中央価格 中央築年 中央面積 ㎡単価中央値
1LDK 16件 1,480万円 1977年 51.22㎡ 26.71万円/㎡
2DK/2LDK 183件 1,980万円 1983年 67.8㎡ 26.73万円/㎡
3LDK 558件 2,680万円 1995年 77.59㎡ 35.73万円/㎡
4LDK以上 181件 2,880万円 1987年 91.5㎡ 29.18万円/㎡

3LDKが558件で圧倒的な主力。中央築年1995年と最も若く、㎡単価も35.73万円/㎡で最高値だ。1LDKは16件と少なめなので傾向として見る程度に留めるが、中央築年1977年・51.22㎡という顔つきからは、単身向け新築供給というより旧来型の小型住戸が中心と読める。

注目したいのは4LDK以上の前月比だ。中央値2,280万円→2,880万円で+600万円(+26.3%の上昇)、件数も151件→181件へ+19.9%の増加。中央築年1987年・91.5㎡と広いのに㎡単価は29.18万円/㎡と3LDKを下回る。仮説として、駅から距離のある大型住戸の掲載が増え、価格レンジの上側に厚みが出たと解釈できるかもしれない(確証なし)。件数の変動には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があります。

構造別の相場

構造表記が取れた物件は限られるが、傾向は読める。RC造38件が中央値2,764.5万円・中央築年1997年・78.065㎡、SRC造17件が3,580万円・1991年・87.08㎡、鉄骨造6件が1,035万円・1975年・52.795㎡。鉄骨造は少数の参考値として押さえるにとどめたい。

SRC造は柱・梁に鉄骨を組み込んだ構造で、より大きなスパンや高層化に向く。当集計でも中央面積87.08㎡とRC造より約9㎡広く、㎡単価43.64万円/㎡はRC造の35.35万円/㎡を上回る。遮音性・耐久性の面で評価されやすい一方、解体費が高く将来の建替え議論では不利に働くという見方もある。旧耐震世代の鉄骨造は、断熱・遮音の水準が現代基準と大きく異なる場合があり、内見時の体感チェックが効くゾーンだ。

タワー・大型物件の位置づけ

宝塚市では、宝塚南口駅徒歩1〜2分の大型タワー「ジオタワー宝塚グランレジス」南棟(322戸、2026年2月竣工)・北棟(316戸、2025年2月竣工)が、売買相場7,996万〜1億1,754万円のレンジで参照されている(出典: kuramore.jp)。当サービス集計の上位5%ラインが5,780万円であることを踏まえると、この価格帯は当集計の分布のさらに上に位置する別レイヤーだ。実際、価格帯の刻みでも1億円超は7件しかない。

一方、築10年未満・70㎡台・駅徒歩15分以内の過去3年平均成約価格は3,234万円、築10〜20年で2,589万円というエリア側の集計もある(出典: wills.co.jp)。当サービス集計の品確法世代中央値4,580万円との差は、対象の切り方(成約か掲載か、面積・駅距離の絞り込み)が違うことによるもので、単純比較はできない。修繕積立金・管理費の相場については、エリア概要でも公開情報未確認のため、個別の管理組合資料での確認が必須だ。

立地軸でみる相場(駅徒歩・エリア内の偏り)

意外なのは、駅から遠いほうが必ず安いとは限らない、という点だ。

当サービスが収集した1516件を駅徒歩帯で切ると、徒歩1〜5分が417件・中央値3,180万円(㎡単価42.45万円/㎡)、6〜10分が476件・2,780万円(37.07万円/㎡)、11〜15分が214件・2,180万円(27.75万円/㎡)、16〜20分が83件・1,680万円(22.81万円/㎡)。ここまでは素直な右肩下がりだ。ところが21分以上は58件・1,835万円(22.74万円/㎡)と、16〜20分帯より中央値が+155万円高い。中央面積77.59㎡と16〜20分帯の74.17㎡より広く、㎡単価はほぼ同水準。つまり「駅から遠い代わりに広い」物件が価格を押し上げている構図と読める。

前月比では、徒歩1〜5分帯が3,380万円→3,180万円と−5.9%(200万円の下落)、21分以上が1,964万円→1,835万円と−6.6%。逆に11〜15分帯は+21.8%の上昇、16〜20分帯は1,480万円→1,680万円と+13.5%の上昇。真ん中の帯が持ち上がり、両端が緩んだ一か月だったと言える。

