物件ウォッチ

愛知県名古屋市千種区 中古マンション 相場レポート 2026年6月第4週

集計期間: 2026-06-21 〜 2026-06-27 | 発行日: 2026-06-29

前週日曜〜土曜 (JST) のデータを集計し、毎週日曜朝に自動発行している。

新着件数が前週比73.0%の大幅減となり84件に落ち込んだことが今週の最重要変化である。掲載中物件は1517件と前週から26件減少し、需給バランス比も0.71へと急速に悪化した。一方、掲載中全体の価格中央値は2999万円(前週2980万円)、㎡単価中央値は36.9万円/㎡(前週36.5万円/㎡)と小幅な上昇にとどまっており、相場への顕著な影響は未発生である。流動性の面では、終了物件が価格中央値1899万円と在庫全体の2999万円より大幅に低い水準であり、築古かつ低価格帯の物件が活発に流動している一方で、新着物件も同様に低価格帯(中央値2490万円)の出品が中心となっており、新規供給の質的な低下が見られる。

主要指標 (前週比)

価格・㎡単価・利回りの中央値は掲載中物件全体 (週末時点) から算出 — 数千件サンプルで安定した相場代表値。

新着件数
84件
▼ -227件 (-73.0%)
掲載終了件数
119件
▲ +3件 (+2.6%)
※前週値は発行後の遅延検知により 222件→116件 に改定
掲載中物件数(週末時点・在庫全体)
1517件
▼ -26件 (-1.7%)
※前週値は発行後の遅延検知により 1442件→1543件 に改定
価格中央値(掲載中全体)
2999万円
▲ +19万円 (+0.6%)
㎡単価中央値(掲載中全体)
36.9万円/㎡
▲ +0.4万円/㎡
利回り中央値(掲載中全体)
n=2
需給バランス比(新着 / 掲載終了)
0.71
▼ -1.98
掲載期間(終了物件・観測ベース)
13日 平均
中央値 16日
▲ +7日 (+119.0%)
良い物件の動く速さ(早く動いた上位10%)
約1.3日
で掲載終了

過去の推移 (直近4週)

過去の週次レポート公表値からの推移。監視対象の追加・整理を含むため、件数の段差は観測網の変化を含む場合がある。

価格中央値 (掲載中全体)

273428342935303631372026-06-06: 3090万円2026-06-13: 2780万円2026-06-20: 2780万円2026-06-27: 2999万円6/66/136/206/27週 (週末日付)万円

掲載中物件数 (週末時点)

6879211156139116252026-06-06: 795件2026-06-13: 1348件2026-06-20: 1442件2026-06-27: 1517件6/66/136/206/27週 (週末日付)

新着件数

491252002753512026-06-06: 114件2026-06-13: 316件2026-06-20: 311件2026-06-27: 84件6/66/136/206/27週 (週末日付)

直近4週の主要値

直近4週の価格中央値・掲載中物件数・新着件数
週末価格中央値掲載中新着
2026-06-063090万円795件114件
2026-06-132780万円1348件316件
2026-06-202780万円1442件311件
2026-06-272999万円1517件84件

価格レンジと分布 (掲載中物件全体)

週末時点で掲載中の物件 1517件を対象とした相場分布。新着のみ集計と異なりサンプル数が多く、安定した代表値となる。
※ 各分布は外れ値 (価格・面積・㎡単価・利回りの上下5%、築年は古い側5%、徒歩90分超) を除外したロバスト統計。サンプル20件未満の項目はトリミング非適用。

下位25% (Q1)
1899万円
中央値
2999万円
上位25% (Q3)
4280万円
平均
3332万円
サンプル
1321件
0731462192920–1000万円: 95件1000–2000万円: 290件2000–3000万円: 292件3000–4000万円: 272件4000–5000万円: 171件5000–6000万円: 84件6000–7000万円: 41件7000–8000万円: 43件8000–9000万円: 18件9000–10000万円: 15件Q1中央値Q304000800010000価格 (万円)

価格 (万円) を横軸、掲載件数を縦軸とした分布。Q1・中央値・Q3を点線で表示。

㎡単価分布 (掲載中物件全体)

06512919425810.0–20.0万円/㎡: 139件20.0–30.0万円/㎡: 258件30.0–40.0万円/㎡: 225件40.0–50.0万円/㎡: 181件50.0–60.0万円/㎡: 86件60.0–70.0万円/㎡: 96件70.0–80.0万円/㎡: 60件80.0–90.0万円/㎡: 35件90.0–100.0万円/㎡: 29件100.0–110.0万円/㎡: 26件110.0–120.0万円/㎡: 4件Q1中央値Q310.050.090.0120.0㎡単価 (万円/㎡)

専有面積で正規化した単価の分布。広さの違いを除外した相場帯が把握できる。中央値 36.9万円/㎡ (n=1139)。

築年帯別の価格と分布 (掲載中物件全体)

築年バンド別 中央価格

築年バンド別 中央価格
築年中央価格サンプル
1979年以前1480万円295件
1980年〜2008年3098万円681件
2009年以降4598万円315件

築年帯別 掲載件数

0119239358477〜1980年(旧耐震): 401件 (27.4%)401〜1980年(旧耐震)1981〜1999年: 477件 (32.6%)4771981〜1999年2000〜2009年: 259件 (17.7%)2592000〜2009年2010年〜: 328件 (22.4%)3282010年〜築年帯

築年 × 価格 散布図

02495499074859980価格 (万円)1971199020092026築年

面積帯別の価格と分布 (掲載中物件全体)

面積バンド別 中央価格

面積バンド別 中央価格
面積中央価格サンプル
〜68㎡1598万円252件
68㎡〜87㎡2980万円546件
87㎡〜3980万円264件

面積 × 価格 散布図

02495499074859980価格 (万円)386591117面積 (㎡)

駅徒歩の分布と頻出最寄り駅 (掲載中物件全体)

最寄り駅徒歩分(分)別 掲載件数

01132273404531〜3分: 209件 (14.2%)2091〜3分4〜7分: 453件 (30.8%)4534〜7分8〜10分: 263件 (17.9%)2638〜10分11〜15分: 427件 (29.0%)42711〜15分16分以上: 120件 (8.2%)12016分以上最寄り駅徒歩 (分)

徒歩バンド別 件数と中央価格

徒歩バンド別の掲載件数と価格中央値
駅徒歩掲載件数構成比中央価格
1〜3分209件14.2%4190万円
4〜7分453件30.8%3199万円
8〜10分263件17.9%3980万円
11〜15分427件29.0%2690万円
16分以上120件8.2%1899万円

頻出最寄り駅 TOP10

頻出最寄り駅 TOP10
最寄り駅掲載件数構成比中央価格
覚王山駅344件24.0%3480万円
本山駅192件13.4%3490万円
今池駅126件8.8%2200万円
池下駅123件8.6%4180万円
東山公園駅121件8.4%3999万円
自由ヶ丘駅95件6.6%2680万円
茶屋ヶ坂駅89件6.2%2498万円
茶屋ケ坂駅59件4.1%2299万円
自由ケ丘駅53件3.7%2799万円
吹上駅49件3.4%3680万円

中央価格はサンプル5件以上のエントリのみ表示。

建物構造と間取りの分布 (掲載中物件全体)

建物構造

建物構造の分布
構造掲載件数構成比
RC41件82.0%
SRC8件16.0%
鉄骨1件2.0%

間取り

間取りの分布
間取り掲載件数構成比中央価格
3LDK450件47.8%3590万円
2LDK229件24.3%3180万円
4LDK100件10.6%3630万円
1LDK66件7.0%3180万円
3DK15件1.6%550万円
1K14件1.5%1940万円
3SLDK13件1.4%3490万円
5LDK12件1.3%3780万円

流動性の特徴 — 新着・掲載終了・在庫の比較

今週新たに登場した物件 (新着) と退出した物件 (掲載終了) の特徴を、市場全体 (掲載中物件) と比較する。在庫より終了物件の築年が古ければ「築古層が早く動いている」、新着の㎡単価が在庫より高ければ「新規供給は割高傾向」など、流動の偏りを読み取れる。

流動性の特徴 — 新着・掲載終了・掲載中の比較
項目 新着 (n=84) 掲載終了 (n=119) 掲載中全体 (n=1517)
価格中央値 2490万円 1899万円 2999万円
㎡単価中央値 33.7万円/㎡ 26.1万円/㎡ 36.9万円/㎡
築年中央値 1991年 1990年 1997年
面積中央値 73.7㎡ 74.5㎡ 76.5㎡
駅徒歩中央値 10分 7分 8分
平均掲載期間 (終了物件のみ) 13日

価格帯別の掲載期間 (終了物件)

価格帯別の掲載期間中央値
価格帯掲載期間中央値サンプル
〜1698万円16日20件
1698万円〜2480万円16日41件
2480万円〜11日20件

今週の掲載終了物件を価格の四分位 (Q1/Q3) で3分割し、各帯の観測ベース掲載期間中央値を示す。どの価格帯が速く動いているかの目安。

今週の注目

今週の新着・掲載終了から機械抽出した個体。極端な外れ値 (相場中央値の0.3倍未満等) は除外している。掲載終了個体はすでに閲覧できないためリンクは表示しない。

最安㎡単価の新着
🔗 カーサ第8大和 3階 4DK
980万円・12.5万円/㎡・78.3㎡・1979年築・徒歩13分
今週の即終了
グランドメゾン上野公園
1899万円・1986年築・徒歩13分・掲載2日で終了

新着の発見元サイト TOP5

今週の新着物件 84件をどの不動産サイトで初めて観測したかの内訳。同一物件が複数サイトに掲載されている場合は最初に観測したサイトを発見元として集計している。

新着の発見元サイト
サイト新着数構成比
athome23件27.4%
SUUMO20件23.8%
LIFULL HOMES16件19.0%
HOME4U16件19.0%
ノムコム3件3.6%

相場の見方 — よくある質問

中央値とは何ですか?