町丁別の濃淡

本集計で件数の多い地区を並べると、価格の地層はもっと立体的になる。栄町137件・中央値4,599万円(㎡単価58.765万円/㎡、中央築年2001年)と武庫川町130件・4,399万円(51.51万円/㎡、2005年)が突出して高く、梅野町59件・4,690万円(47.535万円/㎡)が続く。梅野町は前述のタワー所在地でもある。

対照的に、中山五月台60件は中央値780万円・㎡単価10.3万円/㎡、逆瀬台113件は1,680万円・17.71万円/㎡、すみれガ丘121件は1,980万円・20.595万円/㎡(中央面積85.5㎡)。中山五月台と栄町の差は㎡単価で約5.7倍。同じ市内とは思えない開きだ。地形的な高低差と駅距離、そして築年の違いが重なった結果と見える。

エリア概要側では、2025年公示地価の住宅地平均が158,418円/㎡(前年比+2.00%の上昇)、商業地平均298,000円/㎡(+2.93%の上昇)、最高地点は栄町2-2-2の517,000円/㎡とされている(出典: tochidai.info)。当サービス集計で栄町の㎡単価が最も高いことと、地価の最高地点が栄町であることは方向として一致する。なお、住民の口コミベースでは「宝塚南口が衰退する一方、宝塚駅周辺は賑やかに充実してきた」という評価も見られ(出典: wills.co.jp)、同じ市内でも駅ごとの商業集積の明暗が資産性評価に影響しうる点は頭に入れておきたい。

リスク要素と注意ポイント

数字の裏側には、必ず「借りられるか」「保険が下りるか」という現実がある。

当サービスが収集した1516件のリスク要素の比率を見ると、旧耐震が406件・26.8%。再建築不可0件、借地権0件、告知事項0件と、これら3項目は当集計内では検出されていない。ただしこれは「宝塚市に存在しない」という意味ではなく、掲載情報に明示的な記載がなかったものが集計に反映されていない可能性がある点に注意したい。マンションという性質上、再建築不可・借地権の該当が少ないのは自然でもある。

実務上、最大の関門は旧耐震の26.8%だ。1981年6月施行の新耐震基準より前の建築物は、金融機関の融資期間が短く設定されやすく、フラット35等の適合証明の取得ハードルも上がる。地震保険では建築年割引(1981年6月以降の建築で適用)が使えないため、保険料の負担が継続的に重くなる。当集計の旧耐震中央値は1,665万円、新耐震(1981〜1999年)が2,250万円で価格差は+585万円だが、35年の総支払いで見れば融資条件と保険料の差がこのギャップを埋めてしまう場合がある。表示価格の安さだけで判断できないゾーンだ。

前月比では旧耐震の比率が24.4%→26.8%へ2.4ポイント上昇し、件数も275件→406件と+47.6%の増加となった。ただしこの増加には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があり、旧耐震物件の売却が実際に増えたと断定はできない。推測だが、選択肢が増えたことで買い手側の交渉余地が広がっている可能性はある(確証なし)。

立地固有のチェックポイント

エリア概要では、武庫川沿いの立地は景観面での魅力が住民評価で高い一方、河川近接エリアは水害リスクの観点でハザードマップの確認が推奨されるとされている(出典: wills.co.jp)。当サービス集計で㎡単価上位の武庫川町(51.51万円/㎡)が河川名を冠する地区であることを踏まえると、価格の高いゾーンほどハザード確認の実務価値が高いという見方もできる。なお、宝塚市の洪水・高潮ハザードマップの具体的な浸水想定区域指定、および液状化リスクについては、エリア概要でも公開情報未確認のため、市の公式マップで各自確認する必要がある。用途地域比率・建ぺい率・容積率の典型値、空き家対策や子育て支援住宅補助といった市独自制度の詳細も同様に未確認だ。管理面では、修繕積立金の水準と長期修繕計画の更新状況が旧耐震・築古物件では特に重要になる。これらは掲載情報だけでは判断できず、重要事項調査報告書での確認が前提となる。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

同じ市内で、1,100万円以下と4,880万円以上。この2つの世界の住人はまったく違う顔をしている。

下位10%層——1,100万円以下の151件

当サービス集計の下位10%の境界価格は1,100万円。この層の中央属性は築1980年前後、66.01㎡、駅徒歩10分。意外なのは、駅から極端に遠いわけではないことだ。徒歩10分圏で66㎡が1,100万円以下という水準は、当集計の㎡単価中央値28.4万円/㎡から見ても明確に安い。前月の境界価格980万円から+120万円(+12.2%の上昇)と、この層は底が上がっている。

向くのは、旧耐震の融資条件を受け入れられる現金比率の高い買い手、あるいは管理状態と修繕計画を自分で読み込める経験者だ。中山五月台(60件・中央値780万円)や逆瀬台(113件・1,680万円)のような団地型ストックが厚い地区が、このゾーンの供給源になっていると見える。ちなみに旧耐震世代の利回り中央値は7.02%だが、これは掲載情報から算出できた限られた物件の値であり、参考値として扱いたい。

上位10%層——4,880万円以上の151件

上位10%の境界価格は4,880万円。中央属性は築2008年前後、88.23㎡、駅徒歩5分。前月の4,980万円から−100万円(−2.0%)とわずかに下がった。築年・面積・駅距離の3拍子が揃っており、要するに「品確法以降・大型・駅近」という三条件が上位層のパスポートになっている。栄町(137件・4,599万円)、武庫川町(130件・4,399万円)、梅野町(59件・4,690万円)がこのゾーンの中心地だ。

向くのは、住み替え原資がある層、あるいは資産性を優先して立地を買う層。最上層(上位5%)の5,780万円を超えると件数は急速に細り、1億円超は当集計で7件しかない。

中央値9日で入れ替わる表を追う

ここで冷徹な数字を一つ。当サービス集計での掲載終了までの日数は中央値9日、下位の目安が7日、高めの目安が16日。対象期間の30日間で新規掲載800件、掲載終了641件。つまり月に800件が現れ、641件が消える表を、人力で毎日眺め続けるのは現実的ではない。しかも今月は駅徒歩11〜15分帯が+51.8%の増加、SRC造が+240%の増加と、狙い目の所在が月単位で動く。この記事のデータそのものが、13サイトを自動巡回して差分を取り続けるエンジンから出力されている——という事実が、追跡を自動化する必然性をいちばん端的に示している。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. 兵庫県宝塚市 中古マンションの中古相場はいくらですか?

当サービスが13サイトから収集した1516件(2026年7月6日〜8月5日)の集計では、価格中央値は2,380万円、平均は2,775万円です。安めの4分の1のラインが1,580万円、高めの4分の1が3,580万円、最安層(下位5%)が780万円、最上層(上位5%)が5,780万円。㎡単価中央値は28.4万円/㎡です。最小240万円から最大2億788万円まで幅が広いため、築年帯と地区で相場を絞り込んでから比較することをおすすめします。

Q2. いま宝塚市の中古マンションは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値が前月の2,250万円から2,380万円へ+5.8%の上昇、㎡単価中央値も27.49万円/㎡から28.4万円/㎡へと上向きました。一方で高めの4分の1のラインは3,767.5万円→3,580万円と下がり、上位10%の境界も4,980万円→4,880万円へ。つまり中位以下が押し上がり、高価格帯はやや緩んだ一か月です。掲載件数も1516件と前月比+34.3%の増加で選択肢は増えていますが、この件数変動には当サービスの収集範囲の変動を含む可能性があります。買い時の断定は避け、狙いの築年帯・地区に絞った価格推移を継続的に見ることが現実的です。

Q3. 旧耐震物件の流通量はどれくらいですか?

当サービスの集計では、1981年6月以前の建築(旧耐震)は406件で全体の26.8%を占めます。前月の24.4%から2.4ポイント上昇しました。中央価格は1,665万円、中央面積70.02㎡、㎡単価中央値22.81万円/㎡。新耐震(1981〜1999年)の2,250万円と比べると+585万円安い水準です。ただし旧耐震は融資期間が短くなりやすく、地震保険の建築年割引も使えないため、総支出では価格差が縮む場合があります。なお築年数ではなく竣工年月での判定が必須で、1985年築なら新耐震です。

Q4. ㎡単価が高くなるのはどんな条件ですか?