対象データを安い順に並べた時、ちょうど真ん中に位置する値。極端な高値・安値の影響を受けにくく、相場の典型値を把握する指標として使われる。平均値と異なり外れ値に引っ張られない点が特徴である。

Q1 (下位25%)・Q3 (上位25%) とは何ですか?

全データを安い順に並べた時の下位25%地点の値がQ1、上位25%地点の値がQ3。Q1からQ3の間 (中央50%レンジ) を見ることで、極端な物件を除いた中心的な価格帯がわかる。

㎡単価とは何ですか?

物件価格を専有面積 (㎡) で割った値。広さの異なる物件を統一指標で比較するために用いる。同エリアでも築年・最寄り駅・間取りで単価は変動する。

「相場」と「流動性の特徴」はどう違いますか?

「相場」セクション (価格分布や築年帯別中央価格など) は週末時点の掲載中物件全体を集計対象としており、その地域の市場水準を表す。これに対し「流動性の特徴」セクションは、その週に新たに登場した物件 (新着) と退出した物件 (掲載終了) の特徴を在庫全体と比較し、どの層が動いているかを示す。

「掲載期間」とは何ですか?

本サービスが当該物件を初めて観測した時点から、掲載終了として観測されるまでの経過日数。サイト側の物件掲載開始時刻は公開されていないため、本指標は実際の市場滞留期間より短く出る傾向がある。前週比 (WoW) や同種slug間の相対比較・流通速度のトレンド指標として参照されたい。

「良い物件の動く速さ (上位10%)」とは何ですか?

当該エリアで掲載終了した物件のうち、掲載から終了までが特に短かった上位10%の平均掲載期間 (実測)。良い条件の物件ほど早く動く傾向を示す目安で、日次更新。サンプルが少ないエリアでは表示されない。

需給バランス比とは何ですか?

新着件数を掲載終了件数で割った比率。1.0を超えると新着が掲載終了を上回り供給増、1.0を下回ると掲載終了が上回り在庫減少傾向を示す。市場の在庫圧力を測る目安となる。

週次回転率とは何ですか?

週内の掲載終了件数を週末時点の掲載中物件数で割った値 (パーセント表示)。市場の流通速度を示す目安で、値が高いほど物件が短期間で動いていることを意味する。

「掲載中物件数 (週末時点)」とは何を集計したものですか?

本サービスが対象不動産サイトを巡回して把握している、週末時点で各サイトに掲載されていた物件の合計数。市場全体の在庫量ではなく、当サービスが収集対象としている物件群の規模を示す。

このレポートのデータはどこから集めていますか?

SUUMO・athome・HOMES・楽待・健美家など主要不動産サイトを15分間隔で自動巡回し、新着掲載と掲載終了を観測している。物件のサイト掲載開始時刻はサイト側が公開していないため、観測時刻を基準に集計する。

掲載終了 = 売却ですか?

掲載終了は売却に限らず、価格改定・サイト切替・売主による取り下げなど複数の要因を含む。市場活動全体の動きを示す指標として参照されたい。

「今週の価格改定」はどう数えていますか?

同一掲載URLで掲載終了と新着が同じ週に観測され、タイトルが一致し価格だけが変わったものを価格改定として検出している。価格改定は掲載終了+新着に重複計上されるため、掲載終了件数・新着件数にはそれぞれ含まれている。

外れ値はどう扱われていますか?

中央値・Q1・Q3・分布図・散布図は、各メトリクスについてロバストトリミングを適用した値を表示している。具体的には、価格・面積・㎡単価・利回りは上下5%、築年は古い側のみ5%、駅徒歩は90分超を除外する (サンプル20件未満の場合はパーセンタイル除外を適用しない)。事前に物件単位で明らかな入力エラー (㎡単価1000万円/㎡超など) も除外しており、二段階で外れ値の影響を抑えている。バケット別シェア (築年帯・徒歩分) は構成把握のため生分布のまま表示する。

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※ 月次レポートとは集計方式が異なります (週次=物件単位・週末断面 / 月次=掲載単位・30日窓)。同じ指標名でも数値は一致しません。

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