当サービスの集計では、築年帯別の㎡単価中央値は1980年以前が22.81万円/㎡、1981〜1999年が25.52万円/㎡、2000〜2009年が52.885万円/㎡、2010〜2019年が64.61万円/㎡、2020年以降が85.79万円/㎡。2000年の品確法を境に一段跳ねます。駅徒歩では1〜5分が42.45万円/㎡で最高。地区別では栄町58.765万円/㎡、武庫川町51.51万円/㎡、梅野町47.535万円/㎡が上位です。間取りでは3LDKが35.73万円/㎡で最も高く、4LDK以上(29.18万円/㎡)を上回ります。

Q5. 駅からの距離で価格はどれくらい変わりますか?

当サービスの集計では、駅徒歩1〜5分が417件・中央値3,180万円、6〜10分が476件・2,780万円、11〜15分が214件・2,180万円、16〜20分が83件・1,680万円。1〜5分と16〜20分では1,500万円の差があります。ただし21分以上は58件・1,835万円で16〜20分帯より高く、中央面積77.59㎡と広めであることが影響していると読めます。今月は11〜15分帯が前月比+51.8%の増加で件数が厚くなり、中央値も+21.8%の上昇となりました。

Q6. 宝塚市内で価格差が大きいのはどの地区ですか?

当サービスの集計で件数上位の地区を比べると、最も高いのは栄町の中央値4,599万円(㎡単価58.765万円/㎡、中央築年2001年)、最も安いのは中山五月台の780万円(10.3万円/㎡、中央築年1981年)。㎡単価では約5.7倍の開きがあります。武庫川町4,399万円、梅野町4,690万円が高値側、逆瀬台1,680万円、すみれガ丘1,980万円が安値側です。エリア概要では2025年公示地価の最高地点が栄町2-2-2の517,000円/㎡とされており(出典: tochidai.info)、当サービス集計の地区序列と方向は一致しています。

Q7. 狙いの条件で兵庫県宝塚市 中古マンションの新着を毎日追うにはどうすればいいですか?

当サービスの集計では、掲載終了までの日数は中央値9日、下位の目安は7日です。月に800件が新たに掲載され641件が消える速度なので、手動巡回では取りこぼしが出ます。LINEで「物件ウォッチ」を友だち追加し、「兵庫県宝塚市 マンション」と送るだけで監視が始まります。この記事の元データと同じ13サイト(athome、センチュリー21、大京穴吹不動産、大和ハウス、HOME4U、LIFULL HOMES、カチタス、東急リバブル、ノムコム、ピタットハウス、三井のリハウス、住友ステップ、SUUMO)を15分間隔で自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。エリア・カテゴリ・予算・築年・面積・利回りなどの複合条件で絞り込み可能。無料プラン(24時間遅延・1監視)があり、有料はリアルタイム通知やAI分析付きで月額980円からです。

2026年8月のハイライトと注意点

今月最大の発見は、価格ではなく「厚みの移動」だった。当サービスが13サイトから収集した1516件で、駅徒歩11〜15分帯が141件→214件(+51.8%の増加)、中央値も1,790万円→2,180万円(+21.8%の上昇)。構造明記のSRC造は5件→17件(+240%の増加)。真ん中の帯に選択肢が積み上がり、逆に徒歩1〜5分帯は中央値3,380万円→3,180万円と緩んだ。駅近を追いかけるより、11〜15分圏で広さと築年を取りにいく——という戦略が数字の上では成立しやすい一か月だったと読める。

ただし2点、必ず添えておきたい。1つ目、本集計の価格は売出時点の掲載価格で、実際の成約価格ではありません。2つ目、同一物件が複数サイトに掲載されている場合はそれぞれ1件として数えているため、件数は実在住戸数と一致しません。件数の前月比+34.3%の増加にも、当サービスの収集範囲の変動が含まれる可能性があります。

本レポートは、物件ウォッチが 13サイト(athome, センチュリー21, 大京穴吹不動産, 大和ハウス, HOME4U, LIFULL HOMES, カチタス, 東急リバブル, ノムコム, ピタットハウス, 三井のリハウス, 住友ステップ, SUUMO)から自動収集した掲載データ 1516件(2026-07-06 〜 2026-08-05)を集計した分析です。日本の不動産市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。物件の購入判断は必ずご自身の調査と専門家への相談のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

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※ この記事のデータは物件ウォッチがathome・センチュリー21・大京穴吹不動産・大和ハウス・HOME4U・LIFULL HOMES・カチタス・東急リバブルなど13サイトを横断して収集した2026年8月5日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。現在掲載中の注目物件20件は 兵庫県宝塚市 中古マンションの注目物件一覧 から確認できます。